小幡歯科医院歯科話

品川区目黒駅前小幡歯科医院の公式ブログです。一般歯科治療の話から体の健康の話まで幅広く語ります。

差し歯が取れないようにするには

2010-05-26 09:37:00 | 歯科材料

             

実は「差し歯」という言葉は死語で、現在行われていない治療です。

               

差し歯とは文字通り、歯の根に義歯を差し込む治療です。

                  

現在では歯の根に土台(金属やファイバー製)を差し込んでから、義歯

(セラミックや金属製)をかぶせるという二重構造の治療をします。

           

それでも差し歯という言葉が世に広く知れ渡っているので、かぶせる治療一般

を「差し歯」と表現しています。

                  

さて、この差し歯は長年使用していると取れることがあります。

              

10年以上使用してから取れる場合は良いのですが、2~3年で取れてしまえば

歯科医院の信用にかかわります。

                     

長く持てば歯科医院は信用され、患者さんは満足し、良いことづくしです。

                    

その条件は大きく以下の3つです。

                     

適合

咬み合わせ

接着

                  

歯に精密に適合した義歯をつくり、咬み合わせを適正に設定し、強い接着剤で

歯に装着する、ことが大切です。

              

このうちどれかがおろそかになると「差し歯」の寿命は短くなります。

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