田舎に住んでる映画ヲタク

「映画大好き」の女性です。一人で見ることも多いけれど、たくさんの映画ファンと意見交換できればいいなぁと思っています。

サウルの息子(Saul fia)

2021年02月05日 14時24分00秒 | 日記

「saul fia」の画像検索結果

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 2015年・第68回カンヌ国際映画祭でグランプリ、第88回アカデミー賞で外国語映画賞を受賞したハンガリー映画。アウシュビッツ解放70周年を記念して製作され、強制収容所で死体処理に従事するユダヤ人のサウルが、息子の遺体を見つけ、ユダヤ教の教義に基づき葬ろうとする姿や、大量殺戮が行われていた収容所の実態を描いた。1944年10月、アウシュビッツ=ビルケナウ収容所。ナチスにより、同胞であるユダヤ人の死体処理を行う特殊部隊ゾンダーコマンドに選抜されたハンガリー系ユダヤ人のサウル。ある日、ガス室で生き残った息子と思しき少年を発見したものの、少年はすぐにナチスによって処刑されてしまう。サウルは少年の遺体をなんとかして手厚く葬ろうとするが……。ハンガリーの名匠タル・ベーラに師事したネメシュ・ラースロー監督の長編デビュー作。(映画.comより)

 

 

 

<2018年9月16日鑑賞>

 悲惨な話なんだけれど、そこを敢えて追求せずに、努めて淡々とナチス時代を描いた作品。ここまで視点を引かせるのって難しかったんじゃないのかな。当事者だからそこできたことなのかな。時代背景を知識として知ってはいても、まるで何事も起きていないかのように、普通~~に人が死んでゆくのにとまどいました。

 しんどかった。息が詰まるかと思うほど、しんどかった。でも、私は物語の進み方がわかりづらかったです。展開というか。はっきり描かない手法なのかもしれないけれど。

 ところで、サウルの息子は本当に存在したのかな。極限の精神状態で、そう思わないと生きて行けなかったのかな。監督の意図はわからないけれど、私個人としては、存在しないんじゃないのかな、と思いました。

コメント
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