市政をひらく安中市民の会・市民オンブズマン群馬

1995年に群馬県安中市で起きた51億円詐欺横領事件に敢然と取組む市民団体と保守王国群馬県のオンブズマン組織の活動記録

女性市議の解職を問う草津町の住民投票・・・投票率53%、賛成92%が示す時代錯誤の民主度ガラパゴス化

2020-12-07 12:55:00 | 国内外からのトピックス
■西の由布院、北の登別を凌ぐ全国的な知名度を誇る温泉地の草津温泉には昨年度宿泊客と日帰り客合計で約327万人が訪れました。強酸性で高温の草津温泉は皮膚病に効能があるということで、昔から湯治場として栄えてきました。この草津温泉で成り立つ人口約6200人の草津町ですが、12月6日に投開票された、12人で構成される同町議会で唯一の女性町議に対する解職請求への賛否を問う住民投票の結果、圧倒的多数の賛成で女性町議は失職となりました。

草津町役場3階の町長室の入口。この事件でよほど懲りたのか、ドアは開けっ放し。「町長在室」の札が掛かっており、中を覗くと黒岩町長がひとり在席していて何やら執務中だったため、声をかけそびれた。2020年6月25日10:50撮影。

 今回の住民投票は、新井祥子町議の告発が発端です。同町議は昨年、「2015年1月に町長室で黒岩信忠町長から性被害に遭った」と告白し、2019年11月にその経緯が電子書籍に掲載されました。町長は事実無根だと否定し、新井町議と電子書籍執筆者を名誉毀損の疑いで告訴し、現在、民事でも前橋地裁で係争中です。

 新井町議の告発は、町議会で取り上げられ、2020年12月、新井町議に対して「言論の品位に欠ける」と同町議を除く11議員のうち10議員の賛成で除名処分が為されました。

 新井町議は直ちに処分取消しを求めて群馬県に審決を申請しました。県は自治紛争処理委員の審理を踏まえて2020年8月、町議会の処分を取り消しました。審決書では「議員の議場外の行為で、懲罰の事由にならない」などと町議会の処分理由を認めず、「違法として取り消しを免れない」としました。

 しかし県の審決に不満を持った町長派で占める町議会議員らは、県の判断が出るとさらに不満がヒートアップさせました。本来であれば、事の顛末を決める民事裁判の結果を見据えるべきところ、町議会議長を先頭に、直ちに住民投票によるリコール手続きを取り、リコール請求に必要な3分の1の署名を集め、今回の住民投票に至ったのでした。

■それでは、町議失職を報じるマスコミ報道を見てみましょう。

**********朝日新聞デジタル2020年12月6日21:08
性被害訴えた草津町議が失職 住民投票、賛成が上回る

群馬県草津町役場の町長室。町議会の傍聴に来た人を町長室に案内し、告発内容を否定する黒岩信忠町長(左)=2020年12月1日午後3時33分、群馬県草津町役場、柳沼広幸撮影

住民投票の開票作業にあたる草津町職員ら=2020年12月6日午後8時2分、群馬県草津町草津の草津町役場、森岡航平撮影
 群馬県草津町で、町長からの性被害を告発した新井祥子町議(51)=無所属=に対する解職の賛否を問うリコールの住民投票が6日あった。即日開票の結果、賛成が2542票で有効投票の9割以上を占め、新井氏は失職した。当日有権者数は5283人で、投票率は53・66%だった。
 リコールは、新井氏が昨年11月に「2015年1月に町長室で黒岩信忠町長から性被害に遭った」と電子書籍で告白したことが発端だった。
 73歳の黒岩町長は「事実無根のでっち上げだ」と反発、町議会などで「町長室のドアは開けており、副町長も同席していた」と強く否定。新井氏らを名誉毀損(きそん)の疑いで告訴するとともに、民事でも争っている。
 告白は町議会でも取り上げられ、昨年12月には「議会の品位を傷つける発言をした」として賛成多数で新井氏は除名処分に。新井氏から処分の取り消しを求められた県は今年8月、審決で「除名処分は違法」と判断し、議員資格は回復した。
 これに対し、納得しなかった町議らがリコール運動を主導。有権者の約6割にあたる3180人分の署名が有効と認められ、住民投票が実施された。
 失職した新井氏は「解職される理由はない。町長や町議など町の権力者が主導するリコールは制度の理念に反する。不当で理不尽だ」と話し、引き続き町で政治活動を続けていく考えを示した。
 黒岩町長は「決定的な大差であり、町民の意思がはっきりと示された。草津町の尊厳が守られた」と述べた。リコール運動を主導した黒岩卓議長(71)は「圧倒的多数による大勝利だ。新井氏の発言はうそという審判を町民が下した」と語った。
 草津町は人口約6200人で、草津温泉で全国に知られる。町内の不動産業の男性(52)は「小さな町だからうわさや臆測が飛び交いやすい。新井町議と町長の間に何があったかは裁判で白黒をつければいい」と話す。「県の判断に従えばいいのに、町民を巻き込んでのリコールはやり過ぎだ。観光地なのに、町民として恥ずかしい」(柳沼広幸)

