今朝、年配のご婦人、お客様ですが、うちの商品を購入してくださった時、ふと、来年は消費税が10%になるのでしょう、と言われました。
そして、ここも値上げするんでしょうね、と訊ねられました。
そう言われて、私は始めて気がついたのです。ここんところの値上げラッシュにもめげず、うちは値上げをしていませんでしたが、消費税が上がれば、値上げせずにはいられないことを・・・。
新春から、石油の値上がりにより、包装資材の値上げ、そして、原材料の高騰、うちの商売においても、コストは上がるばかりです。
ですが、悲しいかな、それを価格に転嫁することは容易にはできません。
特に、卸については、値上げした途端、業者さんから三行半をくだされることもあります。
そのため、うちでは値上げをしませんでした。
そのうち値上げラッシュも一段落するだろうから、ここは我慢しておこうと考えていたのです。
だけど、消費税には勝てません。
10%になれば、当然、価格も5%上げねばなりません。
1050円の品物が、1100円になるわけです。内税ですから・・・。
まあ、これなら消費者の皆様、業者の皆様も納得してくださるでしょう。
ただし、それを機に便乗値上げする輩もいるかもしれませんが・・・。
うちはそんなこといたしませんけれど、値上げは確実に迫っているわけです。
消費税を上げることには反対しません。
というか、現在の財政難を乗り切るためには仕方ないことでしょう。
ただ、出来ることなら、必需品と贅沢品の税率をは違っていてもいいのではと思いますが・・・。
ですが、その前に、やるべきことはあるのです。無駄をなくすことです。
ただ、期待はしていません。消費税を導入するときにも、歳出削減のかけ声は高かったです。
ですけれど、結果はさほど変わりませんでした。
今回も・・・いや、今回は・・・そう、選挙をすませてからでもかまいません。