栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2024-2025」

7/16,17の血統屋コンテンツ推奨馬の結果速報

2022-07-18 19:55:51 | 共有クラブ

7/19追記
「一口ピック」ターファイトから望田が2頭ピックしました

■『望田潤のPOG好配合馬リスト(2021)』で推奨したヨール(牝3歳)が土曜福島7Rの未勝利戦(芝1200m)を勝ち上がりました。

ヨール(牝・父ロードカナロア・母トップオブドーラ)
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2019101270/
母トップオブドーラはJRA3勝で、El Gran Senor≒Aviance3×4という名繁殖Best in Showを含むニアリークロスをもち、2頭のオープン馬(マルターズディオサ、アルタイル)を産んでいる優秀な繁殖だ。ロードカナロアとの配合はMr.Prospector、Nureyev、Terlingua≒Secrettame、そしてトライマイベスト=El Gran Senor≒Avianceをクロスする密な父母相似配合に。(望田)

■『一口馬主好配合馬ピックアップ(2020)』で望田潤が推奨したマイネルオーサム(牡3歳)が日曜福島3Rの未勝利戦(芝2600m)を勝ち上がりました。

★ラフィアンターフマンクラブ
父ハーツクライ
母オーサムボス(Street Boss)
牡 募集価格:5000万円
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2019100736/
母オーサムボスはバーボネットオークス(米G3・AW8F)2着。3代母JilbabはCCAオークス(米G1・ダ9F)勝ち馬。母父Street Bossはトリプルベンド招待H(米G1・AW7F)勝ち馬。母はMachiavellian3×4とBlushing Groom4×4を持ち、母や母父がスプリンター~マイラーですから、ハーツクライとの配合はバランスがとれています。また父父Street Cryの母Helen Streetの血を引くハーツクライ産駒は、ウーマンズハート(新潟2歳S)、チェーンオブラブ(フェアリーS2着)、クイックファイア(現役3勝)などJRAに5頭が出走し4頭が勝ち馬。ハーツ産駒らしいしなやかな芝中距離馬で、3歳時から動けるのでクラシックロードでの活躍も見込めます。(望田)

■土曜福島4R障害オープン ジンゴイスト(POG・望田)
■日曜福島10R信夫山特別 ブラックブロッサム(一口・望田&栗山、POG・望田)



先週は一口ピックのマイネルオーサム(母父Street Boss)がようやく未勝利を脱出、POG推奨ネアセリーニ(母父ストリートセンス)は新馬戦2着、どちらもハーツクライ×Street Cryのニックスを根拠に選んだ馬です

Street Cryの母Helen Streetとトニービンの血脈構成が似ているのがニックスの根拠で、Helen Streetをもつハーツクライ産駒は以下のように高確率で走っていますが、ドバイのダ1200を追い込むチェーンオブラブとか、デビュー2戦目の新潟2歳Sを差し切るウーマンズハートとか、ハーツ産駒としてはちょっと変わり種が出る配合でもありますね



「ビッグアーサーってPrincely Giftやナスキロのクロスが走ってる。ネジ締めすぎみたいな馬が多いからな」
「Specialのクロスが全然走ってないんですよね…」

ちょっと前に石塚さんとこんな話をしてたんですが、以下はSpecialをクロスするビッグアーサー産駒



ビッグアーサー産駒の締まりの強さは主としてシヤボナのNureyev≒Sadler's Wells3×2譲りと考えられ、ネジを緩めるにはアーサーがもつ最も柔らかな血、Princely GiftとBold Bidder(ボルキロ)にある程度フォーカスする必要があるのだろうと

コメント (6)
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