田舎に住んでる映画ヲタク

「映画大好き」の女性です。一人で見ることも多いけれど、たくさんの映画ファンと意見交換できればいいなぁと思っています。

マイティ・ソー

2011年08月16日 21時51分24秒 | 日記
休暇の間に乗った飛行機の中で見れました。ラッキー!!

なかなかに楽しめました。レネ・ルッソが出てるとか、浅野君の出番は少ないとか、知識は豊富にあったので(笑)、そのつもりで鑑賞しました。

ところで、コルム・フェオーレとレイ・スティーブンソンはどこにいたのかな。

お話は単純でわかりやすく、ユーモアも交えながら(三銃士が街に降り立って、子供たちがビビるところは一緒に笑ってしまった)楽しめるもので、また主役のソーもそれなりに見栄えがするけれど、ナタリー・ポートマンのかわいかったこと。

「ブラックスワン」の彼女より、こんなナタリーのほうが好きかな。

地球に落ちてすぐ、こんな才色兼備の女性と知り合ったソーは本当にラッキーだったね!!

弟も、いかにもな顔立ちで(アラン・カミングに似てると思う)シェイクスピア役者みたい。
ちょっと「タイタス・アンドロニカス」を思い出すなぁ・・・なんて思いました。


ともかく、(神の世界の話だけれど)深く考えずにゆっくり楽しめ、しかも豪華な俳優陣ときてる。監督もケネス・ブラナーなんですよね。

見れてよかった~~。
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ローラーガールズ・ダイアリーズ

2011年08月02日 10時46分03秒 | 日記
いまごろすみません。録画して置いたままにしてあったもので・・・。

ドリューの初監督作品ということで、すごい評判だったのを覚えているし、エレン・ペイジも好き。さらに言えばジュリエット・ルイスも好き。もちろん、ドリューも好き。だから、すんごく期待してました。

しかし、結論から言えば、ちょいありきたりだったかな・・・と思います。

もちろん、よく出来てるとは思うのですが、ミスコン命のお母さん(あるいは本人。ミニー・ドライヴァーのように)って、わりとよくある話だし、鬱屈とした田舎町を出たいと思っている若い女の子は定番だし、ダイナーで働く女子の友情も定番だし・・・。

最後にはお母さんと和解するのも目に見えてるし、その前にお父さんが味方になるのもお約束(ま、そのへんはわざと定石を踏まえているのかもしれないけれど)。

なにより安易だと思ったのは、主人公がちょっとすべってみれば、ものすごい俊足で才能あふれる少女だったこと。そこまで行くと、安易すぎない?

まぁ、そう言ってしまえば、ついこのまえのクリスティーナ・アギレラだって、いきなり才能があったわけだけど。でも、彼女の場合は自分の才能をわかってて売りこんだハズ。
なんかなぁ・・・と、思ってしまった私は、すでに純粋な心を失っている?

それにしても、エレンは結構自由だったね。あんなに出歩いて、まぁバイトもしてたから、夜遅くなるのは日常茶飯事だったのかもしれないけれど、厳格そうな母親なのに、案外自由自在に行動してたのに驚きました。彼とのデートもしかり。

まぁ、日本の厳格さとアメリカの厳格さは違うのでしょうけど。

それにしても、エレン・ペイジって、ちょっとつっぱった様なイメージだったから、最初の、母親のいいなりにミスコンに出ている雰囲気がすごく不自然な感じがしました(笑)。妹役の少女もかわいかったですね!話題になってるのかな。

私は、久しぶりに見れたジミー・ファロンやジュリエット・ルイスに興奮!
そのうえ、ゾーイ・ベルまでいるじゃないですか!!うれしい!

お約束で監督も出てるのもうれしい。

ドリューのこれからにも期待します。またいい作品、作ってね~~。
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いのちの子ども

2011年08月01日 23時15分02秒 | 日記
イスラエルとパレスチナって、いつまでたっても争ってるイメージなんだけど(って、実際そうなんだけど)、こういう問題って何度映画で取り上げられても、そしてそのたび世界を感動させても・・・現実は変わらないのね。

政治の問題って、根が深いからなかなか難しいのはわかるけど、犠牲になるのが一般人や子供たちなら、どうしていつまでも戦うのかな。

宗教も絡むから、その親の価値観も私たちとも違うってこともあるんでしょうね。

この映画でも、国境を越えて来たパレスチナの(難病の)子どもを救うために、イスラエル人医師が奮闘する。時には中傷されながらも。

でも、母親は尽力してもらえることにとても感謝しているにもかかわらず、「この息子が大きくなったら、祖国のために喜んで命を投げ出すだろう」と自爆テロを称賛することばを述べる。取材している監督もこれには絶句する。

「じゃ、なんでここでこんなに必死に助けるの」と思ってしまう。医師は中傷を受けながらも必死なのに。

はたまた、同じ病院に勤務するイスラエル人医師が爆弾テロで娘を失う場面がある。彼が病院に戻ってきたとき、「我々はここで命を救う。みんな、わずかな可能性でもそれを信じて治療を行う。その裏で、こんなにたくさんの命が一瞬で奪われてしまう爆弾テロがしょっちゅう起きる。こんなの矛盾している・・・」と言う。その通りだと思う。


みんな、1人1人は家族を大事にする、普通の人たち。親族を亡くすと、本当に悲しむし、親族を救うためなら親戚中が骨髄の検査を受けたりする。それなのに同じ国の中での争いはなくならない。


頭では理解できたように思えても、平和な日本に生まれ育った私には、やっぱり残念でならない。

この映画を見た後も、感動よりは「で、なんだったのかなぁ・・・」って気持ちのほうが強かったような気がする。

監督さん、ごめんなさい。でも、なにか・・・事態は変わったのかな。
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