岡山市議会議員/おにきのぞみの虹色通信

〈いのち・みどり・平和〉を大切にする
 政治や暮らしをつくっていきたい。

11月7日 「横田さんをお送りする会」を行いました。多くの方にご参加いただき、感謝しています。

2015-11-07 | おにき日記









 「横田えつこさんをお送りする会」が11月7日に行われました。朝9時過ぎに会場に入ったとたん、たくさんの花がとてもステキに横田さんを囲んでいて感激。ホテルの方に感謝するとともに、涙がうかんできました。

 そして800人の参加者。500人分用意していたプログラムはまったく足りなくて、椅子もお花もキャンドルもでした。2時間立ってくださった皆さんにはほんとうに申し訳なかったです。
 それでも、障がいを持った方、高齢の方、お腹に赤ちゃんがいる方など、皆さんが自然に椅子をかわってくださったり、イスの準備をしてくださったり。横田さんらしい会だなぁと私がもっとも感じた出来事です。たくさんの輪と和を彼女は私たちにプレゼントしてくださいました。
 
 こうして、たくさんの花と人に包まれて、クリスチャンの横田さんはきっと天国で笑っておられたことでしょう。参加者の見込み違いもありバタバタとしましたので、心が行き届かなかったこともあったかと思いますがお許しください。

 私自身「終わりの言葉」でも言いましたが、私は横田さんの無邪気なところが大好きでした。
 1泊2日の栃木県への自然エネルギー視察に彼女と二人で行ったとき、4食が駅構内での立ち食い蕎麦でした。北関東は彼女のホームペースで、高校に通うときよく食べたとのこと。あのニコっとした笑顔で「食べよう」と言われると、「仕方ないなぁ」と思ってしまいました。
 会のなかで、弟さんが、「姉の子ども時代は、今、皆さんが思われている姉とイコール」と言われて会場は笑いに包まれましたが、私は立ち食い蕎麦の彼女を思い出しました。
 彼女は、子どもたちからプレゼントされたものを身につけたり、もっていて、「これは誕生日に…」「母の日に…」と、よく話してくれました。そして話は、そのパートナー、お孫さんたちにも及び、ほんとうに嬉しそうなので、これが泉のようにあふれる彼女の愛情や知恵の源だなぁといつも思っていました。

 横田さんは、どの方にも平たい方で、その行動は日本全国にわたり、アチコチによく動かれていました。私が「横田さんは体が幾つもある忍者みたい」だと彼女にいうと、「みんなといると私が安心」と言われていました。そして、「一人ではできない。私はみんながいるから議会でいろんなことができるのだ」とも。

 「終わりの言葉」では、「鬼木さんは鬼木さんらしくしたらいい」と彼女がいつも言っていたとも話したのですが、それを聞かれた横田さんの友人が、「そうだった。絵本『いっぱい野菜さん』が好きでよく読んでいた」と教えてくれました。『いっぱい野菜さん』を手にとってみたいです。

 11月には横田さんは復帰予定で彼女と日程をいれていたので、「会」を終えても退院をされて戻ってこられるような気がしてなりません。ずっとご一緒にいてくださると思います。天国から導いてくださると思います。横田さん、ありがとうございます。

 会で流した追悼映像、お配りしたプログラム、夫・横田賢一さんの挨拶文の一覧です。字の色が変わっているところをクリックしてください。
追悼映像「がんばりました。えつこさん」
「横田えつこさんをお送りする会」プログラム
横田賢一さんの挨拶文



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