戸惑い八景

見たり聞いたりしたモノを独自に味つけしました。
飛騨の高山から発信しています。

詐欺的政策

2020年06月18日 | 商売

高山市が発行するでいいのでしょうか、商品券ですけど、1万円の券を5000円で買えるというものです。

昨日の市民時報に投書がありましたが、すぐに5000円を出すことができない人もいるのだから、1万円の商品券を無償で配ることはできないのかと。

まったくその通りだと思いました。

国でも地方でも、行政は、代償がないとお金を出さないのですね。

みんな困っているのだから、見返りは求めず出せばいいのに、それをしないのです。

一見、素晴らしい政策に思えるのですが、現状を考えると、愚策なのです。

なぜ、言葉は悪いですが、ただで配ることができないのか。

一昨日配布された、旅行クーポン券ですが、最大60パーセントオフになるというものです。

なんとありがたいと、今日、旅館を予約しようとしたら、すでに予約枚数を超えているのでできない、となりました。

二日後ですよ。

普通は、クーポンを貰いましたけど、家族の予定を考えて、職場と相談して、旅行の予定を組むでしょう。

何日もかかることがあるでしょう。

うちは二日後に決めて、それでも家族の予定を組むのに苦労したのに、もう一杯で無理なのですから。

いったい、誰のための政策なのですか、と。

旅行会社じゃらんを救うための政策なのですね。

そもそも、クーポンを得るために、リクルートに会員登録して、じゃらんに個人情報を入れて、と手間を取らせたのに、一般庶民は使えないのですから、そのクーポンを。

一度登録すれば何度も使える、と銘打っていたのに、一度も使えませんでした。

誰のための政策なのかと。

業者を救うための政策なのですね。

よくわかりました。

信じた私がバカでした、ということです。