旅路(ON A JOURNEY)

風に吹かれて此処彼処。
好奇心の赴く儘、
気の向く儘。
男はやとよ、
何処へ行く。

東洋哲学

2015年03月15日 08時39分21秒 | Weblog

ヤフオク「デカルト著作集」全4巻(白水社)と「プラトン全集」全15巻プラス索引巻(岩波書店)に入札している。本日の8時43分現在では最高価額での入札者になっているものの相場からみて、まだかなり安いので落とせるかどうかはわからない。いづれにしても手に入れることができるかどうかは今日中に判明する。これからの入札価額は他の入札予定者が蔵書印を嫌うかどうかにかかっているとみている。
積読派(本を読むことではなくて飾っておくことを趣味とする人)は一般に、他人の蔵書印を嫌うようだ。わたしのように読むことを目的に本を買う者は、読みたい本を手元に置いておくことに意義を認めるから他人の蔵書印や少々の汚れがどちらかというと気にかからない。(本の購入は安上がりに済めばそれでいい。)

 

  鈴木大拙

 

門外漢ながら、哲学・思想に興味をもって久しい。デカルト・プラトンともに哲学の十字路をさすらう後継者たちに指針を与えてきた哲学者だからその全貌を手元に置いておきたい。うまく落とせたらプラトン・デカルト・カントに現象学のフッサールで西洋哲学を締め括る。気分は西洋から東アジアへ。「ブッダ最後の旅」(岩波文庫ワイド版)のように明快な「鈴木大拙」禅選集、続禅選集 全12巻や斎藤茂吉選集全19巻のうち、興味が湧く巻を読み始めた。

 

  斎藤茂吉