田舎に住んでる映画ヲタク

「映画大好き」の女性です。一人で見ることも多いけれど、たくさんの映画ファンと意見交換できればいいなぁと思っています。

ザ・エッグ ロマノフの秘宝を狙え(the code)

2012年12月04日 18時53分40秒 | 日記
 
 
 ニューヨーク市警にも一目置かれるほどの大泥棒リプリー(モーガン・フリーマン)は、マイアミからやって来たガブリエル(アントニオ・バンデラス)と組みロマノフ朝の宝を盗もうとたくらむ。宝のあるロマノフ宝石店への侵入は不可能かと思われたが、ロシアン・マフィアに借金のあるリプリーは一世一代の強盗を決行する。(シネマトゥディより)




 今頃すみません。今日は仕事が半日だったので、取り置き映画の消費デーです。

この映画、冒頭からなにやらうさんくさいというか、B級っぽいというか、そういう雰囲気がプンプンです。でも、モーガン・フリーマン(ちょっと痩せた?)の重厚さとアントニオ・バンデラスの色気で合格にします(笑)。

モーガンって、いい人のイメージがあるから、どんなに大泥棒とか言われても、「きっと理由があったに違いない」とか「超一流に違いない」とか先入観で思っちゃうんですね。私なんか凡人ですから、そのまま乗せられてしまいます。まぁ、実際そうだったりするのですが。

ですから、最後まで彼を信じながら見てしまうのです。警察なんて最初からバカか能なしみたいな扱いなんですが、不自然にも思わないんですね。すごく気の毒ですが。

そこに向けて、ラテン男の色気ムンムンのアントニオが絡んでくるのですから、このコンビは魅力的ですねぇ。ちょっとくらい脚本がユルくても、つい許してしまいます。

結果的にはお互いに騙し騙され(って、騙されてるのは観客なんですが)、4000万ドルもするロマノフの秘宝を盗むのですが、そこにちゃ~んと美女とのロマンス・駆け引きが組み込まれています。

通常の感覚で言えば、ラダ・ミッチェルなんて盛りを過ぎててちょっとおばさんなんじゃないか、っていう感じなのですが、アントニオが大人の男なので、そう若くない女性がかえっておしゃれでした。また、ラダも美しくてセクシーでした。それにしても、すごい服着てました。

アントニオが、どんなに追い詰められても、素性怪しげなラダに「俺とのことは本気だったか?」と真剣なまなざしで聞くのです。こんな瞳に、落ちない女性はないと思いますね~(笑)。

「私が、生きる肌」にしてもそうでしたが、女性を愛する役が本当に似合いますね。素敵です。

ともかく、後味さわやかな映画でした。脚本がユルいとか、B級っぽいとかいうのは、そうなんです。でも、シリアスにならずに楽しむだけなら、充分な映画だと思います。

あ、そうそう。トム・ハーディがチョイ役で出てました。あと、監督がミミ・レダーだったので驚きました!
コメント
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