函館11R 函館記念
◎12.ミッキーペトラ
○1.メイショウクオリア
▲16.マイネルスターリー
△4.キングトップガン
△13.アクシオン
×10.ウォークラウン
注2.コロンバスサークル
注6.ダンスインザモア
函館記念はエリモハリアーやクラフトマンシップ・クラフトワーク兄弟のように、ノーザンダンサーとラトロワンヌとハイインローを配合の幹とするパワー型の中距離血統が例年活躍する。◎はシンボリクリスエス×ミスプロ系の配合なので、サンカルロやランフォルセやパワーストラグルのように小回りはきくタイプで、小回り内回りの2000mでは前走勝ちや但馬S勝ちや弥生賞2着がある。マイチャーマー5×4にプレイメイトやリヴァーマンが絡んでナスルーラとウォーアドミラルとラトロワンヌの組み合わせを増幅しており、牝系はディープインパクトと同じでハイインロー的スタミナの塊だから、いかにもこのレース向きの血統配合だ。
京都12R 3歳上500万下
◎11.リーサムハーツ
○18.ブラウンマシーン
▲12.メイショウオリビア
△1.リバーハイランド
×3.アグネスウイッシュ
×17.プレザントブリーズ
注4.ユメノキラメキ
注5.ミラノムーン
◎はバクシンオー×ミスプロ系で柔らかくなりすぎて1400mベストになりやすい配合で、3走前の未勝利勝ちの時計1.21.2は同日の1000万下山陽特別を凌ぐし、4走前の未勝利2着の1.21.4も翌日のOPマーガレットSで4着に相当。ここ2走は1200mでちょっとチグハグな競馬が続いたが、1400mならひとクラス上のパフォーマンスを残しているだけに、先行押し切りの正攻法でいけるとみた。
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私がチラッと目にしただけでもキングトップガンの追い切りを絶賛している人は何人もいて、たしかにこの馬にしては動きに柔らかみがあって、「血統クリニック」でも以下のように書いたのですがホッコーパドゥシャのような夏馬かもしれないですね~
キングトップガンはマヤノトップガンにNijinskyとスタミナが入る配合でチャクラとホッコーパドゥシャの中間ぐらいのイメージか。距離はもう少し欲しいが、時計のかかる洋芝は合っている。全勝ち鞍が4月~7月で、体質が硬いところがあるから夏場走るタイプでもあるのだろう(「血統クリニック」)
父のRoberto×Nijinskyの米血スピードにマルゼンを合わせて、Flower Bowl≒Aureoleのハイインローにチャイナロックを合わせて、母父にヤマニンスキーをもってきて母母父トウショウボーイのところでハイインローとFlower Bowl≒My Host=Your Hostをクロスしていたホッコーパドゥシャもそうですが、トップガン産駒としては最低限やるべきことはちゃんとやりましたという配合です(Nijinskyはメイショウトウコンやチャクラなどの母系にも入る)
その配合通りに父をそのまま劣化させたような中距離馬で、体調が良くて条件に恵まれればG3なら勝てるという馬ではあるのですが、とにかく目黒記念がこれ以上ないという最高の騎乗で勝ちきったというレースだっただけに、二度続けてそこまで上手くいくかなあ~という頭もどこかにあって、しかし今日もまた本当に上手くいったし、乗り役が思いのままに操れるというのもこの馬も長所の一つではあるのでしょう
1,2,4着馬はずっとラチ沿いピッタリを回ってきており、枠順とコース取りが大きくモノを言ったレースでもありましたが、それだけにアクシオンはさすが地力最上位というべき追い上げでした
下記エントリで、函館記念はワコーチカコ≒マイヨジョンヌ(リヴリア×マルゼンスキー)の時代から「Northern DancerとLa Troienneとハイインロー」の天下が続いており、洋芝の中距離で求められる資質は不変だということを書いたのですが、こうしてみるとワコーチカコ≒マイヨジョンヌと血脈構成が似ていて、絶好調の夏馬でノリで内枠を引いたという、函館記念で◎を打つだけの十分な理由はあったんですが…ねえ…
┌マヤノトップガン
│└アルプミープリーズ
│ │┌Vaguely Noble
│ └Swiss
キングトップガン
│┌マルゼンスキー
└グリタリングフラワ
│┌アローエクスプレス
└カシマアロー
│┌チャイナロック
└トキノマツカゼ
┌リヴリア
││┌Vaguely Noble
│└Dahlia
ワコーチカコ
│┌マルゼンスキー
└シバスキー
│┌アローエクスプレス
└クリプシー
┌リヴリア
││┌Vaguely Noble
│└Dahlia
マイヨジョンヌ
│┌マルゼンスキー
└アンフィニィ
│┌チャイナロック
└ラッキージョオー
函館記念とSadler's Wellsと「Northern DancerとLa Troienneとハイインロー」
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/c8e74a7b6fe7afa5c82f340a59026ebd
僕が「しまったな」と後で思ったのは2着馬もトップガン産駒だったことです。
配合が違っても親が同じだと「連れ立ってくる」という現象が時々あります。
いつもは気にすることも多い要素なのですが予想する時に少しイライラしていたので見逃してしまいました。
キングトップガン単独分は的中したのですが・・・ああ。
それと血のミックスを気にする立場としては函館の12レースが何とも楽しかったです。
アンカツさんのブロックがえげつなかったです(^ ^;)
先週の函館記念ですが、望田さんも、栗山さんも、ミッキペトラを本命にされたようですが、
私は、望田さんの理論を独自に解釈して研究さsていただいておりますが、ミッキーペトラは
ストライド走法でしたので、ナスキロ要素が強いと判断し、思い切って消させて頂きました。
サンカルロのように、ミスプロが有ると、小回りで対応可能と考えましたが
ミッキーペトラの走り方なら、差し馬になったほうが良いと感じました。
デビュー戦以降、上がりも33秒台を使えておりませんので、
せっかくの、ナスキロを台無しにしている馬だと考えました。
例年…函館は、サドラーズウェルズや、トニービン、ダンチヒが強い馬場ですから
望田さん的に言う…ハイインロー的な要素の馬が良く、小回りで生きるピッチ走法気味の洋芝血統の方が良いと思っていますが
いかがでしょうか?
前で頑張る馬が多いですね。
キタサンチャンネルや、アドマイヤメインを思い出しました。
ワコーチカコ≒マイヨジョンヌ的な馬というのは、まさにミッキーペトラでしたね。
わかります(^^)
わざわざ、ありがとうございました。