エルフィンは○ミリッサは父がダイワメジャーに替わって上よりもノーザンテースト的なマイラー体型に出ましたが、内回りでHaloクロスらしい抜群の機動力をみせたのは、シンハライトの新馬勝ちやリラヴァティのマーメイドやアダムスピークのラジオNIKKEIやアダムスブリッジの若葉などと同じ
最近のエルフィンは62秒のスローでいって直線11.2-11.4で猛然とダッシュするようなレースばかりで、だから外マイルでもダイアナヘイローやジルダといった短距離型のピッチが残ってしまうのですが、今年もそんなレースになるのが濃厚となると、一番脚が速く動くのはこの馬
◎サロニカの白梅はAコースで外を回したのが主な敗因でしょうが(1京のミルコはあのパターンで人気馬を飛ばしまくっていた)、直線では前の馬を抜こうとしないようにも見え、陣営も他馬を怖がるところがあったと言ってるので俄かにAureole魂疑惑が浮上してきました(Tiger Hillの母系にSt.Paddy)
距離ももう少し欲しいけれど、小さなディープ牝馬に乗せたら上手な福永祐一がスタートを決め、ビップの番手で運んで直線先頭というデビュー戦と同じ競馬を再現できれば、そこからの“抜かせない強さ”はなかなかの馬やと思うので、ワールドエースのマイラーズCのような絵も描ける
アカカやアドマイヤローザやアルミレーナも悪い馬ではないんですが、11.2-11.4でビュンと反応する○を差せるかとなると難しそうで、このオッズだと◎の単だけ買って観てることになりそう
京都最終は◎スターリーウインド
前走はスローで時計は遅かったですが、持ったままでうなりながらひと捲り、今まで芝1800ばかり走ってたのは何なんやという快勝でした
ゼンノロブロイ産駒は意外なほどダートの上級スプリンターがおらず、ダ1400m以下の重賞オープンで馬券になったゼンノロブロイ産駒はこれまで一頭もいないのには驚いた
準オープンでもスピルオーバーとハラペーニョペパーが2着になった例しかないのですが、この2頭は母父がWoodmanとUnbridled、どちらもMr.Prospector×Buckpasserの組み合わせで、つまりマイニング≒Woodman≒Unbridledのニアリークロスを持っている点が共通します
┌Mr.Prospector
┌○
Unbridled
└△
└△┌Buckpasser
└△
「マイニングはヴォスバーグS(米G1・ダ7F)勝ち馬で、ローミンレイチェルはバレリーナS(米G1・ダ7F)勝ち馬。だからダービーやジャパンCを勝つなんて無理無理」と血統通からディスられつづけたゼンノロブロイですが(たしか競馬通信社のM田もそう書いてました)、サンデー×ミスプロの組み合わせ特有のしなやかさで中距離を走りその資質を産駒にも伝えたのはご存知のとおり
しかしWoodmanやUnbridledをもってきてマイニングをニアリークロスすれば、マイニング~ローミンレイチェルと受け継がれた資質がONになることもあるわけで、スターリーウインドは現級のダ1400でもやれるだろうという血統的な裏付けはあります
他のレースはこれから考えますが、「No.1予想」ではゆりかもめ賞を、「厳選予想 ウマい馬券」ではゆりかもめ賞と初音Sを予想していますので、今週もよろしくお願いします
Sea the Stars×ウオッカでもともと外回り向きのストライド、メイケイとの1-2で