スパイダーマン誕生の真実、失踪した両親の秘密とは?いま、本当の物語が始まる・・・。
今頃すみません。ギリギリ、2D版を滑り込みで見ました。本当はIMAXで見たかったので、残念です。
さて、個人的にはトビー・マグワィアのシリーズも好きで、特にウィレム・デフォーとジェームズ・フランコの親子が好きでした。
今回、主演がアンドリュー・ガーフィールドと聞いたときは、少し驚きましたが(「boy A」「私を離さないで」のイメージが強かったから)、しかし、うまくハマってましたね!
それに、相手役(グウェン)のエマ・ストーンも魅力的。ちょっと、高校生と言うにはいかにも老けたカップルでしたが(ファンのかた、ごめんなさい)、彼女を見つめるアンドリューの目が優しくて、「君にキスしたい」と言った時の表情は、本当に素敵(リアル?)で、胸が締め付けられる思いでした。
これは前シリーズでもそうだったけど、彼は育ててくれたおじさん、おばさんにも本当に愛された。あんな小さな子に両親がいない、というのはとてもかわいそうだけど、彼が歪まずに大きくなれたのも、彼らの愛情があったから。この辺も、今まで以上に描かれていたように思いました。
今回、悪役となってしまったカート・コナーズ博士にはリス・エヴァンス。彼も本当に多才ですね!結構好きです。
博士も、結果的に悪役のようになってしまったけれど、本当は会社の人間に追いつめられたからだし、親友の息子を殺すつもりだったわけでもない。
クレジットが始まってから挿入されるシーン、続編を示唆するものだけれど、ここでも博士はアンドリューをかばう。希望のあるラストです。
続編では、アンドリューのご両親は出てくるのでしょうか。グウェンの父親に「娘に近づかないこと」と約束させられたけれど(瀕死の人を前にして「no」とは言えなかっただろうけれど、ここは「no」と言って欲しかった)、この辺はこれからどうなってゆくのか。
続編が大変楽しみです。
今回はマーク・ウェブが監督ってこともあってか、恋愛にも今まで以上に重点が置かれています。これが素敵だと思います。
ともかく、続きが見たいです。