**********産経新聞2020年12月6日22:08
群馬・草津町議のリコール成立、新井氏失職へ

新井祥子町議
 群馬県草津町は6日、新井祥子町議に対する解職請求(リコール)の賛否を問う住民投票を行い、即日開票の結果、有効投票の過半数が賛成し、新井氏は失職することになった。確定投票数は「失職に賛成」が2542票で、「反対」208票。当日有権者数は5283人(男2645人、女2638人)で、投票率は53・66%だった。
 新井氏は昨年11月、「町長室で黒岩信忠町長と性行為をした」などとする電子書籍を配信し、同12月、議会で書籍内容に言及したとして除名処分を受けたが、県に不服申し立てを行い今年8月、県は処分を取り消した。これを不服とする町議らが解職を求めて署名活動を展開。有効数3180人で有権者数の3分の1を上回ったとして町選管は住民投票の実施を発表、11月16日に告示されていた。
 投票結果に新井氏は「今回のリコールは町長や議長はじめ議員が主導したもので、『制度は住民のためのもの』という理念に反する理不尽な運動。私が始めたインターネット署名では1万2300人以上がリコール反対に賛同した」などとするコメントを発表。今後も黒岩町政に反対するとの意向を示した上で、「(賛成を求める)圧倒的な空気の中、208人が反対してくれたのは本当にありがたく思います」と語った。
 一方、解職を求めていた黒岩卓町会議長は「町民の皆さまの一票に心から感謝申し上げたい。今回の投票は新井氏による嘘の告白によって傷つけられた町民と町の名誉と尊厳を取り戻す戦いで、投票結果は町民の心の叫びであると思います。町民は自己の告白や発言に事実証明を果たさない新井氏にはっきりと審判を下した」とのコメントを発表。今後は傷ついた信頼と名誉の回復に町民と一丸となって取り組むとした。
 黒岩町長は配信内容が虚偽だとし、新井氏らに損害賠償を求め提訴している。

**********毎日新聞2020年12月6日22:10(最終更新12月6日23:59)
群馬・草津町議のリコール成立、即日失職 言動巡り「議会の品位」問われ

草津温泉の湯畑=群馬県草津町で2018年2月10日、中村俊甫撮影
 群馬県草津町議会の新井祥子町議(51)の言動を巡る解職請求(リコール)の賛否を問う住民投票は6日、投開票され、有効投票の過半数が解職に賛成しリコールが成立した。新井氏は即日失職した。投票53・66%、当日有権者数は5283人だった。
 新井氏を巡っては、昨年11月に発行された電子書籍の中で「町長室で町長と性的関係を持った」などと「告白」。新井氏は翌12月の町議会で「議会の品位を傷つけた」などとして除名処分を受けたが、山本一太知事に不服を申し立て、今年8月に審決で除名処分が取り消されていた。
 複数の町議らが加わった代表者が9月に住民投票に必要な選挙人名簿登録者数の3分の1超の3180人分の署名を町選挙管理委員会に提出。代表者は「町民皆で築き上げた草津温泉のブランド価値を傷つけた。議員報酬が支払われ続けることは無駄遣い」などとリコールの理由を述べていた。
 これに対し、新井氏は「町の評価やブランドを下げているのは、町長や解職請求をした議員の方。リコール活動は町民の自発的な運動であり、町長や議員など権力者主導のリコール運動はその理念から外れている」などと反論していた。【庄司哲也】

