田舎に住んでる映画ヲタク

「映画大好き」の女性です。一人で見ることも多いけれど、たくさんの映画ファンと意見交換できればいいなぁと思っています。

キングコング 髑髏島の巨神(Kong: Skull Island)

2017年04月04日 07時40分36秒 | 日記

Kingu Kongu: Dokuroto no kyoshin Poster

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1933年に製作された特撮映画の古典「キング・コング」を筆頭に、これまでにも数々の映画で描かれてきたモンスターの王者キングコングの起源を、コングの故郷である髑髏(どくろ)島を舞台に描いたアドベンチャーアクション大作。神話の中だけの存在とされてきた髑髏島が実在することが判明し、未知の生物の探索を目的とする調査遠征隊が派遣される。島内に足を踏み入れた隊員たちは、あちこちに散らばる骸骨や、岩壁に残された巨大な手跡を発見する。やがて彼らの前に、神なる存在である巨大なコングが出現。隊員たちは為す術もなく、凶暴な巨大生物から逃げ惑うが……。「マイティ・ソー」シリーズのトム・ヒドルストンが調査遠征隊の隊長コンラッド役で主演を務め、「ルーム」のブリー・ラーソン、サミュエル・L・ジャクソン、ジョン・C・ライリーらが共演する。(映画.comより)

 

 

 

 

 吹き替え版をチビ息子と鑑賞。典型的な「男子」であるチビ息子は、大きなもの・強いものが大好き。ところが「キングコング、見に行く?」と問うと「それ何?」そっか!今はテレビでやってるわけではないし、今の子供はキングコングを知らないんだ!とはっと目覚め、連れて行くことにしました。

はてさて、ものすごい映画に仕上がっていました。これをいきなり見たチビ息子は、これが第一印象。私が子供の時とイメージが違いますね。

まず、コングが大きい!私も何本かコングの映画を見ましたが、これほど大きなコングは初めて。また、「古来、彼らは人間より先に地球に存在した」ことも初めて聞くし、「地球の中は空洞になっていて、実は誰も知らない島(髑髏島)がある」のも初耳。これはしかし、本当に研究されているんですってね。空洞説。今回は、政府の特殊研究機関モナークも出てきます。これは実在する機関だそう。何らか、他の映画でも出てきてたらしいです。

そしてなにより、コングとともに巨大な異生物(怪物)が共存していたこと。これが斬新でした。今までは、コング単独でしか見たことなかったので、かなり驚き。またこの怪物たちの気色悪いこと!うっかり訪ねていって巻き込まれる人類も含め、やった・やられた・食われた・襲われたのシーンの連続でかなりグロな映画でした。これって、R指定ついてたっけ、と思ったくらい。チラシに書かれた「全編、クライマックス」はあながちウソではありません。

そんな恐ろしい島でも、住み着いちゃってる人たちも居ます。昔戦闘機ごと不時着してそのまま生きているのは、ジョン・C・ライリー。ちゃんと英語も覚えています。言葉を話さない原住民みたいな人たちはどこから来たのでしょうね。やっぱりどこかから流れ着いたのかしら。彼らは、それなりに生きる知恵を身につけ、怪獣に襲われないようにうまく共存しています。突然この島に降りたって襲われる面々は、サミュエル・L・ジャクソンやトム・ヒドルストン、ジョン・グッドマンにブリー・ラーソンなど。英国紳士の印象が強いトムヒも、今回ばかりは鍛え上げた体を披露していました。

コングがこの島の守護神であったり、女性(ブリー・ラーソン)と心通わせたりするところは従来通り。最終的には人間たちをトカゲの怪獣から守ってくれます。このおばけトカゲの舌を引っこ抜くところは本当に気持ち悪かったです。思わず「うわ」と声が出るほど。そして、徐々に人数を減らしながらも、逃げ切ろうとする人々。殺された部下たちのため、コングに対し、復讐に燃えるサミュエル。人間模様も様々です。

ともかく、予想したよりエグくてグロい。ちょっと疲れてしまいました。そして、続編をにおわせるラスト。コング単独の続編?それともゴジラとの対戦を指すの?興行成績は、どうだったのでしょうか。無事につながるのでしょうか。期待したいところです。

コメント
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