栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2024-2025」

8/13,14の血統屋コンテンツ推奨馬の結果速報

2022-08-16 10:29:35 | POG

■『POG種牡馬別好配合馬リスト(2022)』で栗山求が推奨したダノンザタイガー(牡2歳)が土曜新潟2Rの未勝利戦(芝1800m)を勝ち上がりました。

(牡・父ハーツクライ・母シーズアタイガー)
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2020103417/
3勝クラスまで出世したティグラーシャ(父ディープインパクト)の4分の3弟。母シーズアタイガーは2歳時にオールウェザー7ハロンの米G1を勝った。2代母にアメリカ血統の特殊な凝縮があるせいか、兄姉は総じて体質に弱さを抱えていたが、この馬はいまのところ順調に調整が積まれており、体質に問題はない。父は強めのアメリカ血統を抱えた繁殖牝馬と相性がいいので、本馬はその条件を満たしている。芝向きの中距離タイプ。(栗山)

■『一口馬主好配合馬ピックアップ(2020)』で栗山求が推奨したイモータルフェイム(牝3歳)が土曜札幌2Rの未勝利戦(ダ1700m)を勝ち上がりました。

★ジーワンサラブレッドクラブ
父ロードカナロア
母フォーエバーモア(ネオユニヴァース)
牝 募集価格:3400万円
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2019104486/
母フォーエバーモアはクイーンC(G3)の優勝馬。牡馬に活躍馬が偏っているネオユニヴァース産駒のなかで珍しく重賞を勝った牝馬で、競走生活の後半はスプリント路線に鞍替えし、ダートも走りました。母方のアメリカ血統が徐々に主張してきた影響でしょう。「ロードカナロア×ネオユニヴァース」の組み合わせは10頭中6頭が勝ち上がり、ジョーカナチャン、ニューポート、グランデマーレなどの活躍馬が出ています。本馬は2代母の父Pentelicusが持つDr.FagerとIn Realityのニックスを、父に含まれるIn Realityによって継続しています。このパターンのロードカナロア産駒は、芝・ダートを問わずスピードタイプに出やすいので、本馬も芝1200~1400mがベストでしょう。(栗山)

■土曜小倉10R柳川特別 ウィンドリッパー(一口&POG・望田)
■土曜小倉11R阿蘇S デュードヴァン(POG・望田)
■日曜新潟10R三面川特別 ストーリア(一口・栗山)
■日曜小倉11R小倉記念2着 ヒンドゥタイムズ(一口・栗山)
■日曜新潟12R1勝クラス ヨール(POG・望田)



スピニングワールドの血を引く繁殖にキングカメハメハ系種牡馬を配すると、ラストタイクーン≒Imperfect Circleのニアリークロス(Northern Dancer、Best in Show、Mill Reef≒Riverman、Tom Fool≒Atticaが共通)になるんですが、このパターンは以下のようになかなか高確率で走っています



トライマイベスト=El Gran Senorの全きょうだいクロスも名牝Sex Appealの血を含むだけに魅力ですが、私が見たところどうも繋ぎが硬く立ってクッション性に欠ける脚元に出がちなのがちょっと難で、ラストタイクーン≒Imperfect Circleの場合はMill Reef≒RivermanやSir Ivorのナスキロ的要素も取り込むことで絶妙に修正できてるイメージですかね



ヨールの場合はトライマイベスト=El Gran Senor5×4でもあるので更に凝った配合になってて、トップオブドーラ(マルターズディオサとアルタイルの母でもある)は好配合の名繁殖ですな

コスモス賞はエピファネイア×ダイワメジャーのモリアーナが快勝、2歳リーディングBMSはますますダイワメジャー強しの様相に



コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする