岡山市議会議員/おにきのぞみの虹色通信

〈いのち・みどり・平和〉を大切にする
 政治や暮らしをつくっていきたい。

11月10日 環境消防水道委員会視察初日/新潟市救急ステーション & 信濃川浄水場

2014-11-11 | おにき日記



 環境消防水道委員会の視察で新潟市に来ています。1日目は、信濃川浄水場と新潟市救急ステーションです。

 新潟市民病院の移転にともなって、同敷地内に整備をしたのが、新潟市緊急ステーションです。市民病院と連携して、医師と救急救命士が同乗してドクターカーを運行しています。ドクターカーの運用で、医師による処置時間が28分短縮され、その効果もあがっています。
 救急救命士や救急隊員の生涯教育拠点になっているということです。救急救命士が処置できる範囲がこの4月から広がっています。岡山市では新市民病院が研修の役割を担うことになります。

 信濃川浄水場は広大な敷地があり、東日本大震災のときには、水や燃料を福島市や仙台市に供給支援するため、中部地方や中国四国地方からきた支援車両の中継拠点として活躍したところです。以後、応援受け入れ体制の拡充や燃料供給確保にあたっての具体的な整備をしておられます。岡山市も地理的には中継地の役割を果たすことができるので、準備をすすめているところ。勉強にきました。
 広大な平野のなかにあるため、53メートルの高い配水塔を作って、市民に給水をしています。沈殿池を利用して太陽光パネルを設置しています。
 安全な水確保は自治体にとって必ず必要なことです。地理的な状況でその方法は様々。岡山市の三野浄水場の水は恵まれていると思います。

 福島原発事故の影響を受け、水道水を作ったあとに残る濃縮された泥は今でも10~20ベクレル。多いときは30ベクレルということ。事故直後は100ベクレルをこえ、処分方法が定まっておらず、敷地内に保管されています。


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