栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2024-2025」

3/24,25の血統屋コンテンツ推奨馬の結果速報

2018-03-26 11:59:34 | 共有クラブ

■『一口馬主好配合馬ピックアップ(2016)』で栗山求が推奨したレーヴドリーブ(牝3歳)が日曜阪神5Rの未勝利戦(芝1800m)を勝ち上がりました。

★シルクホースクラブ
父オルフェーヴル
母レーヴドスカー(Highest Honor)
牝 募集価格:4000万円
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2015105098/
母レーヴドスカーは日本を代表する名繁殖牝馬で、レーヴディソール(阪神JFなど重賞3勝)、アプレザンレーヴ(青葉賞)、レーヴミストラル(青葉賞、日経新春杯)、レーヴダムール(阪神JF-2着)、レーヴドリアン(きさらぎ賞-2着)、レーヴァテイン(青葉賞-3着)などほぼ外れなく良駒を送り続けています。すべて違う父を相手にこれだけの実績を残しているのですから偉大というほかありません。現役時代にサンタラリ賞(仏G1・芝2000m)を勝った一流競走馬で、2000年のジャパンCに出走し、テイエムオペラオーの7着とまずまずの成績を残しました。切れ味を伝えるサーゲイロード4×4に加え、現代スピード血統の祖ともいえるナスルーラが大量に詰め込まれています(ナスルーラ=リヴァズ5・5・6・6・6×5)。スピードと切れ味をコンスタントに伝えることができるのは、こうした血統背景によるところが大きいと思われます。本馬の父オルフェーヴルは現役時代に三冠を達成したほか、有馬記念2回、宝塚記念を制し、フランスに遠征して凱旋門賞(G1)で2年連続2着。近年を代表する名馬の1頭といえるでしょう。ノーザンテースト4×3という底力あふれるクロスを持っているので、スピードと切れ味を武器とするレーヴドスカーは合うでしょう。この一族は脚もとに弱点を抱えているので、その点に不安が生じたことのないオルフェーヴルは丈夫さを補うという意味でも理想的な配合相手だと思われます。本馬を産んだとき、母が18歳と高齢だった点だけが懸念材料ですが、2つ上の兄レーヴァテインも青葉賞3着といまのところ翳りは見られません。問題ないでしょう。(栗山)

■『望田潤のPOG好配合馬リスト(2017)ダイワメジャー編』で望田潤が推奨したショウナンアンビル(牡3歳)が土曜阪神2Rの未勝利戦(ダ1400m)を勝ち上がりました。

○ショウナンアンビル(牡・母スコアズビー)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2015102754/
ブラックホーク、ピンクカメオ、カウアイレーン、シベリアンホーク、などコンスタントにオープン級マイラーが出るシルバーレーンの牝系。イトコのロジチャリスとは父が同じで母が全姉妹、つまり同血の間柄になる。男馬だとちょっとパワーに寄りすぎの感もあるが、ダイワメジャー黄金配合には違いない。ロジチャリスも本書籍で推奨したので。(望田)

■『望田潤のPOG好配合馬リスト(2017)重賞勝ち馬の弟妹編』で望田潤が推奨したタガノエルフ(牝3歳)が日曜阪神1Rの未勝利戦(ダ1400m)を勝ち上がりました。

★タガノエルフ(牝・父キンシャサノキセキ・母タガノレヴェントン)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2015100528/
タガノトネールやタガノエスプレッソの半妹で、3代母ヘバの産駒にヘッドライナーがいる。母母フィバリッシュがHyperion4・6・6×6・6・6・6・7・7で、タガノレヴェントンは種が何であれ粘着力抜群の仔を産む名繁殖だ。キンシャサノキセキは相手繁殖を立てる種牡馬だけに、素直に先行粘り強いマイラーに出るとみた。トネールは2歳新馬勝ち、エスプレッソは2歳重賞勝ち、Hyperion的だが仕上がりは早いはず。(望田)

■土曜阪神7R500万下 ウインガーネット(一口・栗山)
■日曜中山10R美浦S サーブルオール(一口・栗山)
■日曜阪神11R六甲S ロジクライ(POG・望田)

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レッドローゼスはステゴ×Nashwanの新黄金配合で、2000m以上なら間違いなくオープン級やと思っていて、俺はオープン馬じゃあああという脚で捲りきったんですが、それをあそこから差し返したサーブルオールはルメールが巧かったとはいえこれも強い
ハービンジャー×モンローブロンドというオープン馬同士の父母相似配合で、ディアドラとはハービンジャーとサンデーサイレンスとソニンクが共通する7/8同血の間柄
そして母系にはNureyevとトニービンで、やっぱりハービンジャーのツボはスーパー名繁殖Hasiliで、HasiliのツボはナスペリオンとNijinskyなんやなあ…と改めて
ブラストワンピースも「走った両親の父母相似配合」ですが、母父キングカメハメハはモズカッチャンと同じでここにNureyevとNijinskyとHornbeam、しかも母はMill Reef≒Millicent5×5なのでこれもナスペリオンが多い配合です





ショウナンアンビルはコメントにも書いたようにダイワメジャー産駒としてはちょっとパワーに寄りすぎな配合なんですが、母系にBlushing GroomとAlycidonが入るので「ダイワメジャー黄金配合」には違いなく、同血のロジチャリス(父が同じで母が全姉妹)も推奨したのでまあ入れておくかと
ダイワメジャーとデインヒルといえばグランアルマダ(母母父デインヒル)も推奨しましたが、他にブルドッグボスなんかもいてやはりパワーに振れすぎるきらいはあり、まあ配合が良ければ動きますけどね
ナックビーナスは母が強力な相似配合なのが面白いのですが、Haloのクロスで母系にTehran(Pretty Pollyの全妹の孫)が入るのでこれも「ダイワメジャー黄金配合」で、急坂コースで上がりがかかるほどパフォーマンスが上がるのはダイワメジャーらしい



タガノエルフはふつうにゲートを出ればまずは順当勝ち、もうちょっと前で競馬できるようになれば上でも楽しめるんですが…フィバリッシュのHyperion4・6・6×6・6・6・6・7・7を絞りきるにはやっぱり4角先頭やと思うのでね

ところで今年栗山さんと私がダブルピックした某クラブの某アドマイヤムーン産駒は、高松宮記念の勝ち馬とかな~り似た配合になっとりますよ(・∀・)

コメント (6)
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