岡山市議会議員/おにきのぞみの虹色通信

〈いのち・みどり・平和〉を大切にする
 政治や暮らしをつくっていきたい。

5月29日-1 〝福祉オンブズおかやま〟と〝岡山市に公立夜間中学を求める市民の会〟の総会に参加

2022-05-29 | おにき日記
 
 
 午前中は〝福祉オンブズおかやま〟総会、午後は〝岡山市に公立夜間中学を求める市民の会〟総会。
 どちらの会も、私にとって、大切な学びの場です。
:::
 ✳︎ 〝福祉オンブズおかやま〟総会のあとは、記念講演「新・人間裁判 生活保護引下違憲訴訟から生活保護制度を考える 」。則武透さん(原告側弁護団副団長・弁護士)からのご講演でした。
 生活保護にまつわる歴史や、闘いを通して勝ち得たもの。そして、現在の問題点や裁判で焦点となっていることなどをお伝えくださいました。
 今の日本社会にはどうしても必要な制度です。一つひとつの学びを、自分のものにしていきたいです。
 
 ✳︎夜間中学については、次の2つのYouTubeをご紹介いただきました。とてもよいものです。
 岡山市は学ぶことができるよい先例が多くあります。しっかりと役立てていただきたいです。
 ・「夜間中学って どんなところ?」(兵庫県教育委員会)
 ・【学べる幸せ】入学理由は戦争や不登校など・・・徳島県初の夜間中学校に密着(ABCテレビニュース)
 
:::
 この日、総会や企画がてんこ盛りで、残念ながら参加出来なかった会には、ごめんなさい🙇‍♀️でした。とても参加したいものばかりでした。
 岡山市の皆さんが持つ市民力に感謝いっぱいです。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

5月28日-2 「近藤一さんを追悼し、池田恵理子さんのお話を聞く会」に参加をしました

2022-05-28 | おにき日記
 
【右が池田恵里子さん、左が石田米子さん。】
 
 
 「近藤一さんを追悼し、池田恵理子さんのお話を聞く会」に参加をしました。〝山西省・明らかにする会〟主催、〝「慰安婦」問題を考える女たちの会・岡山〟共催です。
 近藤一さんは、元日本軍兵士。80年前、侵略をした日本軍の兵士として中国・山西省に。戦争末期には沖縄戦で、九死に一生を得られました。
 定年退職後、沖縄戦の証言活動を始められ、70代になってから、中国の戦場での「加害」事実を、沖縄での「被害」体験とともに語られるようになりました。
 80歳(2000年)で「山西省・明らかにする会」のメンバーとともに、山西省に赴かれます。以後10回訪問をし、戦時性暴力を受けた被害女性や住民と真摯に向き合ってこられました。
 日本政府を相手とした10件の日本軍「慰安婦」・性暴力裁判のなかで、近藤さんは自らの性暴力加害の証言をした唯一の元日本兵です。
:::
 会は、石田米子さん(〝山西省・明らかにする会〟共同代表)が進行。池田恵里子さん(元NHKディレクター)制作のビデオ『追悼:日本兵の加害を語り続けた近藤一さん』(2021年/26分)をみて、その後、池田さんの話『近藤さんの記録ビデオを制作して』をお聞きしました。
 池田さんの話は圧巻でした。まとめる時間がなく、情けないですが項目だけお書きします。
 ・「慰安婦」問題の発生とこれまでの経緯
 ・元兵士が日本軍の性暴力を語るようになってきた歩み
 ・1990年代以降、「慰安婦」被害者が名乗り出てからの元兵士たち
 ・たぐいまれな存在、近藤一さん
 池田さんは超ご多忙のなか、中国・沖縄に訪問される近藤さんへの同行・ヒアリングだけでなく、生まれ故郷などにも訪問して記録をためてきておられ(スゴイ!)、ビデオも、近藤さんの生き様、お人柄がよく伝わってくる素晴らしいもので、多くの方に見ていただきたいと思います。
 ビデオでは、近藤さんの想いを真正面からうけとめ、自分たちらしい表現で周りに伝えていく高校生たちの姿がとても嬉しかったです。
:::
 私は、2001年に、山西省で性暴力被害にあったダーニャン(おばあちゃん)に会い、その現場などを訪れるツアーに参加をしました。その時、近藤さんの2回目の山西省訪問をご一緒しました。
 また、近藤さんが岡山にこられての証言集会のとき、わずかの時間、お話をお聞きしましたが、語られてこられた多くは、山西省の会の皆さんがまとめられた書物で読みました。
 私とご一緒した、まだ2回目訪問の近藤さんは、ひたすら寡黙で、皆さんの輪の端の辺りで、ダーニャンや皆さんの話をじーと聞いておられるように感じました。
 〝山西省・明らかにする会〟は、被害者たちに会われる近藤さんとの場を積み重ねてこられた、これもまた稀有な敬愛すべき団体です。おこがましいですが、近藤さんにとっては尊い存在の団体で、感謝されていたのではないかと思います。
 近藤さんの、強い自責の念と誠実な謝罪への想い。訪問が重ねられるなかで、ビデオでは、ダーニャンたちから近藤さんへの信頼の眼差しが感じられました。
:::
 近藤さんは、2021年5月4日、101歳で亡くなられました。会では、皆さんから近藤さんとの思い出や近藤さんから学んだことなどが温かく語りあわれました。
 「二度と同じ過ちを繰り返さないことが、平和への道」。「語ること」を生涯の使命とされ、情熱をもってその人生を全うされました。近藤さんに心からの追悼の気持ちと感謝を申し上げます。
 「鬼木さん、するからね」と、かなり前から告知をいただき、ご準備を重ねてこられた石田さん。ありがとうございました。
 ✳︎長くなってごめんなさい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