**********NHK News Web 2020年12月6日23:38
草津町議の解職問う住民投票「賛成」過半数占め議員失職
 議会の品位を傷つけたとして、リコール=解職請求を受けた群馬県草津町の町議会議員の解職の賛否を問う住民投票が、6日行われ、「賛成」が有効投票の過半数を占め、議員は失職しました。
 草津町の新井祥子議員は、5年前に黒岩信忠町長からセクハラ行為を受けたと訴え、電子書籍や町議会で「町長室で町長と関係を持った」などと発言していました。
 これについて、町長は否定し、ほかの町議会議員などで作る団体が「議会の品位を著しく傷つけた」として、新井議員のリコールに向けた署名活動を行った結果、町の有権者の3分の1を超える3180人の署名が集まり、6日、解職の賛否を問う住民投票が行われました。
 開票の結果、解職に「賛成」が2542票、「反対」が208票と賛成が有効投票の過半数を占め、新井議員は失職しました。投票率は53.66%でした。
 失職が決まったあと、新井議員は「議員たちが主導する圧力的とも思える署名と住民投票で、結果が民意を反映しているのか疑問に感じる。今後、異議の申し立てなども検討していきたい」としています。
 一方、リコールを行った団体の代表で、町議会の黒岩卓議長は「住民投票は法律にのっとって行われたものだ。傷つけられた町の名誉の回復に取り組んでいきたい」としています。

**********上毛新聞2020年12月7日06:00
新井祥子町議が失職 草津で住民投票 賛成過半数 リコール成立

 議会での言動を理由に群馬県の草津町議会で除名処分を受け、群馬県の審決で処分が取り消された新井祥子町議(51)に対する解職請求(リコール)で、新井氏の解職の是非を問う住民投票が6日、投開票され、賛成が過半数の2542票で反対の208票を大きく上回り、新井氏は即日失職した。当日有権者数は5283人(男2645人、女2638人)。投票率は53.66%(男51.76%、女55.57%)だった。
◎「声 しっかりと反映」/「理不尽と闘っていく」
 投票結果を受け、請求代表者の一人である黒岩卓議長は「町民の声がしっかりと反映された結果だ。傷つけられた町や町民の名誉と信頼、イメージを回復するには時間がかかるが、町民と一丸となって努力していきたい」と話した。
 一方、解職となった新井氏は「町長や議長が主導し、圧力的な活動が行われた結果だ。これが本当に民意を反映した住民投票なのかは疑問が残る」と述べた。今後は中沢康治町議が立ち上げる会派に協力し、政治活動を続けると説明。「不透明な議会運営を改革するためにも理不尽と闘っていく」とした。リコールへの異議申し立てなども検討するという。
 リコールを巡っては、新井氏が昨年11月、「町長室で黒岩信忠町長と肉体関係を持った」などとする告白文を電子書籍に掲載。同年12月の町議会で「議会運営を混乱させた」などとして除名処分を受けたが、県に不服申し立てし、今年8月に処分が取り消された。
 その後、県の審決を不服とし、除名処分に賛成した町議らが「新井祥子の解職を求める会」を立ち上げ、リコール運動を開始。住民投票の実施に必要な有権者の3分の1を越える3180人分の有効署名を集め、住民投票が実施された。
《解説》早期収束 望んだ町民
 新井祥子町議の解職の賛否を問う住民投票は賛成が過半数となり、失職が決まった。発端となった新井氏の告白の真偽が不明な中、町全体を巻き込んだ騒動に対し、多くの町民が早期収束を望んだ結果と言える。
 解職請求(リコール)を主導したのは黒岩卓議長をはじめ多くの町議らだ。住民投票実施を求めた署名活動には200人以上の町民が加わり、2週間余りで有権者数の6割超の署名を集めた。黒岩信忠町長も運動に参加し、町の主流派が結束した“組織選挙”の様相を呈した。
 議会での新井氏の発言には疑義もあり、不信感を募らせた町民は多い。一連の騒動が議会の停滞につながったのも事実だ。ただ、今回の議会の姿勢には、高崎経済大の増田正教授(政治学)が指摘するように「権力側による排除」との見方もある。リコールが本来、市井の有権者が権力者の暴走を止める最終手段との観点に立てば、今回の手法に行き過ぎとの声が上がってもやむを得ないだろう。
 黒岩議長らは「町の傷ついたイメージを回復し、町の発展のため」と繰り返した。観光業に頼る町経済は、新型コロナウイルスの影響で打ちひしがれている。住民投票で民意を勝ち取ったとするならば、町と町議会は、今度は町民を向き、運動を通じて訴えた“公約”を実践すべきだ。(桜井俊大)

