岡山市議会議員/おにきのぞみの虹色通信

〈いのち・みどり・平和〉を大切にする
 政治や暮らしをつくっていきたい。

4月30日 市民・文教委員会

2010-04-30 | おにき日記


 今日は市民・文教委員会がありました。
 はじめは、新年度の異動で、新しいポジションで説明者となった人たちからの挨拶でした。30人くらいいる中で女性は1人。聞く側の委員でも私が1人女性ですから、暮らしのことを決めていく政治の場に、女性の参画が必要です。

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 中央公民館職員が、2005年~2008年度に市内30公民館の空調や機械設備の修繕費1610万円(188件)を、ある特定のA社に支払っていないことが、今年1月にA社からの督促で発覚しました。
 担当職員が一人で発注などの差配をし、その年度で支払いができなかったものは、書類を机のなかに保存し、後の年度で支払い手続きをしていたのですが、それが先に先にとたまってきたわけです。A社からの督促に、館長をはじめ、教育委員会の皆さんは驚かれたそうですが、シルバー人材センターの時のように、市役所でこんなことが起こるとはと、私もびっくり。前代未聞のことだそうです。 
 教育委員会では、1件1件を検討。架空のもの、過度な修繕はなかったことを確認し、その報告がありました。地区公民館からの修繕依頼、検討、発注、経理などが、一人の担当職員に集中していたことが今回の結果を招いたとし、再発防止のために、地区公民館からの連絡を文書化し、組織的に修繕の必要性や工事内容をチェックするよう改善したとのことです。

 私は、A社だけに未払いであること、A社への発注額が修繕費のなかで非常に高い割合をしめているということが気になり、契約のあり方や手続きに問題はなかったのか、資料提供や質問をさせていただきました。結果的にA社に集中したのは、A社が29公民館施設のメンテナンス委託を受けていることからきているなど、納得できたところがあります。他の委員からは、区ごとに発注業者を考えてみるとか、修繕計画の必要性などが意見として出されました。

 未払金について、市は過年度支払いとして、6月議会の補正予算に提案をする予定です。職員自身はすべて調査された上で処分ということになるようです。どの議案でもそうですが、私自身が納得いった上での判断が必要です。整理をしてみたいと思います。




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