岡山市議会議員/おにきのぞみの虹色通信

〈いのち・みどり・平和〉を大切にする
 政治や暮らしをつくっていきたい。

8月6日 長泉寺で8.6の梵を撞きました。& 全国市議会議長会研究フォーラム

2014-08-06 | おにき日記





 8月6日、9日、15日は、毎年、長泉寺で平和への梵鐘をします。今年で18回目です。今年も、原爆投下の時間をはさんで、宮本龍門住職がお経をあげられました。
 毎年、毎年、今年ほど「平和」への願いを強く想うことはないと、その場に立つのだけど、今年はとりわけでした。☆「平和」のための「戦争」はあり得ません。梵鐘のあとご参加の皆さんと一緒に、龍門住職はそんなお話をしてくださいました。
 9日は11時2分、15日は岡山ユネスコ協会の皆さんと11時40分からです。





 午後からは、全国市議会議長会研究フォーラムが岡山市で開催とのことで、全国から多くの議員の方が集まりました。
 基調講演は「人口減少時代と地方議会のあり方」(増田寛也さん/野村総合研究所顧問)。人口減少の要因の一つに、地方から大都市圏(特に東京圏)への若者流出をあげていらっしゃいました。先進国のなかでも、日本の東京圏への流出割合は高いです。適切な対策を行なえば、人口の急減を回避して、将来安定的な人口規模を得ることができるとのこと。幾つかの示唆をいただきましたが、どういう地域を作るのか、自治をしていくのか。議会が見極めて行なって行くことが必要だと激励されました。
 パネルディスカッションは「分権改革20年と地方議会のあり方」。則武岡山市議会議長も含め5人のパネリスト。コーディネーターは牛山久仁彦さん(明治大学教員)でした。どの方も短時間に濃い中味の提案でした。総じて、地方分権で拡大する自治体議員の責任・権能において、議会が議会として力を発揮できているのか。という厳しいご指摘であったと思います。
 分権改革によって、実態は首長権限が強大なシステムになってしまいっているのではないか(議会による統制が弱い)、ガバメントからガバナンスの時代、市の模範的な形の議会全体としての共通認識が必要、議員の質問力を議会の政策形成力に、団体自治から住民自治重視・質問型から公開討論型・監視型から政策提言型、オール議会としての取り組み、などなど課題がてんこ盛りでした。
 「自治」への共通認識。そして、議会に対する不信により負のスパイラルに陥らないよう、更なる情報公開。議会を開いていくことが必要です。

 今週の土曜日には、津島学区の盆踊り「津島はっさく踊り」です。最後の練習が行なわれました。皆さん、集まってくださいね。





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