戸惑い八景

見たり聞いたりしたモノを独自に味つけしました。
飛騨の高山から発信しています。

白線流しが勝つ!

2015年07月24日 | 想うこと

高橋君、”白線流しの高校に負ける”、ってどういうことやねん。

高橋君擁する、高橋くんは投げていませんが、県立岐阜商業が、県立斐太高校に負けたのです。

ちゃんと名前を記してください。

歴史的なことなのですから。

衝撃的なことであったのは事実です。

だいたい、大応援団を組んだ斐太側のほとんどの方々が、勝つとは思っていなかったのですから。

そういう私も勝つとは思っていませんでした。

監督の、勝利インタビュー第一声が、「信じられません」、でしたから。

あんたは勝つために采配をふるっていたのでしょう、と。

その当事者が、信じられないのですから。

まあ、言葉ですけれどね。

ですが、選手は、勝つために闘っていたのです。

昨日の組合せが終わったときに、県岐と斐高のキャプテンがインタビューを受けていました。

県岐のキャプテン高橋君は、斐高と闘うことを問われても、ピントこないような感じで、意味の分からないことを話していました。

まあ、モノが違いますから、天然でオッケーな方ですが。

かたや斐高のキャプテン、新井君、なかなかのイケメンですが、県岐商と闘うことを問われ、はっきりと、「自分たちの野球をするだけです」、と答えました。

もう、ここから違っていました。

意識が高い、ということです。

狙っているのは、飛騨初の甲子園です。

そこは、相手がどこであれぶれていない、ということなのでしょう。

それがチームに浸透していたと、あらわれていました。

周りは、応援ですが、OBも含めて大人たちですが、さすがに県岐には、という思いが強かったのですが、闘っている本人たちの意識は、そんなところでなんか迷っていなかったわけです。

私はそこに感動いたしました。

エースの、と、根尾くんばかりが話題に上がりますが、勝っても淡々としていました。

彼もものが違います。

それに絶対的な信頼を置く、いや逆か、彼が絶対的な信頼を置く守備陣の活躍が、今日の試合を決めたでしょう。

それにしても・・・・

びっくりです。

どうしましょうか、てな感じです、正直いいまして。

息子が帰ってきて、応援に疲れて寝ていましたが、友達が起こしに来ました。

斐高野球部OBです。

聴けば、他のOBも含めて、駅前で大騒ぎさ、てなことです。

妻曰く、スーパーに買い物にいったら、店内に、「いま、斐高野球部が、県岐商に4×3で勝ちました」、という店内放送が流されたそうです。

スーパーでも速報が流れたわけです。

そのあと、「応援で疲れた方に、ウナギの蒲焼きがお勧めです」、とも流れたそうですが。

高山じゅう、どうしましょうか、ってなことになっているようですが・・・

こうなったら、『飛騨から甲子園!』、でしょう。