昨日の公式裏ブログ『ゼリ友』に続くママ友の話だと思ってもらっては困る。「ママヨさんと明らかに友人関係の波風夫妻」の意味。この関係は、10年前に新聞誌上で公言(道新「朝の食卓」に載せたエッセー『親友』)した。なぜこの話を古希になった今持ち出すかというと、『親友関係』以外のなにものでもないと確信に至ったからだ。
10年前、ママヨさんは何の疑いも無く親友関係と断言し、波風氏は半分洒落の感覚で「では俺もそういうことで」と同意。以後10年は「波風氏、自立の修行期間」なのだが、無意識にママヨさんの上に立ちたがる波風氏と、終始一貫並立のママヨさんとの間には絶えず葛藤があった(涙)。「どうしてわからないかなあ」、「どうしてそんなことするのかなあ」というママヨさんの日々のつぶやきは、波風氏が「家事手伝い」から「家事共同」へ成長する激励だったのだ。
波風氏は褒めて伸びる奴、変なところでプライドが高い男とママヨさんは理解しているので(実際そうだ)、そこらを上手に駆使して家事担当分野をじょじょに拡大させてきた。波風氏にとってそれは面倒なことの習慣化だが、不思議なもので自然に体が動くようになるにつれ「俺もママヨさんと一緒に暮らしを作っている」という今までに無かった意識が生まれて来た。それは、退職しても全身に密着している「俺は外で給料もらう仕事:君は家で無給の仕事」という人間観からの脱却であり、頼るところは頼りつつ目指すは各自の人間的成長であり、そうした努力を励ましあう関係=親友という言葉が一番ふさわしいんだろうなあ、と思う。
画像は昨年に続く昆布干し作業、今日からスタート。明日も早いからもう寝るよ 寒かったから遅れていた花と野菜、一気に暑くなり一気に成長。いちごも大粒、好きな青い花の都忘れも菖蒲も鉄線も今が盛り毎日が本当に忙しい、そして面白い、だから・・・・ブログ書けない(言い訳です)新しいエッセーの書き手を依頼、今月中のどこかでデビュー、お楽しみに。