岡山市議会議員/おにきのぞみの虹色通信

〈いのち・みどり・平和〉を大切にする
 政治や暮らしをつくっていきたい。

6月16日 防災について考えるESDカフェ

2011-06-16 | おにき日記





 ESDカフェ「もしライフラインがとまったら~そのときあなたは?」に参加をしました。場所は環境学習センター「アスエコ」です。
 北消防署の方から情報提供いただき、それに基づいて環境保全課の方がファシリテーターをしながら、参加者相互で考え合っていくワークショップ形式です。北消防署から来られた方は、阪神淡路大震災、中越沖地震、東日本大震災と、市職員としていち早く現地入りをして救助・支援活動にあたられた方で、お話はわかりやすく迫力がありました。現場をふまえての声は「なるほど~」と。そして、環境保全課の方は、時間が足りないくらい参加者から声があがり、今後への宿題をしっかりいただける、名ファシリテーターでした。そして、参加者のなかに、阪神淡路大震災、東日本大震災の被害を受けた方がおられましたので、話は深まります。
 
・現金があっても、食料もガソリンも買えなかった。
・20日たっても、停電・断水のところに行った。水が一番大切。お皿も洗えないので、サランラップが役立った。
・道が寸断されるのでリアカーが有効。リアカーに浄水器(プールの水などなんでも飲み水に)をセットしたものが役立っている。
・震災にあったら、必ず靴をはき、軍手などで手を守る。
・今回、支援物資のなかで、灯油・軽油が喜ばれた。
・灯りとして、震災のときは、余震が続くためにロウソクは×。
・情報の大切さ。ラジオよりテレビに、皆さんほっとされた(by ソーラー発電機)。
・非常食を用意しても、期限切れが続き、準備しなくなる。→ 年に一度は家族での避難訓練を。普段の食事のなかで、缶詰などを常備しつつ回す。
……。

 印象に残ったものを羅列しましたが、アスベストに関わる私としては、靴・軍手に加えて、マスクを加えてほしいです。我が家では夫が、手動のラジオや懐中電灯など、いろいろとを準備をしてくれていますが、ソーラー発電機と浄水器が有効ですね。そういえば、我が家の裏庭には、井戸があります。
 何より、前向きに生きる力を育むことが必要。そして、いわゆる〈共助〉も。参加者には公民館職員が多く、地域での取り組みが求められるので、頼もしいかぎりでした。

 

コメント
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