戸惑い八景

見たり聞いたりしたモノを独自に味つけしました。
飛騨の高山から発信しています。

寒の凍み、雪に閉ざされた世界

2023年01月29日 | 自然界

飛騨では、大寒から三週間くらいを ”寒の凍み(かんのしみ)” と言います。

一年中で一番寒い時期で、あたりは凍り付いてしまうため、何もできない時期でありました。

毎日真冬日になって当たり前です。

私の父などは、私が演劇の公演をするというと、「寒の凍みの時期に行え」と言っておりました。

仕事に差し支えがないからですが、お客さんも外へ出たがりませんから、興行的にも良くなかったでしょう。

そんな朝の一枚。

石段下、猫の足跡です。

酷寒の中でもルーティンなのでしょう、やってきます。

庭は荒らしていないよ、と言っても、証拠が残っています。

……

寒の凍みの時期、観光客はぐっと少なくなります。

ですが、今日の日曜日、町はわりと賑わっていました。

団体客も見られました。

戻ってきているという印象を受けます。

賑わっているお店です。

宮川朝市にあります。

わらび餅なんですね。

流行っているのでしょう、いつもお客さんが入っています。

近所の風景から……

軒先のつらら。

ここまで氷が育ったのは、この家は貸家でまだ入居者がいないからです。

人が住むと、家も暖かいのですね。

当たり前か……

これはたぶん……除雪に失敗したようです。

 

 

この記事についてブログを書く
« 食するは噛むことから | トップ | これも足跡…… »

自然界」カテゴリの最新記事