**********読売新聞2020年12月07日06:39
「町長室で性交渉した」と発言の女性町議、リコール成立し失職
 電子書籍の取材に「町長室で性交渉した」と語ったなどとして適格性が問われた、群馬県草津町議会の新井祥子議員(51)に対する解職請求(リコール)について、賛否を問う住民投票が6日行われた。即日開票の結果、「賛成」が有効投票の過半数を上回った。リコールが成立し、新井氏は失職した。
 開票の結果、賛成2542票、反対208票。当日有権者数は5283人で、投票率は53・66%。「解職を求める会」代表の黒岩卓・町議会議長(71)は「客観的物証もなく、草津のブランド価値を傷つけた。町民の心の叫びで、当然の結果だ」と語った。
 取材への発言を巡り、黒岩信忠町長(73)は名誉毀損きそんで新井氏を提訴している。新井氏は「裁判で真実を明らかにする。そもそも町長や議員主導の請求はリコール制度本来の趣旨から外れている」と反論した。
**********

■黒岩町長が新井町議ら3人を相手取り、名誉毀損などを求めた訴訟事件は、2020年2月19日に前橋地裁(渡辺和義裁判長)で第1回口頭弁論が開かれたあと、4月27日(月)15時に第2回弁論が準備形式(非公開)で開催される予定でしたが、コロナ禍のために延期されました。黒岩町長は群馬県内の弁護士が、新井町議には東京の弁護士が、それぞれ訴訟代理人として弁護しているようです。その後、6月から再開されましたが、おそらく2ヶ月に1回のペースで現在も係争中とみられます。

 今回の住民投票の結果がどのようにこの民事裁判の進行に影響するのかは予断を許しませんが、行政に弱い司法の現実からすると、新井祥子町議側に対して不利な判断が下される可能性は払拭しきれません。こちらの裁判は、現在も弁論準備形式で進行中でしょうから、前橋地裁の開廷表をチェックしても、傍聴できないため、公開に戻すか、あるいは判決が下されるまで、どのような審議が行われているのか確認不能です。

 当会は、現在、前橋市役所の元幹部職員による強制わいせつ等事件の関係で、不倫を巡る時間外手当不正支給返還を求める住民訴訟を1件、情報不開示処分取消を求める審査請求を1件、前橋市に対して行っておりますが、草津町のこの事件の推移についても引き続き注視してまいります。


草津町役場庁舎。下手にある観光案内所から見たところ。


玄関のある庁舎2階のロビー。

庁舎案内板。

町長室のある3階のエレベーターホール。

【市民オンブズマン群馬事務局からの報告】

※参考情報1:新井祥子町議のブログ「理不尽と闘う!」より
**********2020年12月04日(金)
資格審査特別委員会
 12月3日に第4回の資格審査特別委員会がもたれました。
 この委員会では、私の草津町での居住実態が問われています。
 もちろん、私は10年以上前から草津町に住んでいます。
 この、資格審査特別委員会で、私の居住実態について委員会が認めなければ、私の議員資格ははく奪され、失職します。
 12月6日にリコール運動の住民投票の結果、もし、反対多数で私が失職しなかったとしても、12月7日の定例議会で、仮に、資格審査特別委員会が、私の議員資格について認めないと、はく奪の結論を出し、議会がそれを議決したとしたら、失職となります。
 要するに、リコールが成立しようが、しまいが、町長たちは私を失職に追い込むことができるのです。
 それを聞いた他町村の議員さんは「なんだそりゃ?!じゃ、なんのためにお金をかけて住民投票までやったんだ!」「どうしても新井祥子を失職させたいなら、金をかけずにやればいい!!」「資格審査特別委員会だけで十分じゃないか」とものすごく憤慨していました。
草津町は「そこまで町長が、町政や税金を私物化できるのか?!」と。
 資格審査特別委員会のメンバーに、私と康治議員は入っていません。
 一度、弁明の機会がもたれましたが、とても公平な審議が行われるとは思えない状況でした。(議場と一緒)
 12月6日の結果、12月7日の議会がどうなるのか。皆様には、注目をして頂けたらと思います。


**********2020年12月04日(金)
「リコールは住民のためのもの」
 先月の11月17日発行の朝日新聞群馬版に「金井利行東大教授に聞く」との記事がありました。
 記事には「リコールは住民のためのもの」「数の力で議員を排除するべきではない」との文字が大きくありました。
 このような事は「制度乱用」につながると記事は警鐘を鳴らしています。
 金井教授の記事にはは「現段階では疑惑は灰色であり、町や町民の名誉が傷つけられたとはいえない」とも、ありました。
 リコールを先導している町長や議員たちは「草津町の誇りを取り戻そうと」声高に叫び、町中にリコールポスターを貼り、街宣車を走らせています。
 その様子を観光のお客様が見て、どう思われるでしょうか。
 一方的に騒ぎ立て、草津町の誇りを貶めているのは、町長や議員の皆様ではないでしょうか。
 コロナ禍の第3の波が押し寄せ、町民の皆様は、先行きの見えない不安な毎日を送っている中「住民投票なんて場合じゃないよ!!」と思っている方も少なくないと思います。
 私は嘘をついていないということを必ず証明します。
 草津町から、民主主義に反する悪しき前例をつくらないためにも、皆さんには、住民投票に行っていただき、反対に投票して頂けたらと思います。

**********2020年12月04日(金)
住民投票に870万の予算!?
 皆様のあたたかい、ご支援のおかげで、Change.orgの署名が、9400人を超えました!!
 本当に有難うございます。
 今回の住民投票の予算が、12月定例議会に補正予算として上程されました。その額、なんと?!
 870万1千円!!
 投票立会人(期日前)、投票立会人(当日)、開票管理者、職務代理者、開票立会人、投票管理者、事務主任者などへの報酬などの人件費、消耗品費、通信運搬費、入場券作成委託料などなど・・・・。
 これは税金で全額賄われます。
 先日、先輩議員が急逝されました。
 これで、もし、私のリコールが成立し、解職になると、草津町議会は2人欠員となり、補欠選挙が行われることになると思います。
 草津町は、黒岩町長は、一体いくら選挙にお金を書けたら気が済むのでしょうか。
 そして、この選挙で、一番得をするのは誰なのでしょうか。
 一体、誰のための選挙なのでしょうか。


**********2020年11月28日(土)
とても悲しい出来事。
 一昨日、草津町議会の先輩議員さんが急死し、今日、お通夜がありました。
 康治議員と二人で、お通夜に参列させて頂くため会場に行くと、町議会議員3人が、私と康治議員の前に立ちはだかり「喪主の意向で、新井議員と中澤康治議員はお帰り下さい」と言われました。
 康治議員は「香典だけでも」と言いましたが「喪主の意向で受け取れません」と言われました。
 「喪主」さんの意向、ということで、私と康治議員は会場を、そのまま後にしました。
 参列に来られた方々は、何事かと、私たちの様子をみていました。
 2人対3人。
 私1人だったら、1人対3人で断られていたのかもしれません。
 康治議員は、私と一緒に行ったから断られてしまったのでしょうか。
 とても悲しく、残念に思いました。
 故人のご冥福を、心からお祈りいたします。
**********

※参考情報2「草津町議一覧」
*****草津町議会議員名簿(令和2年12月1日現在)*****
URL ⇒ https://www.town.kusatsu.gunma.jp/www/contents/1490759687728/index.html
議席番号/氏名/所属委員会等/期別
1/有坂太宏(ありさか たかひろ)/民教土木常任委員会・資格審査特別委員会・議会改革特別委員会/1
2/市川祥史(いちかわ しょうじ)/総務観光常任委員会副委員長・温泉温水対策特別委員会・災害経済対策特別委員会・資格審査特別委員会副委員長・議会改革特別委員会/1
3/安井尚弘(やすい なおひろ)/総務観光常任委員会・議会運営委員会副委員長・議会改革特別委員会/1
4/新井祥子(あらい しょうこ)/総務観光常任委員会・議会改革特別委員会/2
5/金丸勝利(かなまる かつとし)/民教土木常任委員会委員長・議会運営委員会・温泉温水対策特別委員会・災害経済対策特別委員会副委員長・資格審査特別委員会・議会改革特別委員会副委員長/2
6/中澤康治(なかざわ やすじ)/民教土木常任委員会・議会改革特別委員会/2
7/湯本晃久(ゆもと てるひさ)/総務観光常任委員会委員長・議会運営委員会・温泉温水対策特別委員会・災害経済対策特別委員会・資格審査特別委員会・議会改革特別委員会委員長/3
8/中澤広夫(なかざわ ひろお)/副議長・民教土木常任委員会副委員長・温泉温水対策特別委員会・災害経済対策特別委員会・資格審査特別委員会・議会改革特別委員会/3
9/
10/黒岩卓(くろいわ たかし)/議長・総務観光常任委員会/5
11/宮崎公雄(みやざき きみお)/民教土木常任委員会・議会運営委員会・温泉温水対策特別委員会副委員長・災害経済対策特別委員会委員長・資格審査特別委員会・議会改革特別委員会/8
12/宮崎謹一(みやざき きんいち)/総務観光常任委員会・議会運営委員会・温泉温水対策特別委員会委員長・災害経済対策特別委員会・資格審査特別委員会委員長・議会改革特別委員会/12
**********

