阪神11R 阪神C
◎18.マジンプロスパー
○2.ニンジャ
▲14.ガルボ
△16.コパノリチャード
×6.サンカルロ
注9.エピセアローム
マジンプロスパーは母方にバブルガムフェローやキュアザブルースが入るので、快速スプリンターというよりは1400mのパワー粘着型というべき馬だ。だからオープンに上がってからは[3.1.0.10]という成績だが、ゴール前1Fが12秒台のときは[3.1.0.3]、G1を除けば[3.1.0.1]とほぼパーフェクト。スワンSでは1人気を裏切ったが、スローでゴール前が11.7だからいつもの鋭さ負け軽さ負けのパターンだった。馬体重が480キロになって本格化してからのハクサンムーンを負かしたのは、スプリンターズのロードカナロアとCBC賞のこの馬だけで、そのCBC賞のゴール前が12.0。ジワッと好位に押し上げていける外枠がベターで8枠は[3.0.0.2]、コパノの単騎でオオタカとこの馬が番手で隊列は決まりそうだから展開も有利。ちょっと罠かと思うぐらい条件は揃っている。ニンジャはマヤノリュウジンに迫った心斎橋2着が好内容で、折り合いさえつけばベスト距離は1400m、ルメールが繊細なタッチで乗りこなせば今までになく弾けるかも。ラトルスネークは白秋Sで◎にしたときにも書いたが、ベストは急坂のない1400mだと思う。
阪神9R 万両賞
◎8.モーリス
○3.ラディウス
▲4.カレングランブルー
△11.サンシカゴ
×9.ボワレット
×10.フェルメッツァ
注1.コスモグラウベ
注7.クールジョジョ
ここは人気だろうがモーリスの相手探し。東京から阪神内回りに替わるのもプラス。○▲△本線で決めたい。フェルメッツァは内回りの1400mでは押さえまでだろう。今年も一年間ありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。
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芝マイル路線は東京1600mと京都外1600mが頂点なので、急坂小回り1400mの阪急杯と阪神Cと阪神牝馬Sはそれとはかなりズレた適性が要求されるレースで、今年もガルボとサンカルロが上位をにぎわし、キンシャサノキセキ、ジョリーダンス、プリサイスマシーンなどリピート好走も多いレースで、だからナスキロ柔さでスワンや京王杯SCを差してきたダイワマッジョーレとか、トモが甘く東京と京都の1400mだけ異常に斬れるラトルスネークとか、そういう馬はあんまりこないレース
「1400mなら小細工なしで」と陣営がコメントしていたコパノリチャードが出が甘かったこともあって小細工に走ったので、今年はスローの行った行った、そのパターンならガルボが残り、逆に前がやり合えばサンカルロが届く、まあここ2~3年同じことを繰り返してるにすぎないという(^ ^;)
そういうスペシャリストが年2回輝く舞台という意味では、阪神内1400mの重賞というのは面白い
しかしここは注文をつけたムーアの勝利で、この人はすっかり日本の競馬に慣れてきて、鬼神のように追えるのはもとからですが、各コースの特性も把握してくるにつれて戦略的にもスキがない乗り役になってしまいました
リアルインパクトは2歳時から一線級で走りつづけてきただけに早熟なイメージも持たれがちですが、ここできっちりチャンスをモノにするとは、半兄アイルラヴァゲイン同様高齢までしぶとく活躍しつづけるかもしれません
マジンプロスパーは浜中が逃げるだろうからそれについてってポジション上げていこうという作戦で、それはまあ判断としては間違いではなかったと思いますが、コパノが好位に控えてしまったのでその外々を回らされることになったのが誤算、それともう少し上がりのかかる決着にならないと厳しかったかな
モーリスも阪神内1400mはピッタリという勝ち方で、先々は阪神C&阪急杯リピーター群になるかもですね~(掻き込み親父ネタは自粛)
ジュベルムーサは中山だと水を得た魚のように嬉々として捲ってきますが、以下キャロット会報12月号「血は水よりも濃し 拡大版」より抜粋
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母のパワーで砂中距離を捲る
ながつきSのジェベルムーサは例によってダッシュ一息で後方追走、しかし3角すぎから外々をグイグイと捲り上げて4角ではもう3番手に、そこからもシッカリした脚どりで前をとらえて完勝、通算7戦4勝とした。
前走レパードSでも上がり2位の脚でよく追い込んではいたのだが、この馬は母がロックオブジブラルタル×Allegedとかなりのパワー血統なので、そのパワーで小回りコースを捲るような競馬が合っているように思う。
デインヒルとAllegedが出会うとRibotとFlower Bowl≒Determineのクロスになるのでパワーとスタミナと硬い体質がオンになりやすく、エアスマップ(デインヒル×Law Society、オールカマー)やショコット(デインヒル×Alleged、マーメイドSと中山牝馬Sで3着)などはその典型だが、この馬も東京1600mで追い込むよりは中山1800mを捲るほうが合っているし、距離はもっと延びてもよさそうで、先々は地方交流重賞に矛先を向けてみるのも面白いのではないか。
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欧州マイル王ロックオブジブラルタルは母系に入っても強靭なパワー、特に強靭なトモを伝え、先の中京開催でうなりをあげて差し切ったフィエロ(母がロックの全妹)やリアルヴィーナス(母父ロック)も後肢の蹴りが実に力強く、急坂コースが得意な血といえるでしょう
だからミッキーアイル(母父ロック)も皐月をうなりをあげて捲るイメージで指名したんですが、これが体型までロック様にソックリなのですよ(^ ^;)
さてこれから家飲み忘年会、さっさんにいただいた梅酒持って出かけます(・∀・)
私はハッピーエンドにもならずファイナルもさっさんが馬連獲って3連複も買っときゃよかった~というありがちな話を肴に楽しく飲んでます(^^)
MJさんの回顧をさっさんに見せたら、梅酒の話はいつ出てくるんや?と気を揉んでたそうで(笑)一安心したとのこと。
忘年会楽しんでください。本当にありがとうございました!
そしてこうして沸き上がる感情を肴に飲み語り合えるのが幸せ。
No Horseracing, No Life!
もっさん、板、お借りしますm(_ _)m。
第三回さっさん会、盛況のうちに無事終了しました。
もっさん、メテオさん、“Crimson Satan”ウンポコロコさん どうもありがとうございました。
臨場されたお二人の目の付け所、普段平場レースは滅多にやらないさっさんには、
『へぇぇ~~~』
の連続で、感心するやら自身が情けないやら(^_^;)
さっさんは、阪神カップ以外は、チマチマと複勝+ワイド一点買いで、コツコツと、『分』を外さす買うことが出来ました。多分、他人が見ればどーしようもない馬券ですが、お二人から暖かい言葉を頂いてホッとしたのが本音です。
二次会の酒席で、ちらっとだけ手書き血統表にも目を通して頂いてさっさん大満足です。くだらないさっさんの話にもお付き合い頂きました。
こんな年の瀬の公私ともに忙しい最中にお時間を割いて頂き、楽しい時間が過ごせました。
ありがとうございましたm(_ _)m
第4回は春の京都競馬場かな?(・∀・)