今日から保健福祉委員会の視察です。初日は静岡市で、テーマは「元気いきいき!シニアサポーター事業」と「高齢者見守り事業」です。
「元気いきいき!シニアサポーター事業」は、65歳以上の市民が、介護施設で、お茶出しやレクリエーション補助、話し相手などの活動をするとポイントがたまり、静岡市の地場産品と交換できる、今年度からスタートした制度です。
稲城市など全国での先進事例をもとに、地場産品という静岡市独自の方法がアレンジされています。そういえば、2008年度の保健福祉委員会視察で稲城市に訪問したことを思い出しました。
稲城市のように介護給付費削減に数字として成果があがればとのこと。あわせて、地域の担い手として活動できるきっかけ作りになればということです。
「高齢者見守り事業」は、既存の見守り活動に加え、新聞店や牛乳店など民間事業者と協定を結び、個別訪問をした際に、異変に気付いたときに、市に連絡をし、早期解決につなげるものです。
静岡市では、自転車で30分で動ける範囲に地域包括支援センターを置いているということです。また、S型デイサービスという地域住民の支え合いボランティアでのミニデイサービスが20年間実施されており、約240会場ということです。
静岡県の健康寿命は日本一とのこと。課題も述べられていましたが、元気な高齢者が多い秘訣をさぐっていきたいです。