自民党と麻生さんへ
選挙直前の8月12日の党首討論が決まりました。
自民党はその条件としてそのテレビがその全てを報道することを条件としたのに、NHK始め民放の拒否に逢っているそうです。
しかし今までの新聞報道の傾向から見ると、テレビが幾ら(多分自民党が心配するように民主党有利の方向に)編集しても、少なくとこ心ある新聞はその詳報を掲載するのは間違いないと思うので、麻生さんも自民党もこの討論に充分に備えて貰いたいものです。
然し世の中の大勢は読売新聞社が7日に発表した世論調査によると、
・比例選で投票しようと思う政党は、民主党41%(前回42%)、自民24%(23%)
・小選挙区も民主39%(前回39%)、自民24%(同25%)
・相応しい首相は鳩山さん47%(40%)、麻生さん22%(22%)
・政党支持率は民主31・6%(31・0%)、自民24・2%(25・3%)
と言う結果が示すように、民主党が圧倒的とは言えないまでも、かなり優位の位置にいるのは確かのようです。
自民党も頑張って欲しいですが、こうなれば同党に申し訳ないですが、万が一にも負けたときのことまで考えて置く必要もあると思います。
その対策として、
・一度は国民が(試しにでも)政権を取らせて見たがやはり自民党政権の方が良かったと思わせるために、自民党のマニフェストが民主党のそれより良いものにすること。
・マスコミなどで批判されている部分を(いつものようにマスコミが麻生さん、自民党がまたブレたと噛みつくとは思いますが敢えて)修正、改善しより実行可能な、より国民に納得できるマニフェストにすること。 (なおこのような事は分かりきったことなので詳細は省略します。)
・もう一つは、万が一にも民主党が政権を取っても、日本が大きな道を踏み外さないように、そして自民党が政権に復帰したときに、その後始末に手間をとらないようにするために、国民が心配している次のような民主党の政策の問題点を突き、民主党に釘を刺しておいて貰いたいと思います。 (勿論釘を刺して置いても、民主党もブレることはあると思いますが、その場合は自民党に大きなプラス点になります。)
・日本の安全保障、日本と米国、日本と中国の結びつきの程度、中国の戦力増強についての考え方と、それぞれに関しての鳩山さんの友愛精神の関連
・経済界が心配しているように、(自民党から言えば財源無視または軽視の)民主党の政策が不況をさらに長引かせることはないか。
・マニフェストから外されている民主党の政策
永住外国人への参政権付与
過去の日本の行為を追求する恒久平和調査局の設置
人権擁護法案
元慰安婦に謝罪と金銭支給
・教育問題
日教組の教育への影響を如何に排除するのか?
それとも日教組の意向を取り入れるのか?
ゆとり教育への復帰はないのか?学力平等主義にならないのか?学力テストはどうするのか?
文科省の権限を大幅に削減、新設の中央教育委員会と、地方の首長、学校に権限を移譲して、それが日教組復活と教育偏向に繋がることはないのか?
・省庁の自治労所属の職員の処遇
年金問題をこんなに大きくし解決を長引かせている元凶の社保庁の職員、「ヤミ専従」など不正行為を行った農水省の労働組合役員達など自治労所属の不良下級職員の処遇は?
公務員制度改革で財源を捻りだすと言っているが、自治労に属する下級官僚も合理化の対象にするのか?
もし公務員の大多数を占める下級職員を削減の対象から外すとすれば、民主党の言うような財源を捻りだせるのか?
今まで書いてきたような小さいことでも上げて見れば、へたをすれば村山発言の例にもあるように、後々まで禍根となること、私が言うようにそうならないように予め釘を刺して置くことの重要性が判ると思います。
勿論、自民党が政権維持のために頑張ること、日本の根幹である外交と安全保障や、民主党のマニフェストの弱点の今後の日本経済のあり方など議論することも大切ですが、是非、上記のような細かい点も忘れずに追求して下さい。
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