岡山市議会議員/おにきのぞみの虹色通信

〈いのち・みどり・平和〉を大切にする
 政治や暮らしをつくっていきたい。

8月19日 フェアトレードシティ熊本市に視察にいきました

2014-08-19 | おにき日記









 コーヒーの写真。熊本市役所の展望レストラン「彩」のフェアトレード・コーヒーです。コーヒーまったくダメな私が、コーヒーをはじめて注文しました。熊本城をながめながらの至福の一杯(一口)です。熊本市は日本・アジアでは初めてのまた唯一のフェアトレードタウンです。全世界で欧米を中心に、1300(24カ国)タウンをこえ1500に迫る勢い。だけど、日本には熊本市だけなのです。
 フェアトレードは私のライフワークの一つ。「貧困」「環境破壊」に直面する世界の人たちとの対等なパートナーシップをつくる交易(貿易)です。私が出会ったフィリピン・ネグロス島の友達たちと未来を拓くためにどうしても必要な仕組みでした。そして、食、衣、飾(雑貨etc)、…。暮らしのなかでオシャレでおいしい、そして気持ちスッキリと世界とつながる嬉しさがあります。
 岡山市にもフェアトレードタウンへの道は拓けないかなとの想いで視察にいきました。認定には6つの基準があり、現状ではハードルは高い。熊本市実現における立役者としてご紹介いただいたのが明石祥子さんでした。
 フェアトレードタウン担当は、シティープロモーション課国際室。写真は担当者のお二人と。フェアトレードシティにむけて、市長も副市長も積極姿勢です。フェアトレード取扱店数は市内に100店舗以上。熊本市民へのアンケートで、フェアトレードについて1/3の市民がご存知ということでしたが(それでも多いですよね)、まだまだ少ないと、市としても今年度さらに力をいれておられます。8月31日には市の事業として、フェアトレード・カフェ的なお店がオープンします。
 また熊本市は「熊本市東アジア戦略」(ASEANも含む)を策定し、上海に事務所をおいて活動をしていらっしゃいます。具体的な顔の見える交流を意識してつくっていらっしゃって成果をあげておられます。






 
 明石さんは、「フェアトレードシティくまもと推進委員会」の代表で、ご自身は“ Love Land ” というフェアトレードショップをしていらっしゃっいます。熊本市をフェアトレードシティにと10年間ひたむきに努力をしてこられました。スゴい。モットーは「現場に足を運び」&「若者といっしょに」と感じられました。
 ESD世界会議が開催される岡山市。もう一つの開催地/愛知県名古屋市ではフェアトレードタウンに向けての市民の取り組みがスタートしています。ESDをすすめる街はフェアトレードも進めたいですね。
 明石さんのお店では、フェアトレードの服もゲットしました。バングラデシュの上着とタイのキュロット。そして、インドのサリーなどをリサイクルしたネックレス。着て楽で、オシャレです。岡山市内では、コットン古都夢(出石町)さんへ。



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