小幡歯科医院歯科話

品川区目黒駅前小幡歯科医院の公式ブログです。一般歯科治療の話から体の健康の話まで幅広く語ります。

歯ぐきが糖化する

2014-07-23 06:14:00 | 栄養

前回は「歯の糖化」についてお話ししましたが、今回は

「歯ぐきの糖化」についてです。

 

 

 

歯ぐきはタンパク質でできていますから、糖化するイメージが

湧きやすいと思います。

 

 

 

歯ぐきと肌は同じ「体の表面の皮」ですから、歯ぐきを糖化から

守ることは肌の健康を保つことにもつながります。

 

 

 

歯ぐきが糖化すると、炎症が起きやすくなります。

 

 

 

これは糖化が起こると同時に活性酸素が発生する「酸化」も起こり、

炎症が生じやすくなることが原因です。

 

 

 

実際、糖化した歯ぐきは色が赤くなっていて炎症(腫れたり出血

したりする)がいつ起きてもおかしくない状態になっています。

 

 

 

このような状態になると、歯ぐきの状態を良くしようと歯磨きを

一生懸命していても奏功しなくなります。

 

 

 

体の内部からの炎症が起きているので、外からどんなに歯磨きを

しても、洗口剤や薬を用いても効きません。

 

 

 

食事を見直さなければ、この炎症は取れません。

 

 

 

もちろんその食事は糖質を控え、タンパク質と脂質をしっかりと

摂ることです。

 

 

それは肌にもいいことなのです。

 

 

 

 

小幡歯科医院

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