インプラント治療は失った歯を回復させることが第一目標ですが、メリットはそれ
だけではありません。
その隣の歯を救います。
歯を失った場合、少なくなった歯で顎の動きを支えます。
本来上下14本の歯(前歯6本、奥歯8本)で顎を支えて食事をするようにできて
いますが、本数が少なくなると残った歯にかかる負担が大きくなります。
そこで失った歯の部分にインプラントを入れると、負担能力が回復するので、
隣の歯の負担が減ります。
インプラントによって噛む力が回復するだけではなく、周りの歯の寿命も長くなる
のです。
これもインプラント治療を行う大きな目的です。
特に、数本の奥歯を失うと前歯に負担がかかってきます。
奥歯を回復させると、前歯が救われて長持ちするようになります。