栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2024-2025」

4/23,24の血統屋コンテンツ推奨馬の結果速報

2022-04-26 21:10:06 | 共有クラブ

■『一口馬主好配合馬ピックアップ(2020)』で栗山求が推奨したプレミアムスマイル(牝3歳)が日曜阪神1Rの未勝利戦(ダ1800m)を勝ち上がりました。

★キャロットクラブ
父ロードカナロア
母ジンジャーパンチ(Awesome Again)
牝 募集価格:5600万円
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2019105256/
ルージュバック(毎日王冠、オールカマーなど重賞4勝)、ポタジェ(プリンシパルS-2着)の半妹。母ジンジャーパンチはブリーダーズCディスタフ(米G1・ダ9f)をはじめG1を6勝、通算22戦12勝という成績を残し、米古牝馬チャンピオンに輝きました。サンデーサイレンスを持たないロードカナロア産駒なので、ダノンスマッシュ、キングオブコージ、アンヴァル、パンサラッサなどの仲間です。父と相性抜群のDeputy Ministerが入るのは好材料で、距離はマイル前後がベスト。牡馬顔負けの筋肉量は大物感十分です。(栗山)

■『一口馬主好配合馬ピックアップ(2020)』で望田潤が推奨したハーツアズワン(牡3歳)が日曜阪神2Rの未勝利戦(ダ1400m)を勝ち上がりました。

★ジーワンサラブレッドクラブ
父ハーツクライ
母スキャットレディビーダンシング(Scat Daddy)
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2019104464/
牡 募集価格:3600万円
母スキャットレディビーダンシングは名種牡馬Scat Daddyの最有力後継No Nay Neverと3/4同血(父と母母が同じ)で、そこにハーツクライが配されたのが本馬。母系にはハーツと相性抜群のDangerous Dame牝系の血(Exceller)が入り、母方にマイラーの血が強いのもハーツ産駒としては良いですね。現状はハーツらしい緩さはあるものの、これなら早期からマイル~中距離で動けるイメージです。クラシック路線に乗れるでしょう。(望田)

■『一口馬主好配合馬ピックアップ(2020)』で栗山求が推奨したマンドローネ(牝3歳)が日曜東京3Rの未勝利戦(芝1400m)を勝ち上がりました。

★シルクホースクラブ
父ハーツクライ
母マンドゥラ(Danehill Dancer)
牝 募集価格:2500万円
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2019105451/
母マンドゥラは現役時代に独1勝。Manduro(英仏でG1を3勝)、マンデラ(ワールドプレミア、ワールドエースの母)を兄姉に持つ良血です。母の「Danehill Dancer×Be My Guest」の組み合わせは名馬ロックオブジブラルタルと同じ。「ハーツクライ×ロックオブジブラルタル」はわずか7頭のサンプルからグレイル(京都2歳S)、カテドラル(NHKマイルC-3着、アーリントンC-2着)を含め5頭の勝ち馬が出ています。デインヒルとドイツ血統を抱えた母から生まれたハーツクライ産駒なのでサリオス(朝日杯FS)を彷彿させ、母がNorthern Dancerの強いクロス(3×4)を持つ点は父の成功パターンです。兄弟の成績はもうひとつですが、この馬は配合的に良好なので、違った結果が期待できるのではないかと思います。芝向きの中距離タイプ。(栗山)

■『望田潤のPOG好配合馬リスト(2021)』で推奨したホーリーエンブレム(牝3歳)が土曜東京4Rの未勝利戦(芝2000m)を勝ち上がりました。

ホーリーエンブレム(牝・父ロードカナロア・母メジャーエンブレム)
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2019105469/
プレミアエンブレム(父ルーラーシップ)の3/4妹で、母メジャーエンブレムはNHKマイルCと阪神JFに勝ったダイワメジャー黄金配合。そこにカナロアでStorm Cat≒スカーレットブーケ3×3とNureyev≒Sadler's Wells5×4。G1馬同士の相似配合だから期待したい。プレミアエンブレムも勝ち上がりに4戦を要したが能力は確かだ。5月頭に美浦に入厩済。(望田)

■土曜福島8R1勝クラス ダブルアンコール(ディープ・望田)
■日曜福島4R障害未勝利 ヴァーダイト(一口&ディープ・栗山)
■日曜福島7R1勝クラス チャーミングアクト(一口・栗山)
■日曜東京9R石和特別 ドンナセレーノ(POG・望田)
■日曜東京11RフローラS2着 パーソナルハイ(ディープ・望田)



ダートに替って別馬のようなレースぶりのプレミアムスマイルですが、ロードカナロア×Deputy MinisterというのはWar Relic≒Eight Thirty≒Good Example的な北米パワーを増すので、レッドルゼルやメイショウウズマサのようにダートに振れることも多い配合です

Dangerous DameはCapote、Baldski、Broad Brushなどの牝祖でハーツクライと相性抜群のナスペリオン血脈ですが(スワーヴアラミス、マジェスティハーツ、カポーティスター、マイラプソディなど)、下表のようにジャスタウェイともなかなか相性が良いです(マスターフェンサーやアテナノワールなど)





これはハーツクライ×Chief's Crownとジャスタウェイ×Chief's Crownがともに成功しているのと似た現象で、やっぱりハーツクライというのはトニービンであり、トニービンというのはHornbeamでありナスペリオンなのだと

おなじみのディープインパクト×Tiznowの黄金配合、3歳も相変わらずハズさんなあ…と思ったらハズしかけてるのが1頭(^ ^;)



コメント (4)
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