旅路(ON A JOURNEY)

風に吹かれて此処彼処。
好奇心の赴く儘、
気の向く儘。
男はやとよ、
何処へ行く。

スイッチ

2014年12月27日 09時35分07秒 | Weblog

昨日の仕事納めでスイッチが切られた。今朝目覚めた時から日常という名の時間が止まっている。気が赴くままに、読書に耽る、本屋を巡る、散策する、街を歩く、好きな料理を作る、味あう。たおやかな時間の流れに身を委ねる。


さざ波

2014年12月24日 21時38分37秒 | Weblog

責任は果たした。戦いすんで日は暮れて・・・、明日は久しぶりに休暇をとる。満足の大波が押し寄せてくるのかと思っていたら、さざ波ほどの安堵にこころは僅かに揺れている。ようやくわたしの仕事と生活の方向性を課題にすることができそうだ。


ドイツ料理

2014年12月23日 09時39分43秒 | Weblog

企業の予告通り最後の1名が内定した。苦節6ヶ月これで98名全員の行き先が決まった。安堵感を抱えて最後の忘年会に参加した。支援で世話になったというよりも主役たちの忘年会だ。会場はドイツ料理店だった。好きなポテトやソーセージベースの料理に美味のバンでビールが進んだ。中ジョッキで4、5杯は飲んだ。散開して横川駅に向かうとクライエントたちの笑顔が目に浮かぶ。気分は年末年始モードに切り替わった。


一週間

2014年12月21日 22時05分06秒 | Weblog

結局、老「トヨタクラウン」は下取りをしてもらった。年が明けたら同じトヨタの「HV プリウス」が私の足になる。車の買い替えは6年ぶりだ。買い替えを機会に移動手段の検討に取り組む。車よりも徒歩による移動の方が私には向いているようだ。
この火曜は大雪に見舞われた。朝夕ともに市内中心部の交通が麻痺した。行きは観音本町から観音新町まで歩いた。コートに雪が積もった。帰りは旭橋からバスセンターまで歩いた。5,6キロはある。1時間と30分ほどかけて自分の足で歩いた。夜空から雪が舞降りた。何度も頭の雪を払った。久しぶりに汗をかいた。
就職希望者の全員が内定するまで私は休まない。最後のひとりの内定が決まったら2,3日休養して、年末年始の9連休に入り、しばらく仕事から離れる。明日は就職戦線でともに戦った戦友たちとの忘年会がある。


冬籠り

2014年12月15日 22時00分15秒 | Weblog

奥歯を一本抜いた。これでしばらく肩こりに悩まされることはない。頑固な肩こりの原因が虫歯にあることを体が知っている。
老「トヨタクラウン」に乗り続けるか買いかえるかを悩みながら、師走の27日から始まる9日間の冬籠りの準備を着々と進めている。冬籠りの後半は新年になる。


師走を歩く

2014年12月14日 08時50分59秒 | Weblog

新装なった広島駅構内で熱い玉天そばを喰ってから、エリザベエート音楽大学経由で八丁堀交差点を目指す。駅前の交差点を渡った旧広島中央郵便局の向いで、3人組の女性プラス赤ちゃんのうち、赤ちゃん連れの女性からRCC文化センターの場所を尋ねられた。私は女性にはやさしい、(実をいうと、センターは予定した八丁堀への経路だった。)。ことのついでに松原京橋線立体交差橋を渡ってセンターが見えるところまでエスコートしてさしあげた。爽快な散策だった。
八丁堀交差点の位置は南北のどこからでも明確に感知することができる。私の頭に折り込み済みなのだ。昨日は「晴れ時々曇り」の空模様の元をJR広島駅から八丁堀まで歩いた。寒さに対して重武装だったので到着するころには汗ばんで心地よかった。酔い覚ましがてら、夜中に流川から芸備線の終電間近の広島駅まで歩いたことはある。真昼間に、しかも素面で広島駅から八丁堀交差点まで歩いたのは今回が初めてだ。たまに顔を覗かせるお日様を背に足取りも軽く、帰りも駅まで歩いた。


メルヴィルと法然

2014年12月10日 07時07分52秒 | Weblog

職場では、師走を迎えたというのに師匠は走るどころか冬ごもりの準備を進めている。文書だけで5段のスチール書庫が溢れそうだし、目さえ通していない書類がかなりある。年末から年始にかけて9日の連休になる。連休を満喫するために、遅ればせながら文書の整理と未読の書類に目を通しておく作業を進める。来年の行動計画も練っておかなければならない。
自宅では、親鸞の師匠筋に当たる法然を日本思想体系「法然 一遍」で読む。原文でさえ明快な文章だ。すでに日本の名著「法然」に目を通しているので理解が捗る。読み進みながらふと思う、この歳になって私はいったい何をやっているのだろうかと。そういう気分にとらわれた時にはメルヴィルの「白鯨」に手を伸ばす。


神経に触る

2014年12月07日 11時06分27秒 | Weblog

特異な体質か趣味嗜好の持ち主でないかぎり歯の治療が好きなひとはいないと思う。概して痛みには強く、顔が腫れあがる程度の虫歯の痛みならなんということはない。ところが、鋭利な注射針や回転の速い金属の治療器具が歯の神経に触れた時に走る、全身の神経を突き抜けるようなアレが苦手だ。想像するだけで体が硬直してしまう。・・・来週の土曜から歯の治療が始まる。


決心

2014年12月04日 22時09分55秒 | Weblog

明日から忘年会のシーズンに入る。体調は悪くないのだが朝方から歯が痛む。原因が風邪なのか肩こりなのか虫歯なのか判別がつかない。かかりつけの歯科医の先生に電話をしてみたら今日は休診だった。診ていただけるのはこの土曜日(明後日)になるという。勝手に3か月も治療を中断しておいて何を今更ということなのだろう。
鎮痛剤を飲んだら痛みが治まった。それでも明日の忘年会には出席するが酒類は飲まない、否、飲めない。アルコールの摂取を繰り返すほどに麻酔が効きにくくなる。数十年にわたる悪事がたたって通常の数倍をうっても麻酔が効きにくい体になってしまった。この春には、麻酔が効かないので七転八倒しながらある手術を受けた。
職場では最近、酒が飲めない情けないオヤジで通っている。酒量が減るのはどこか体の具合が悪いからだとか、急に酒量が減ったと思うたらやっぱりあの世に行っちゃったとか、酒屋や呑み屋の手先が挑発しても、わたしは酒が飲めない情けないオヤジを貫き通す。


自律と支援

2014年12月03日 21時14分03秒 | Weblog

クライエントの不満をくみ取ったうえで判断を委ねたら、翌日になって翻意した。内定を受け入れる、不明な点を相手方の企業に確認したいという。先方の担当のアポを取った。クライエントは言葉が足りない時に助けがいるので同席してくれといった。相手先は私が勧めて自らが選択した企業でもある。彼女の「自己表現力の錬成」が目的であることを確認して同席することにした。
久しぶりに就職支援のガイダンスを行った。スイッチがはいっていない電燈を灯すのは難しい。思いっきり電圧をあげて、その電磁波で私の考えを伝えようと試みた。蛍光灯なら灯る可能性だってある。成功したのか失敗したのか定かではない。ただ、150人余りの聴衆のうち居眠りをする猛者はひとりしかいなかった。かれらが議題(私はガイダンスにも議題を持ち込む。)を理解したかどうかは別問題として、殆どの聴衆が私の話に耳を傾けていた・・・ように思う。