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中国のウイルスとアニータ:思いつきだけど、ね


人の意思や欲求(欲望)が絡むだけに…。
いつの時代も、社会の構造というものは、複雑になるけど。

物事にお役所が絡むと…、
こっちの事情や過去の流れに関係なく。
いきなり、おエラいさんの都合で始まることとなる。
お役所関連の仕事は、スピード感と、(とくに)コスト感がない。
だけど…、
ドンくさいマネを笑ってばかりもいられないときもある。

数年前、外国人パブの女性に入れあげていた職員が、
公金横領していた事件があった。
その外国人パブで働いていた女性(夫婦ではあったようだけど)が、
公金横領をそそのかしていたという訳ではないけど。
当時のニュースやワイドショーが、
連日、その女性を責め立てるように報じていたことが、
強く印象に残っている。
世間の感情に“収まりどころ” がつかなかったのは、
理解できなくもなかったけど。
被害金額の大きさに対し、横領した職員が、
あまりにも風采の上がらない中年男性だったことも、
風当たりをキツいものにしたのだろう。
正直、誰が悪いのかと言えば、公金を横領した職員であって、
日本人としては、恥の上塗りもいいところだった。



歴史的にも大災害の後には、
「責任者を特定しろ!」という動きが必ずあり。
“収まりどころ”のつかない感情が向けられることとなる。
今回のコロナショックにおいて、
海の向こうにいるドナルドというオジさんは、
新型コロナウイルスを、わざわざ“中国のウイルス”のせいで…、
“中国のウイルス”によって…、
“中国のウイルス”のために…と呼ぶことで
自分に矛先が向かないようにリスク回避を考えている。
人の不幸は、“蜜の味”…などという輩もいる。
道徳や道義的な面で考えれば、感心できないけど。
不幸や失敗と言うものは、
「教訓」や「戒め」となる要素も含んでいて、
他人事でも、あながち無視できないことも多い。
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対岸の火事


数年前、メキシコで発生したと思われる新型インフルエンザ。
豚から発症したと思われることから、
当初、豚インフルエンザとも報道されていた。
南米で広がらず、欧州でひろがったのが、どこか不思議でした。

パンデミックやバイオハザードなどと聞けば、遠い外国のことで…。
横文字のカタカナで並べられた外国の言葉は、
生々しさや危険性を伝えてこないこともあり。
むしろ、その語感からカッコ良さすら感じるときすらある。
不謹慎だからではなく、
“何か”を正しく認識できていないのだとは気付いていた。
…だけど、何が正しくないのかまでは分からなかった。



あまり歓迎できない事実を否定したくても、
どうにもならないのも社会と言うもの。
あれほどの大騒ぎとなった事件も思い出すこともなかった。
“あっ、ちょっとした話題に使えるかな?”
“おっ、これは誰かに伝えてみるかな…”などと思いついたもの。
ちょっとした用件や雑事に手間取っているうちに忘れ、
“何”を、気が付いたのかも思い出せないときもある。
それでも…。
東日本大震災以前からも、漠然と予期して、
どこかで覚悟にも似たものがある。
それは…。
「ある日、不意に重大な判断をしなくてはならないときがある」ということ。

蛇足:
例え、本人が否定しようとも…。
「自分の前に、他人に買い取られることがないように、
まずマスクや食料を買い占めておこう」という行動には、
「他人を押しのけてまで、自分は生き延びたい」としか感じ取れない。
正直、どれだけテメェのことを、
お高く見積もっているんだよ!
と言うところ。
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