旅路(ON A JOURNEY)

風に吹かれて此処彼処。
好奇心の赴く儘、
気の向く儘。
男はやとよ、
何処へ行く。

岡本太郎

2017年02月20日 19時35分41秒 | Weblog

学園では明日明後日と入学試験があって在校生は学校に入れない。出勤しても開店休業になるので休暇を取ることにした。平日に休むのは半年ぶりだ。午前中に気掛かりな事務とクライエントとの面談を済ませて仕事をニュートラルの状態に戻した。さて、この平日の連休に何をするか。自宅に着くとカッシーラー著「国家の神話」が届いていた。目次に目を通して飛ばし読みをした。かなり難解なので連休には読まない。岡本太郎著「原色の呪文」は、明快な文章と迫力のある文体で読むことの醍醐味を教えてくれた。一昨日、ヤフオクにハード本3冊が出品されていたので、落札して久しぶりに読み返してみることにした。むかし読んだ「原色の呪文」は家のどこかにあるはずなのだが、どこの本の山で眠っているものやら見当もつかない。この寒波で農園は雪に覆われていることだろう。


正当防衛

2017年02月13日 16時53分50秒 | Weblog
その昔、いわれのない暴行を受けていると相談された年少の知人に、空手かボクシングを習って、いつかやり返してやれとアドバイスをしたことがある。数年後、見事にやり返して暴行を受けることはなくなったそうだ。かれは今、こころが優しい青年に成長している。わたしは、いわれのない暴力に対抗するための防御手段として、自衛のための護身術を身に着けることに反対はしない。

老兵

2017年02月07日 07時28分17秒 | Weblog

何の前触れもなしにとしか形容のしようがない。これまで通りの仕事を続けるように依頼された。引退を考えていたので拍子抜けがしている。それでも、好きな仕事を通じて社会に貢献できるのだから、快くお受けすることにした。ただ、心の整理のために1日の猶予をいただいた。明日の午後、正式に受諾の意思表示をする。送別会で「老兵は死なず、ただ去るのみ。」という陳腐な挨拶を用意していた老兵は、学園で6年目の春を迎えることになった。


孔子

2017年02月07日 07時26分18秒 | Weblog

述而第七
講談社学術文庫「論語新訳」 宇野哲人訳
『己の固有する仁義礼智等の徳が修めて完全に至らないこと、己の勉むべき学が研究して明らかにならないこと、善を聞いても早くこれに遷って行くことができないこと、己の不善を改めることができないこと。この4つはわしの深く憂うる事柄である。』(一部改竄)