延岡市中央に位置する愛宕山、旧名は ”笠沙山” だそうです。天孫ニニギノミコトとコノハナサクヤヒメとが出逢った聖地だと言われている地で、展望台のある広場には2人の像もあります。また、西郷隆盛の陣屋跡で有名な北川町俵野には、ニニギノミコトの陵墓参考地があります。
現在の延岡市は旭化成の企業城下町だと言われています。ちなみに延岡藩は、高橋氏(1587~1613)→有馬氏(1614~1691)→三浦氏(1692~1712)→牧野氏(1712~1747)→内藤氏(1747~1871)と明治の廃藩置県まで続きました。
有名な人物としては、初代有馬氏の有馬直純公の奥方(日向御前)は徳川家康のひ孫、内藤氏7代の内藤政義公は、彦根藩の井伊直弼の実弟だそうです。
展望台
展望台から東方向
南東方面
北方向、中央奥の山(可愛岳:えのたけ)の麓にニニギノミコトの陵墓参考地があります。中央の川は、ニニギノミコトとコノハナサクヤヒメが逢瀬を楽しんだと言われる大瀬川(逢瀬川)
北西方面、行縢山とか大崩山方向です。
ニニギノミコトとコノハナサクヤヒメの系譜
錆びた南京錠、2人で誓った”愛”のその後が気になります。
愛宕山から見る夜景は素晴らしいものがあります。
展望台の下を通ると、センサーが人を感知して、小坂恭子さん(宮崎県日南市出身のシンガーソングライター)の ”五ケ瀬の流れに” の歌が自動的に流れてきます。
2年ほど前、仕事で国交省延岡河川国道事務所に出入りしていた頃、定時になるとこの曲が流れていました。今も流れているのでしょうか。