5月28日-1 少し久しぶりに朝ラジオ体操へ

2022-05-28 | おにき日記
 
 
 少し久しぶりに朝ラジオ体操に。
 皆さんのお顔を見て、ほっと💚
 風が心地よく、やっぱり気持ちいいです🌱
 そして、ひょうたん池の〝睡蓮〟を見に。
 しばらく楽しめそうです🤗
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

5月27日-2 〝ヤングケアラー〟についてのチラシが市内の小、中、支援、高校のみなさんに配られました & スケジュールが目白押しの一日

2022-05-27 | おにき日記
 
 「子どもが子どもで いられる街に。」
 〝ヤングケアラー〟についての広報と相談窓口を知らせるチラシが、岡山市内の小学校、中学校、支援学校、高等学校の児童・生徒の皆さん全員に配布されました。
 岡山市HPにも、〝ヤングケアラー〟についてアップされています。
 
 5.27、小学校で配布されたと聞いて、嬉しくて、担当課に問いあわせて、チラシをいただきました。
:::
 受け取った子どもたちは、みんな、どう受けとめたかなぁ。
 ヤングケアラー当事者の子どもは、どうだったかなぁ。
 小学生向けバージョンが、あってもいいなぁと思いました。
:::
 津島学区コミュニティ協議会、ジェンダー統計を語ろうかい、みどり岡山ミーティング、市役所でのヒアリングなどなど、目白押しの一日でした。
 皆さまに感謝です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

5月27日-1 本会議の傍聴席からの撮影と録画が禁止に。羽場頼三郎議員と2人で、記者会見と議長に申し入れを行いました。

2022-05-27 | おにき日記

 写真は庭のホタルブクロです。私の好きな花の一つです。

 さて、岡山市議会の議会運営委員会(議運)は5月19日に、これまで原則可能だった本会議の傍聴席からの写真・動画の撮影と録音を禁止するよう傍聴規則を改めました。禁止ルールは6月議会からの適用です。
 これまで長年、問題なく行われてきましたが、理由は、撮影された写真や動画が誹謗中傷に使われることを防ぐためとのことです。
 誹謗中傷だと判断して、対応できるのは当事者です。
 「市民に開かれた議会」を目指してきましたので、逆行することです。議運での反対は共産党だけでした。

 5.27。1人会派4人の連名で、
✳︎このことに対する抗議。そして、規則を変えるほど重要な案件です。✳︎議運での議決権のない1人会派にも充分な情報提供を行なってほしいという申入れを、市議会議長に行いました。
 呼びかけてくださった羽場頼三郎議員と2人で、記者会見と議長に申入れにいき、翌5.28、そのことが山陽新聞に掲載されました。
 市民の方から、「どうして?」、「時代に逆行している」、「根拠は何なのだ」などの意見や問い合わせが来ています。
岡山市のインターネット視聴やオニビジョン は、ほとんどが発言者だけを映す内容ですが、360度カメラを据え付け、市民が希望する場面を自分で見ることができる議会もあるとのこと。
 公務である本会議は市民のものです。市民に更に開かれたものでなければなりません。

✳︎岡山市議会傍聴規則第14条
(変更前) 傍聴人は、傍聴席において写真、映像を撮影し、又は録音等をしようとするときは、あらかじめ議長の許可を得なければならない。
(変更後) 傍聴人は、傍聴席において写真、映像等を撮影し、又は録音等をしてはならない。ただし、議長が公益上特に必要と認める場合は、この限りではない。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする