栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2024-2025」

土曜のボツ予想~ノヴェリストのシーズン

2020-05-16 10:28:51 | 血統予想

去年の配合大喜利で実現したディスクリートキャット×マコトサンパギータ、無事に立派な牡が産まれました(・∀・)


これは狙いどおりというか、すでにダ1800臭がすごい!

御池は◎ピエナミント
ノヴェリスト×スペシャルウィークでAureoleの薄いクロスですから乙訓や久多のように大外から追い込むのが好走パターンで今回は少頭数の外枠がいいし、渋った馬場にも良績



前走の凡走がよくわからんですが、ノヴェリスト産駒なので実績どおり寒い時期はイマイチなのだろうということで
以下はノヴェリスト産駒の月別成績ですが、冬場は硬くなってあのゴトゴト歩きが酷くなるのでダメ、ドイツ血統らしく黒い馬が多いので真夏はダメ、だいたい24℃ぐらいが走りごろで、札幌芝の成績が突出していいのも気温&洋芝の両方ではないかと



湘南は雨の東京でトニービン戦争みたいになってますが、ルメールとレーンがスローにしそうなので、青葉賞3着でマイラーではない◎ピースワンパラディにとって追走が楽なのはありがたい
○は前走イン伸び馬場の1枠なのに外をブン回したヴィッテルスバッハ、人気どおりすね…

他のレースはこれから考えますが、NETKEIBA「厳選予想 ウマい馬券」と競馬道OnLine「今週のBLOOD穴ライズ!」では京王杯SCと都大路Sとあずさ賞を予想していますので、今週もよろしくお願いします


http://yoso.netkeiba.com/?pid=yosoka_profile&id=24&rf=umatop
http://www.keibado.ne.jp/keibaguest/premiumservice/index_lp2.html

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『サラブレ』6月号「ダービー&オークス的中への道」「2歳馬POG企画」

2020-05-13 14:32:06 | お知らせ

本日5/13発売『サラブレ』6月号、特集は「ダービー&オークス的中への道」


https://www.amazon.co.jp/dp/B0874L15DZ
https://www.enterbrain.co.jp/sarabure/book/

私はMahmoudさんと北枕さんに囲まれながら、ダービーの伏兵を一頭取り上げて解説しています

もう一つの特集「2歳馬POG企画」では、馬見の美野真一さん&血統の望田という構成で、POGの注目馬や隠し玉を20頭ほど紹介していますので、こちらもよろしくお願いします

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第25回NHKマイルC回顧~孫の代でも最強ニックス

2020-05-11 21:22:16 | 血統予想

東京11R NHKマイルC
◎14.ルフトシュトローム
○2.タイセイビジョン
▲3.レシステンシア
△5.シャインガーネット
△17.サトノインプレッサ
×4.プリンスリターン
×18.ウイングレイテスト
注6.ギルデッドミラー
注10.ハーモニーマゼラン
今年のNHKマイルはガンガン行く馬が不在で、ダッシュの違いでレシステンシアがハナを切りそうだが、中間の馬体写真をみるとトモの肉などが少し落ちて見える。極悪馬場で力走した疲労はそれなりにあったのではないか。
サトノインプレッサはディープ×サプレザのイメージどおりナスキロ柔く斬れるが、マイラーというよりは1800~2000の馬に見えるので、マイルで緩みないペースで流れたときに前走のような斬れ味を発揮できるかどうか。
タイセイビジョンは死角らしい死角はないが、タートルボウルの仔だからG1を勝ちきるほどの爆発力があるかどうか。ペースが落ち着くようならシャインガーネットの前残り、馬場が悪化するようならハーモニーマゼランも一考したいが、予報では日曜は降らない感じだから良想定、渋っても稍までだろう。
ルフトシュトロームはアロハリリーの3/4弟で、ディープインパクトやレイデオロなどが出るウインドインハーヘアの名牝系。母ハワイアンウインドはノーザンダンサー5・5・7×4・5で、アウトブリードのキンシャサノキセキはこういうクロスが強い繁殖との配合で成功する。
ガロアクリークのように母方が強いキンシャサ産駒で、ディープっぽいしなやか体質とキンカメっぽいナスペリオン的斬れで差すので東京でさらに追って味があるだろう。良なら勝つのはこれだと思う。

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19年が45.8-46.6、18年が46.3-46.5、17年が46.1-46.2、16年が46.0-46.8、15年が47.2-46.3。今年は46.0-46.5ですから、前後半でみるとまあまあ例年並みに流れたNHKマイルCだったといえるでしょう

出脚が速い馬が他に見当たらないので、スピードの違いでレシステンシアがハナを切るとして、テン乗りのルメールが果たしてどんなペースで逃げるのか

あと週中のフォトパドックを見ると前走よりトモの肉なんかが落ちて見えたので、泥んこ馬場のHペースを力走した反動や疲れが残っているのではないか

当日のパドックはやっぱり桜花賞時のようなプリプリした体つきではなかったんですが、そのぶんしなやかさは増したような歩きで、東京の高速馬場を走るならこのつくりもアリなんかもしれんなあ…ってなことをつぶやきながらパドックを観てました

ゲートが開いて4~5完歩ぐらいでレシスがハナに立ち、そこへラウダシオンが並びかけていったのがレースのハイライトで、ただミルコにしてもつついてやろうという意図ではなくて番手がほしかっただけで、公式ラップは12.3-10.4-11.4-11.9-12.0-11.3-11.2-12.0(46.0-46.5)ですから、3~4角で緩めて直線でじんわり加速させていくというルメールらしい逃げでした

メジャーエンブレムのときは12.3-10.7-11.3-11.7-11.7-11.3-11.5-12.3(46.0-46.8)ですからもう少し緩みのない逃げで、これぐらいで逃げればもっと抵抗できたかもしれないですが、そこは桜花賞の失敗を踏まえての連続騎乗だったメジャーとの違いですかね

3~4角でペースが緩んだので馬群が固まり、直線は8~10頭ぐらいが横に拡がっての追い比べになり、後続は進路がなかったり狭くなったりで追いづらそうな馬が何頭もいて、そういうことで前2頭とその直後にいたギルデッドやタイセイに有利な状況になったというべきかと

ルフトシュトロームもなかなかスペースがなくて追い出せたのは残り200mからで、ラスト1Fは一番いい伸びなのはまあ脚をタメていたから当然ですが、期待どおりのナスペリオン斬れは見せてくれたのでまあ仕方ないです

ミラアイトーンは土曜の谷川岳で3着に逃げ粘って復活のキッカケを掴みましたが、タイタンクイーンの仔はBuckpasser~Tom Foolベースなスピードなのと母父がRelaunchのラインなので、ビュンと斬れるような末脚じゃないんで、ギルデッドミラーも好位で立ち回るような形のほうが味があると思いますよ

1~3着馬については、NETKEIBAの全頭血統解説より再掲

ラウダシオン
アンブロジオの半弟でスナッチマインドの叔父。近親にフューチュリティS(米G1・ダ8F)勝ちキュヴェーがいる。ディープインパクトとUnbridled's Songの組み合わせはコントレイルをはじめ、孫の代でも本馬やビアンフェなどが出て大成功している。リアルインパクトとサトノアラジンを足して割ったような配合どおりのイメージの大箱向きマイラー。差しにも回れるので、ここも相手ナリに駆けるだろう。(距離◎スピード○底力○コース◎)



レシステンシア
ミッキーブラックの3/4妹で、母マラコスタムブラダはフィルベルトレレナ大賞典(亜G1・芝2200m)勝ち。3代母Pulmaは亜2歳女王。ダイワメジャーとデインヒルが強いマイラー体型で、母方に中距離のスタミナや底力が入るので、マイルG1をHペースでゴリ押しできるメジャー産駒だ。上がりのケイバだと味がないのはメジャーエンブレムと同じで、メジャーエンブレムが勝ったときのような前傾ラップ、ダイワメジャー産駒のゾーンのレースに持ち込みたい。(距離◎スピード○底力◎コース○)



ギルデッドミラー
母タイタンクイーンは優秀な繁殖で、サンタイネスS(米G2・ダ6.5F)のRenee's Titan、スカイラヴィルS(米G3・ダ6F)のFashion Alert、日本に輸入されてからもストロングタイタンとミラアイトーンを産んでいる。母父Tiznowは北米年度代表馬でコントレイルの母母父。ノーザンテーストとDanzigが強いマイラー体型で、母からTom Fool的な機動力も受け継いで、ここも好位で立ち回りたい。(距離◎スピード○底力○コース○)



もみじSを勝ったときに「ラウダシオンってのはリアルインパクトとサトノアラジンを足して割ったような、配合の狙いどおりの馬ですよね」という話を三輪さんとしてて、朝日杯の一言コメントでも「リアパク+アラジン」と書きました

だから大箱マイルがベストなのはわかっていたし、ルメールが緩めたら前残りになりそうな予感もあったんですが、朝日杯がまあ完敗やったので、相手ナリに駆けても、巧く立ち回っても、掲示板の真ん中までやろなあ…ぐらいのイメージしかできなかったです

ディープインパクト×Unbridled's Song×Storm Catのプラチナ配合については前エントリで書きましたが、ラウダシオンはディープ×Storm Catという必殺技を使うことでリアルインパクトをサトノアラジン的ストライドに寄せているといえ、だから父ほど小回りはきかないですが父よりもストライドで走れます



ディープインパクトの後継種牡馬では母父Storm Catのキズナが大成功していますが、他の後継でいうとリアルインパクトはラウダシオン(母母父Cat Thief)、ディープブリランテはモズベッロ(母父Harlan's Holiday)とラプタス(母母父Storm Cat)、ワールドエースはオータムレッド(母はStorm Cat≒Chapel of Dreams2×4)、孫の代でもこの最強ニックスを使うことで代表産駒級が続々出ているんですよね

配合というのは長短・剛柔・硬軟・大小などの揺り戻しの繰り返しですから、トキオリアリティーで締めたリアルインパクトを柔に振り戻すには、Storm Catを使うのが最も効果的だったというわけで、去年の種牡馬辞典にも「Storm Catと好相性だろう」と書かれてますな

トキオリアリティーの血は頑強で晩成ですから、リアパク産駒も締まりが強くて仕上がりそのものは早くても、父のようにしぶとく成長し息長く走る馬が多いんじゃないかと思ってます

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5/9,10の血統屋コンテンツ推奨馬の結果速報

2020-05-11 09:04:38 | 共有クラブ

『一口馬主好配合馬ピックアップ(2018)』で栗山求が推奨したラウダシオン(牡3歳)が日曜東京11RのNHKマイルC(G1・芝1600m)を勝ちました。

★シルクホースクラブ
父リアルインパクト
母アンティフォナ(Songandaprayer)
牡 募集価格:2500万円
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2017105072/
アンブロジオ(ファルコンS-4着/ローズキングダム)の半弟。母の父Songandaprayerは2歳時にファウンテンオブユースS(米G1・ダ8.5f)を勝ち、3歳春のケンタッキーダービーでは6ハロン通過1分09秒25という同レース史上最速のペースで逃げまくった快速馬でした。日本ではサープラスシンガー(函館スプリントS-2着)の父として知られています。その2代父UnbridledはDr.FagerとIn Realityのニックスから誕生した名種牡馬で、これを継続した配合は成功しています。父リアルインパクトは2代母の父がIn Reality。母方にUnbridledを持つ配合はおそらく父の成功パターンのひとつとなるでしょう。母アンティフォナはこれまで2頭の産駒が競走年齢に達し、いずれも勝ち上がっています。繁殖牝馬としての能力に恵まれ、なおかつ本馬は配合的に見どころがあるので期待十分。芝短距離~マイルあたりで本領を発揮しそうです。(栗山)

『一口馬主好配合馬ピックアップ(2018)』で栗山求が推奨したアステロイドベルト(牡3歳)が日曜京都5Rの未勝利戦(芝2000m)を勝ち上がりました。

★キャロットクラブ
父ルーラーシップ
母サトノジュピター(アグネスタキオン)
牡 募集価格:3000万円
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2017105321/
母サトノジュピターは重賞勝ちこそないものの、小倉日経オープン(OP・芝1800m)をレース史上最速タイの1分45秒2で勝った実力馬です。本馬は「ルーラーシップ×アグネスタキオン」なのでサンリヴァル(皐月賞-2着)やイブキ(新潟2歳S-3着)と同じ組み合わせ。連対率23.1%、1走あたりの賞金額175万円は、同産駒全体の19.3%、157万円を上回ります。また、母方にサンデーサイレンスとFairy Kingを併せ持つルーラーシップ産駒は連対率35.7%、355万円。この配合の代表格テトラドラクマはクイーンC(G3)を勝ちました。コーフィールドC(豪G1・芝2400m)やダイヤモンドS(G3・芝3400m)を勝ったアドマイヤラクティの甥で、やや晩成傾向はあるもののスタミナと底力は十分。本格化すれば大きいところを狙えるのではないかと思います。(栗山)

『ディープインパクト好配合リスト(2019)』で望田潤と栗山求がダブル推奨したラヴユーライヴ(牝3歳)が日曜京都4Rの未勝利戦(芝1800m)を勝ち上がりました。

○ラヴユーライヴ(牝、母ラヴズオンリーミー)
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2017105600/
リアルスティール、ラヴズオンリーユー、ラングレー、プロディガルサンなどの全妹で、欧2歳女王Rumplestiltskinの姪。母母MonevassiaはKingmamboの全妹というピカピカの良血だ。ディープ×Storm Catの黄金配合でもあり、POG期間内2~3勝、重賞オープン勝ちも狙えるだけに毎年外せないところではありますな。(望田)

◎ラヴユーライヴ(牝・母ラヴズオンリーミー)
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2017105600/
社台グループオーナーズ・中央競馬オーナーズで募集価格7000万円。リアルスティール(ドバイターフ、毎日王冠、共同通信杯)、プロディガルサン(東京新聞杯-2着)、ラングレー(毎日杯-4着)、ラヴズオンリーユー(忘れな草賞)の全妹。「ディープインパクト×Storm Cat」はキズナ、ラキシス、エイシンヒカリ、サトノアラジン、アユサン、ヒラボクディープなど多くの活躍馬が出ているニックス。2代母MonevassiaはKingmamboの全妹で、3代母Miesqueは80年代の世界最強マイラーという世界レベルの良血は魅力的だ。仏ダービー馬Study of Manと配合構成が似ている。馬のデキに不安がなければ重賞級に育ちそう。(栗山)

土曜東京10RメトロポリタンS ウラヌスチャーム(一口・望田)
土曜新潟11R谷川岳S アストラエンブレム(一口&POG・望田、一口・栗山)
土曜新潟12R春日山特別 ブルーエクセレンス(ディープ・望田)

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またまたこの素晴らしい本の予言が当たってしまいましたが、この世代はコントレイル、ラウダシオン、ビアンフェ、レッドベルジュールと、ディープインパクト×Unbridled's Song×Storm Catの黄金配合から2頭のG1馬と4頭の重賞勝ち馬が出ています




https://www.amazon.co.jp/dp/4047361429/



改めてTARGETで「血統表中のどこでもいいからディープインパクトとUnbridled's SongとStorm Catをもつ馬」を抽出してみましたが、いや~これノーブルワルツ何とかならんかったんか(^ ^;)というぐらいものすごい成績です


※成績更新前なのでラウダシオンのNHKマイル勝ちはまだ反映されていません

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電子書籍『望田潤のPOG好配合馬リスト(2020)』本日発売

2020-05-10 23:58:11 | POG

『望田潤のPOG好配合馬リスト(2020)』が本日発売になりました。『ディープインパクト好配合馬リスト(2020)』の姉妹編で、今年で8年目となる恒例の一冊です
http://miesque.com/c00070.html

ディープインパクト産駒以外から50頭を厳選、すべて5代血統表付きで配合ポイントや推奨理由の解説があります
今年はヴィクトワールピサ(2)、エピファネイア(4)、オルフェーヴル(3)、キズナ(1)、キングカメハメハ(1)、キンシャサノキセキ(3)、スクリーンヒーロー(1)、ダイワメジャー(3)、ディスクリートキャット(1)、トゥザワールド(1)、ドゥラメンテ(5)、ハーツクライ(4)、フリオーソ(1)、ヘニーヒューズ(1)、ミッキーアイル(3)、モーリス(1)、ヨハネスブルグ(1)、リオンディーズ(2)、ルーラーシップ(2)、ロードカナロア(4)、外国産馬(5)というラインナップになりました

各媒体に載るようなのはとりあえずチェック入れてますが、まあ血統屋が選ぶPOGなので、自分が配合や購買にかかわったのとか(明記はしませんが)、セリやツアーで目にとまったのとか、そしてやっぱり優れた配合、優れた3/4同血クロスとか全きょうだいクロスですよね
そのあたりの視点で、他ではあまり取り上げてられないような面白い配合馬も、ハーモニーマゼランとかデュードヴァンみたいなのも入れていこうかという感じです

全64ページ。下記URLからお求めいただけます。よろしくお願いいたします m(_ _)m
http://miesque.com/c00070.html

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日曜のボツ予想~キンカメ×ダイナカールで

2020-05-10 09:44:31 | 血統予想

緑風は◎ヒシゲッコウ
ステルヴィオの3/4弟で、ルーラーシップにFairy Kingとテスコボーイとナスペリオンを重ね、配合も馬体も走りも東京向き
○シークレットランは母がルーラーシップと3/4同血で、こちらのナスペリオン斬れを感じさせるフットワークなので、コース実績はないですが本来は東京向きと思われるので相手はこれに絞りたいです





橘はここ2走Hペースで逃げつぶれている◎カリオストロが、また同型がいることはいますが、この頭数で大外枠なら未勝利勝ちのように番手で揉まれず抜け出す形でAureole魂逆噴射しないのではないか、と

京都は雨量が微妙ですが、ちょい渋るようならば、鞍馬は芝1200で1分9秒以上かかれば[3-3-0-2](8秒台だと[0-0-0-2])の◎エイティーンガール、Sir Gaylord前輪駆動で京都で時計がかかればサイコーの○メイソンジュニアという印で



NETKEIBA「厳選予想 ウマい馬券」ではNHKマイルCと新潟大賞典と新潟6Rを予想していますので、日曜もよろしくお願いします(競馬道OnLine「今週のBLOOD穴ライズ!」は栗山さんの担当)


http://yoso.netkeiba.com/?pid=yosoka_profile&id=24&rf=umatop
http://www.keibado.ne.jp/keibaguest/premiumservice/index_lp2.html

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土曜のボツ予想~Doronic≒Bustedがもう一花

2020-05-09 09:54:22 | 血統予想

オルフェーヴル産駒は基本的にあまり俊敏ではないので、Mr.ProspectorやSeattle Slewなんかを使って脚を長くして柔くして一完歩を大きくするような配合が成功していて、メトロポリタンで人気を集める○オセアグレイトも母父Bahri譲りのナスキロ柔いストライドは東京向き



ディアデラノビアはサンデー×南米で非Northern Dancerのアウトブリードなので、キングカメハメハやハービンジャーなどNorthern Dancerが強い種馬との配合で大成功していますが、アウトブリードだけに産駒の成長や完成はやや遅めな傾向
ひょろひょろの馬体で新馬勝ちした▲カウディーリョもそこから30キロ以上体重を増やしてついにオープン入り、ただポトリザリス牝系の牡は鋭敏さより持続力とパワーが売りで、東京よりは中山向きのイメージもあります



他にもステイゴールドやハーツクライのスタミナ自慢が顔をそろえましたが、◎レッドローゼスはステイゴールドにNashwanですからみんな大好きDoronic≒Bustedの黄金ニアリークロス
ステゴ系×キンカメ系はナスペリオン的ナタ斬に振れるので、インディチャンプ、ブラックホール、ホウホウピースフル、タガノディアマンテ、ショウリュウイクゾなど大箱向きになりやすいとよく書いていますが、本馬は3代母がNureyev×Mr.ProspectorとKingmambo的で、母はSadler's Wells≒Nureyev2×4、そこにBlushing Groomも絡んでナスペリオンでまとめた配合といえます



母はGalileo×Nashwanという欧12F配合で、東京のスローに良績があるとなると、東京2400でベストパフォを叩き出す可能性も少なくないだろうと…Doronic≒Bustedがここでもう一花咲かせるとみました

NETKEIBA「厳選予想 ウマい馬券」では京都新聞杯とプリンシパルSと春日山特別を予想していますので、今週もよろしくお願いします(競馬道OnLine「今週のBLOOD穴ライズ!」は栗山さんの担当)


http://yoso.netkeiba.com/?pid=yosoka_profile&id=24&rf=umatop
http://www.keibado.ne.jp/keibaguest/premiumservice/index_lp2.html

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電子書籍『ディープインパクト好配合馬リスト(2020)』

2020-05-08 08:47:02 | POG

(以下栗山ブログからコピペ)
お待たせいたしました。いよいよ本日から発売いたします。以下のURLからお求めいただけます。
http://miesque.com/c00069.html

ディープインパクトの2歳馬のなかから好配合馬をピックアップし、格付けするという内容の電子書籍で、今年で10年目となる定番の一冊です。正式なブックタイトルは『2020~2021年POG企画 種牡馬別好配合馬リスト ディープインパクト編』です。

選者は望田潤と栗山求。プロの眼でそれぞれ◎=10頭、○=10頭、★=3頭を選び出し、配合評価のコメントをつけております。印の付かなかった馬を含めて全頭の5代血統表を収録しております(海外への輸出馬も含む)。クリックでどんどんページがめくれるので、配合をチェックする際には非常に便利だと思います。

過去の世代から得た教訓をもとに、最新の知見を盛り込んでじっくり配合を吟味して完成させた自信作です。昨年はコントレイル、サトノフラッグ、サンクテュエール、リアアメリア、ストーンリッジ、ディアスティマ、ラインベック、ブルーミングスカイ、セントオブゴールド、サトノフウジンなどを推奨しました。昨年以上の精度になったものと自負しておりますので、お買い上げいただければ幸いです。何卒よろしくお願いいたします m(_ _)m
http://miesque.com/c00069.html

「望田潤のPOG好配合馬リスト(2020)」も週末には出せそうです。こちらもよろしくお願いいたします m(_ _)m

※「Yahoo!メール」などのフリーメールをご使用の場合、購入確認メールが自動的に迷惑メールフォルダに仕分けされてしまう場合がございますのでご注意ください。携帯またはスマホをご利用の方は、PC発信メールの受信可否をご確認いただければ幸いです。IDとパスワードの入力は、コピー&ペーストではうまく行かない場合がございますので、手入力をお勧めいたします。

※クレジットカードをお持ちでない方でも、ネット専用のVisaプリペイドカード「Vプリカ」を利用してお求めいただけます。審査不要でどなたでも作ることができ、クレジットカードと同様にネット上の決済ができるという優れものです。「Vプリカ」はネットでもコンビニでも手続きをすればすぐに買うことができます。

1 Vプリカのアカウントを作る
2 Vプリカを購入し、発行コードを入力する
3 PayPalのアカウントを作る
4 PayPalのアカウントにVプリカのカード情報を登録する
5 血統屋ウェブサイトにおいてPayPalで決済する

このような流れで購買することが可能です。YouTubeなどにもわかりやすいご利用ガイドがあります。ぜひお試しくださいませ。

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「一口好配合ピック」シルク追加募集から望田が2頭、栗山が1頭ピック

2020-05-06 13:41:05 | 共有クラブ

おかげさまで2019~20年度も好評をいただいている「一口馬主好配合馬ピックアップ(2019~2020)」、シルクホースクラブ(追加募集)から望田が2頭、栗山が1頭ピックしました。よろしくお願いします
http://miesque.com/c00061.html
現在シルク(19)、キャロット(16)、ジーワン(10)、東サラ(6)、グリーン(4)、ウイン(3)、ユニオン(2)、ノルマン(1)、友駿(1)、ラフィアン(1)の計62頭ピックしています

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5/2,3の血統屋コンテンツ推奨馬の結果速報

2020-05-05 22:33:44 | POG
『ディープインパクト好配合リスト(2017)』で栗山求が推奨したフィエールマン(牡5歳)が日曜京都11Rの天皇賞・春(G1・芝3200m)を勝ちました。

◎フィエールマン(牡・母リュヌドール)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2015105075/
サンデーサラブレッドクラブで募集価格1億円。母リュヌドールは伊仏でリディアテシオ賞(伊G1・芝2000m)を含めて3つの重賞を勝った。04年のジャパンC(G1)にも出走しており7着。同じ3歳馬だったハーツクライに先着を果たしている。母の父 Green Tune は仏2000ギニー(G1・芝1600m)とイスパーン賞(仏G1・芝1850m)の勝ち馬で、Nijinsky+Ocean's Answer(≒Storm Bird)+Mr.Prospector という配合構成はマジックストーム(ラキシスとサトノアラジンの母)と酷似している。2代母 Luth D'Or は極上の異系血統で配合に奥行きを与えている。4分の3姉ルヴォワール(父ハーツクライ)は新馬戦とミモザ賞(3歳500万下・芝2000m)を連勝しているので、血統から受ける印象ほど完成は遅くはないのかもしれない。ただ、初子と2番子は競走馬になれず、3番子ルヴォワールは2連勝のあと一頓挫と、体質的に強い血統とはいえない。そのあたりのリスクを承知の上で一発を狙ってみたい。(栗山)

土曜京都10R下鴨S ヒンドゥタイムズ(一口・栗山)

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リュヌドールって自身のクロスで一番血量が多いのがNearco6・7・7×6・7というなかなかのアウトブリードですが、でも父Green TuneはNorthern Dancer3×4だし、母父Noir et Orの父ラインゴールドはNearco4×3だし、母母父LuthierはSwynford4×5・5、3代母MandolinetteはMassine4×4なんですよね



インブリードがいいのかアウトブリードがいいのかなんて議論はあまり意味がなくて、リュヌドールみたいな繁殖をつくるためには両方やらなければならないので、インブリードにこだわるオーナーがいてもいいし、アウトブリード信者の生産者さんがいてもいいのですが、どうせなら最近走ってるこの3/4同血クロスを狙いましょうとか、別のラインのこの血のクロスをもってきたほうが次が面白いですよとか、そんなことを提案するのが私のお仕事です
ではPOGと月刊誌の仕事があるのでそっちに戻ります

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