パッカー車のあとについて、ゴミ収集の実情について視察をしました。ていねいに効率よく作業をしていらっしゃいました。一つとして同じ形状のゴミステーションはありませんで、びっくり 。私が回ったコースは、コーポやマンションのゴミ回収もけっこう多いエリアでした。職員の皆さんは事業所エリアについてはすべてご存知ということです。
不適正排出も少なくなく、啓発シールが時々貼られていました。学生も含めて単身者世帯への啓発はずーと課題です。布団はゴミ袋のなかに入っても粗大ゴミです。一年前の調査で、可燃ごみのなかに混入していた資源化物10.4%。不燃ごみには14.5%です。この量を減らしたいと、10月から資源化物の月2回回収がはじまりました。
視察に行った野殿事業所には、12台のパッカー車。ビンなどの箱を平積みする車2台、プレス車2台です。エリアは4班にわかれ、班に監督車1台。ゴミの状況を把握し、午後のゴミ収集の回り方を決め、ゴミ収集後の様子をチェックします。毎日、ゴミ状況の把握をしないといけないくらい、日々、出されるゴミ量が異なるということです。確かに、私のところでも、ゴミがステーションにいっぱいのときと、ほんとうに少ないときがあります。
安全第一で、交通事故と怪我がないように。手がパッカー車に巻き込まれる事故があるそうです。最近は車の性能がよくなり、防止のための安全装置が幾つかあるとのことですが、体調を万全に整えて本人の心持ちが大切です。
10月から資源化物の2回回収がはじまり、職員体制も大きく変化しました。今まで可燃物だけだった野殿事業所に資源物回収の仕事が加わり、研修や工夫を重ねている最中ということです。資源化物を直接業者に納入する品目も増えました。年度途中の急な変更であり、市民の方からの問い合わせが多かったので、きちんと知っておきたいと思いました。
すべての回収作業が終わってのパッカー車に乗せていただき、作業をしていらっしゃった方とも話を。現場の声を聞いていただいて感謝ということで、こちらの方が恐縮、感謝しました。
ご不明の点があれば、お声かけをください。