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長い夜、楽しみたい番組:主観分析編

何かの雑誌に、ハリウッドの海外収益は、
全収益中の60%もあると書いてあった。
ちゃんとしたデータではないが、大ゲサとは思えない。

映画とは違うが、色々な意味で、米国TVドラマは商業的に強い。
日本のドラマなら、海外への市場展開を考えるとき、
吹き替えや字幕のバージョンが必要になる。
だが米国ドラマは、英語圏へ、そのまま展開できる。
この英語圏は、英国(UK)やオーストラリアだけでない
(これだけでも、大きな商業圏)。
インドなど英語が、第2言語の国も含まれる。
特にインドは、部族間同士の言語が多数あり(方言などのレベルではなく)、
むしろ共通語である英語の方が、勝手がいい(らしい)。

もう1つは、スタジオや人材。
映画でも有名なハリウッドの技術やスタジオ設備は、やはりスゴい。
近年は、「24」や「CSIニューヨーク」に、
映画界で活躍していた俳優が出演するなど、豪華になっている。
映画俳優が、TV番組にでるなどは、
かつてのハリウッドでは考えられなかった。
ハリウッドの制作サイドに大きな動きがあるのか、
大きな予算がシリーズドラマに組みやすくなったからかも知れない。
そして、予算・・・も、そうだが、放送局や制作会社の多さ。
「海外ドラマに比べて、日本のドラマはツマらない」など、
安易に言う人も多いが、
(ケタ違いに)多くの作品の中から良質なものだけが選択されているのだ。
「多分、日本には入って来ない俗悪番組も、ケタ違いだろうけど、ね?」
同じ英語圏のBBCやグラナダTV(ともにUK)の番組も、
日本に入ってくるが、やはり作品数の多さは、
米国TVドラマの強さかも知れない。

ちなみにNAは、まったく英語が話せないのに、BBCのドラマも好きである。
「宇宙船レッドドワーフ号」「Dr.WHO」などは、かなりお気に入り。
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