戸惑い八景

見たり聞いたりしたモノを独自に味つけしました。
飛騨の高山から発信しています。

格差

2020年02月04日 | 映画

富山の、ファボーレ屋上駐車場からのスナップ、です。

富山市内からも、アルプスの勇壮な景色が見られるのだと感じ入ったしだいです。

などと、記すのではなく、ファボーレに映画を見に行きました。

『パラサイト』です。

韓国映画なのですが、アカデミー賞の作品賞にノミネートされています。

なぜ、それほどまでに、という思いもあって、見に行きました。

ネタバレにもなってしまうかもしれませんが、最後のシーンは効果が高いでしょう。

希望があるようにも見えるし、バッドエンディングとも取られるし。

古い映画で恐縮ですが、『ブラジル』のラストにも通じるものがありました。

垣根というのが大きなテーマであるのでしょう。

たまたま、帰ってきてテレビを入れたら、さんま御殿がながれていまして、テーマは、セレブと貧乏芸人でしたが、けっこう笑えます。

というのも、日本の場合は、まだ笑える余地がありますが、韓国は無理だろうなと、いう現実が描かれているのかもしれません。

雨が家の中に流れ込んできて……そこでたばこを吹かすなどというシーンは衝撃的でした。

日本のみならず、アメリカ映画でも、なかなか描けないのではないでしょうか。

地下から○○があって、そこでパラサイトで、というのも、リアルに描かれているのが秀逸なのです。

まだ観たばかりなので、整理がつけば、もう少しまともな感想が書けると思いますが、気になるのは、アカデミー賞でどの作品が選ばれるかということです。

というのも、先週は、『ジョジョ・ラビット』を観ました。

これも作品賞にノミネートされています。

まあ、定番といえば定番でしょう。

今までなら、間違いなく、ジョジョが作品賞を採るでしょう。

ですが、ここに、パラサイトが入っているのが、しかも外国語ですし、どういう意味を持つのか興味があるのです。

辛いのは……

日本映画はまったく相手にされていないようですが……