※参考情報3「草津町議会議員選挙(2019年04月21日投票)」
*****草津町選挙一覧*****
投票日 2019年04月21日
投票率 -%
定数/候補者数 12 / 13
告示日 2019年04月16日
前回投票率 74.98%
事由・ポイント 任期満了
<当選>
○金丸かつとし(カナマル カツトシ)/公明党/57歳 (男) 現職/(株)金丸自動車整備工場代表取締役/472票
○宮崎きみお(ミヤザキ キミオ)/無所属/60歳 (男) 現職/株式会社ホテルみゆき代表取締役社長/455.071票
○湯本てるひさ(ユモト テルヒサ)/無所属/47歳 (男) 現職/旅館業/412票
○後藤文雄(ゴトウ フミオ)/無所属/60歳 (男) 元職/有限会社トータルプランニング役員/368 票
○黒岩卓(クロイワ タカシ)/無所属/69歳 (男) 現職/株式会社岩藤取締役/340票
○市川しょうじ(イチカワ ショウジ)/無所属/50歳 (男) 新人/株式会社ホテル一井常務取締役/339票
○中澤ひろお(ナカザワ ヒロオ)/無所属/57歳 (男) 現職/会社役員/326.416票
○有坂たかひろ(アリサカ タカヒロ)/日本共産党/47歳 (男) 新人/日本共産党職員/231票
○宮崎謹一(ミヤザキ キンイチ)/無所属/79歳 (男) 現職/会社役員/203.928票
○安井なおひろ(ヤスイ ナオヒロ)/無所属/73歳 (男) 新人/会社員/163票
当選
○中沢やすじ(ナカザワ ヤスジ)/無所属/84歳 (男) 元職/無職/134.583票
○新井祥子(アライ ショウコ)/無所属/50歳 (女) 現職/会社員/110票
<落選>
○園田恵一(ソノダ ケイイチ)/無所属/64歳 (男) 現職/会社役員/90票
【対象行政区:草津町】
<草津町のデータ>
人口 6,518人
出生数 39人
男性人口 3,261人
女性人口 3,257人
15歳未満人口 621人
65歳以上人口 2,406人
歳入決算総額 5,586,754千円
歳出決算総額 5,354,315千円
地方債現在高 3,739,081千円
寄附金 899,972千円
出典:政府統計の総合窓口(e-Stat)
**********

※参考情報3「草津町住民投票」
**********草津町選挙管理委員会HP
https://www.town.kusatsu.gunma.jp/www/contents/1605853753508/index.html
今回の投票に関する請求代表者の「請求の要旨」、草津町議会議員新井祥子氏の「弁明の要旨」について
                  最終更新日:2020年11月20日 登録
 地方自治法の規定に基づき、草津町において選挙権を有する者の3分の1以上の署名をもって、草津町議会議員新井祥子氏の解職請求が令和2年10月19日に受理され、令和2年12月6日に草津町議会議員新井祥子解職投票を執行することになりました。
 つきましては、請求代表者の請求書の「請求の要旨」、草津町議会議員新井祥子氏の弁明書の「弁明の要旨」を下記のとおり公表します。
【草津町議会議員 新井祥子 解職投票の告示に伴う請求代表者の「解職請求書」及び草津町議会議員 新井祥子 氏の「弁明書」の公表について】
                      草津町選挙管理委員会
                      委 員 長 沖 津 照 夫
地方自治法施行令第104条第2項により、請求代表者の「解職請求書」、草津町議会議員 新井祥子 氏の「弁明書」を下記のとおり公表いたします。
               ー記ー


【地方自治法施行令】
第百四条 普通地方公共団体の選挙管理委員会は、第百条において準用する第九十六条の規定による議会の解散請求書を受理したときは、二十日以内に議会から弁明の要旨(千字以内)その他必要な事項を記載した弁明書を徴さなければならない。
② 前項の解散請求書に記載した請求の要旨及び同項の弁明書に記載した弁明の要旨は、第百条の二第二項又は地方自治法第八十五条第一項において準用する公職選挙法第百十九条第三項の告示の際併せてこれを告示するとともに、投票所の入口その他公衆の見やすい場所を選び、原文のままこれを掲示しなければならない。ただし、前項の弁明書の提出がないときは、弁明の要旨については、この限りでない。
【お問い合わせ先】草津町役場 草津町選挙管理委員会事務局 電話:0279-88-0001
**********
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