普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

中国の戦略に乗るのか民主党?

2009-08-29 13:01:22 | 民主党

  昨日たまたま櫻井よしこさんが語る中国の対日戦略の youtube を見つけました。
  何でも江沢民さんの初来日のとき、いかにして日本と付き合うかを決めるために、中国共産党幹部会で決定したものだそうです。
中国共産党の考え
  党の結論の一つは日本は政治大国には成り得ない。
  桜井さんは、その意味を日本は米国一辺倒が示すように未来永劫すねかじりで一本立ち出来ない国だと中国は考えている と解釈しています。
  然し日本の経済・技術大国だからこれ活用しない手はない。
  その為にはうまく日本をコントールする必要がある。
それには、
・米国の影響力を使うこと
・日本の国柄を利用すること、詰まり日本は押せば引く国だ。
  日本は押せば押すほど引っ込む。その押す口実としては日本の歴史認識を使えば良い。
桜井さんの意見
 日本人は歴史を知らない、日本戦争をして負けた。
 然し戦争では片方だけが悪いことはない。
  ところが歴史を知らない日本人はひたすらに日本が悪いと思っている。
  中国から日本人の戦後の歴史観を突かれて、押されて引いて押されて引いてうずくまってしまって良いとは思わない。
 そこで立ち上がったのが阿部さんだ。
(以下省略)

[私の意見]
  桜井さんはその優しい口ぶりに似合わぬ徹底的な保守主義者で、その点はある程度割り引いて考える必要があるかも知れませんが、日本人の考え方のポイントを突いていると思います。
  日本人は長い農村中心の歴史のためか、何でも謝れば向こうも謝り、結果としてコミュニケーションは巧く行くと考えがちの国です。
  その一例が有名な自虐的と言われる村山談話と河野さんの慰安婦問題に関する謝罪発言です。
  その後何かと言えば中国や韓国からこの問題を持ち出されています。
  だから中国人がその日本人の伝統的な考えに付け込めば良いと考えるのは当然です。
  外交では自分から自国の不利になるようなことを言わぬこと、過去の日本に取って不利な発言を持ち出されたら、それあっさり認めてそれ以上のことを言わないことが常識だそうです。
  一方、民主党は「民主党政策集INDEX2009」を発表しました。
 そこにはマニフエストにない自虐史観を定着させるという「国会図書館に恒久平和調査局の設置」や、「慰安婦問題等に引き続き取り組む」と書いてあります。
  これと桜井さんの意見を併せて考えると、中国にとっては民主党下の日本は正に「飛んで火にいる夏の虫」だと思いますし、私が聞いている外交のやり方からしても、向こうから言いもしないのに、こちらからわざわざ謝るなど外交の素人しか思えませんが。
(そう言う私も外交の素人ですが。)

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追記:私の政権交代論
  いつも私の小ブログを訪問頂いた上に貴重なコメントまで頂いてありがとうございます。
 歳の所為で更新だけで精一杯で返事も出来ておりませんが、ありがたく勉強させて頂いております。
 中には私の中立的な立場の内容に就いてご批判も多く頂いておりますし、民主党への批判記事を書いているのに、何故それでも民主党に投票しょうとしているのかと言うコメントまで頂いていますので、今日は紙面に余裕があるので私の考えを書いて見ようと思いつきました。
 私の団地では一時期勢力を振るっていた、あるグループとそれに反対する勢力の紛争が起きました。
 私は家内共々、中間の立場に立って、そのどちらの人達とも挨拶を交わしていました。
 何故なら団地で勢力争いをするより、皆で仲良くすべきだと思っていたからです。
 然し、各グループからは私たちは反対の勢力側についていると思われていました。
 今回の自民・民主の選挙選でも、同じ様に中間的な立場に立つ私のブログに双方の支持のグループからの批判があります。
 中には民主党の批判をしている癖に、民主党に投票するのはおかしいというコメントまでいただきました。
 私の立場は両党とも日本の行先を誤らせないこと、そのためには両党とも国政を担うにたる党になって貰うこと、一党が長く続くのは良くないこともあるので、適当な時期に時々交代するのが望ましいという、多分どなたでも考えることを考えています。
 つまり両党とも日本の行先を誤らせないこと言うのが前提条件で、何が何でも政権交代しろと言うのではありません
 今回の場合で言えば、民主党の政権獲得の可能性が高くなっている今、日本の行先を誤らせないこと、国政を担うに足りる党になって貰いたいと言う考えで、民主党の政策や、やり方に集中した批評を書き、同じものを何回か民主党に投書をしてきました。 (勿論その殆どが無視されるのでしょうが。)
 私の考えではどちらに投票するかは、選挙直前ですのでいくら個人的な小ブログも名前を上げるのは遠慮しますが、何でもかでも政権交代ではなく、先ず第一条件としてどの党が日本の行先を誤らせない、より信頼するに足りる党かを考えて投票するつもりです。
 いずれにしても私の表現の拙さから、とんでもない誤解を与えて申し訳ありませんでした。
 いずれにしても中立的立場の意見には、双方の立場の方たちから多くのご批判があるのは覚悟しています。
 今後とも私の意見に賛成、反対を問わずご忌憚のないご批判やアドバイスをいただきますようお願いいたします。
(但し詰まらない小ブログですが、その品位を落とすようなコメントは削除させていただいておりますのでご了承下さい。)