田舎に住んでる映画ヲタク

「映画大好き」の女性です。一人で見ることも多いけれど、たくさんの映画ファンと意見交換できればいいなぁと思っています。

ハードコア(Hardcore Henry)

2017年04月06日 08時12分08秒 | 日記

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サイボーグ化された男性が愛する妻を救うべく壮絶な戦いに身を投じる姿を、主人公の一人称視点のみで描いた新感覚アクション。ロシア出身の新人監督イリヤ・ナイシュラーが制作したプロモーション映像がネット上で大きな反響を呼び、クラウドファウンディングによって長編映画化が実現。2015年トロント国際映画祭のミッドナイト・マッドネス部門でプレミア上映され、ピープルズチョイス・ミッドナイトマッドネス賞を受賞した。見知らぬ研究施設で目を覚ましたヘンリー。彼の身体は事故によって激しく損傷しており、妻と名乗る女性エステルによって機械の腕と脚が取り付けられる。さらに声帯を取り戻す手術に取り掛かろうとした時、施設を謎の組織が襲撃。脱出を試みたもののエステルをさらわれてしまったヘンリーは、超人的な身体能力を駆使して救出に向かう。「第9地区」のシャルト・コプリー、「イコライザー」のヘイリー・ベネット、「レザボア・ドッグス」のティム・ロスらが出演。(映画.comより)

 

 

 

 すごい映画でしたね~。何がって言うのが難しいくらいなにもかもが斬新で。もはや年寄りにはついてゆけません。そもそも「ハードコア」って何よ、くらいに思っていたのですが、原題は「ハードコア ヘンリー」、この固有名詞が後ろについてるほうがわかりやすかったんじゃないかなぁ。主役はヘンリーさんですから。で、こういうストレンジ・テイストの映画に必ず出てるのが、シャルト・コプリー。やりますねぇ。「第9地区」のコプリーさんや、「チャッピー」も好きでした。なかなか味のある役者さんだと思います。この作品はティム・ロスが出てると話題ですが、ほんの少しです。重要な役ではあるのですが。

さて、具体的にどう、と説明しづらい作品なのですが、ともかくヘンリーは、目が覚めると研究室のベッドみたいなところに寝かされています。自分の記憶も定かではないのですが、目の前には美人過ぎる研究者が(彼女がヘイリー・ベネット。多分「マグニフィセント・セブン」でデンゼル・ワシントンたちを雇った女性じゃないかな)。白衣を着ているのに超ミニスカートで色っぽい。怪しさ満点です(笑)。しかし、彼女が「あなたの妻よ。愛しているわ。命がけであなたを治してみせる」なんて言うものですから、そうなのかなと思っています。彼女によると、瀕死の重傷を負った(いや、死んだのだったかも)愛する人を蘇らせるため、使えなくなった体の部位はすべて機械で置き換えてあるとのこと。定期的に手入れしなければならないし、未知の部分もあるけれど、あなたとの美しい記憶とともに、一緒に生きてゆきましょう、と言うことです。しかし、そんな研究室に不審者が突入してきます。多分、この技術や驚異的に生きているヘンリーが欲しいのです。なんだかわからないけれど、愛する妻を守って逃げなければ!という感じでお話は進んでいきます。

そのうち、なにか知ってそうで、助けてくれる男(コプリー)とも出会い、彼に助言を受けながら、自分の身体能力も生かして共闘。見た目にもえぐいほどの場面が展開していきます。

この映画、結構えぐい。なんとなく近未来的だし、機械の話だと油断していると疲れます。私もこんなにこたえる映画だとは予想していませんでした。そもそも元ネタがyou tubeでバカウケした、というのもわかる気がします。ちらしに「あなたは”この世界”にシンクロする」って書いてあるのですが、私、シンクロしませんでした(笑)。若い人にはお勧めなのかな。

コメント
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