高山市が発行するでいいのでしょうか、商品券ですけど、1万円の券を5000円で買えるというものです。
昨日の市民時報に投書がありましたが、すぐに5000円を出すことができない人もいるのだから、1万円の商品券を無償で配ることはできないのかと。
まったくその通りだと思いました。
国でも地方でも、行政は、代償がないとお金を出さないのですね。
みんな困っているのだから、見返りは求めず出せばいいのに、それをしないのです。
一見、素晴らしい政策に思えるのですが、現状を考えると、愚策なのです。
なぜ、言葉は悪いですが、ただで配ることができないのか。
一昨日配布された、旅行クーポン券ですが、最大60パーセントオフになるというものです。
なんとありがたいと、今日、旅館を予約しようとしたら、すでに予約枚数を超えているのでできない、となりました。
二日後ですよ。
普通は、クーポンを貰いましたけど、家族の予定を考えて、職場と相談して、旅行の予定を組むでしょう。
何日もかかることがあるでしょう。
うちは二日後に決めて、それでも家族の予定を組むのに苦労したのに、もう一杯で無理なのですから。
いったい、誰のための政策なのですか、と。
旅行会社じゃらんを救うための政策なのですね。
そもそも、クーポンを得るために、リクルートに会員登録して、じゃらんに個人情報を入れて、と手間を取らせたのに、一般庶民は使えないのですから、そのクーポンを。
一度登録すれば何度も使える、と銘打っていたのに、一度も使えませんでした。
誰のための政策なのかと。
業者を救うための政策なのですね。
よくわかりました。
信じた私がバカでした、ということです。