旅路(ON A JOURNEY)

風に吹かれて此処彼処。
好奇心の赴く儘、
気の向く儘。
男はやとよ、
何処へ行く。

新書

2012年07月26日 23時30分48秒 | Weblog

アト・ランダムに新書を買い進む。意地でも手にとらせて読ませようという意欲を感じる著作が多い。表題や目次につられてつい買ってしまう。

木下是雄著「理科系の作文技術」(中央新書):作文技術の定番。古い蔵書の買い替え。中井浩一著「大学入試の戦後史」(岩波新書ラクレ):大学入試の変遷ぶりには少々驚いた。教育に携わる事がなかった者に過去の常識は通用しない。薬師院仁志著「『日本とフランス 二つの民主主義』不平等か不自由か」(光文社新書):表題に魅せられた。

「食い逃げされてもバイトは雇うな」の隣に「『食い逃げされてもバイトは雇うな』なんて大間違い」が並んでいた。著者は同じ山田信也、それだけの理由で2冊とも買った。いずれも光文社新書。梶原しげる著「即答するバカ」(新潮新書):思い当たる節がある。

本日は新書6冊を購入した。

休養

2012年07月25日 20時16分12秒 | Weblog
血圧はかなり下がっている。腹8分目はきついので腹9分目にとどめてあとは水を飲む。少々胃液が薄くなっていることだろう。それでも水を飲み始めたら血行が良くなったように思う。拳を固めたらめりめりと音がしそうだ。長い休養が効いたらしい。

懸念は自前の血圧計が正しく機能しているかどうかだ。近々にかかりつけ医の先生のところで血圧計が狂っていないかどうか確かめることになっている。白衣恐怖症を自認しているにしても自宅と病院との差が大き過ぎる。

眩暈は過労と水分の摂取不足が原因だったと思うようにしている。自宅外での測定値が正しかったということにでもなれば、高血圧も原因のひとつであったことを疑わざるを得ない。眠れない夜が続くと言いたいところだが身心ともに無理をしていないので良く眠れる。




新書

2012年07月22日 21時53分39秒 | Weblog


大気が熱を帯びていた。日射しが鋭い日曜日の午前11時に検定が終了した。「本通り」でアイスティーを飲みながら、自らのささやかな努力をねぎらった。

頭をほぐすには新書が良い。一気に8冊を買った。「命令違反が組織を伸ばす」「できそこないの男たち」(以上、光文社新書)、「書けるひとになるブログ文章教室」(ソフトバンク新書)、この3冊は週刊誌の目次のような表題につられて散財した。「心理学ってどんなもの」(岩波ジュニア新書):基本タームは押さえておかなければならない。

「アメリカの家族」(岩波新書):アメリカ発生のカウンセリング心理学の理解を深めるためにはアメリカの家族について知っておく必要がある。斎藤孝著「コミュニケーション力」(岩波新書):著者がコミュニケーション能力の何を問題にしているか少々興味がある。辛淑玉著「怒りの方法」(岩波新書):明快な文章に釣られた。

小田実著「われ=われの哲学」(岩波新書):小田の真骨頂は解り易さにある。「小田実全集」の購入は予算的に無理だとしても、せめて「小田実全仕事」の内で気にかかる著作は読んでおきたい。

眩暈

2012年07月21日 07時09分13秒 | Weblog
講習中に突然眩暈に襲われた。着席していたのに体が右後方に引かれて体勢をコントロールできない。よろめきながら会場を出て自販機近くのチェアーに腰を下ろした。数分後には症状が落ち着いたような気がしたので会場に戻ることにした。ほんの数歩でまた、ぐらっりときた。

事務方の女性に依頼してタクシーを呼んでもらうことにした。女性は救急車かタクシーか迷っていた。私がタクシーを指定した。ビルの4階からタクシーに乗り込むまで女性が気遣ってくれた。よろめきながら乗り込んで救急病院まで走った。タクシーから降りようとしたら立てない。運転手さんに車いすの手配を依頼した。意識朦朧のまま救急治療室に運ばれた。

診断の結果は脱水症と過労、かかりつけ医の先生は少なからず血圧が影響しているという。健康だと思っていた自分の体を自分の意思でコントロールできなかったことに衝撃と恐怖感を覚えた。これまで以上に節制に努めようと思う。

延期

2012年07月10日 20時28分25秒 | Weblog
ほぼ同年輩3名+1名の計4名で定例のビヤガーデンパーティーを予定していた。身内に不幸があって、ひとりが急遽秋田に帰らなければならなくなった。ところが例会は中止にはならない。幹事の職権で延期となった。嬉しいような悲しいような知らせだ。

私を含めて大酒呑みの4名だから飲み始めたらなにしろブレーキが効かない。しかも、内ふたりは共に身長が1mと80を超え体重も優に100キロを超える巨漢だ。いつもプロレスラーと呑んでいるような錯覚にとらわれる。かれらは自分の話を大声でまくしたててはよく笑う。華奢な私も例外ではない。

内向

2012年07月08日 13時19分32秒 | Weblog
2週間ぶりの休暇になる。昨日はゆっくりとくつろいだ。今日は菜園で精を出す。

「悩みのコントロール術」(岩波アクティブ新書)のなかで東山紘久は興味深い指摘をしている。「心理学では、心のエネルギーや自分の価値観の眼が自分の内に向いているのが内向で、外に向いているのを外向という。外向的なひとならば常識と折り合うのに苦労はいらない。内向的なひとは常識との折り合いに苦労する。ところが、常識と折り合いの良い外向的なひとは、常識を超えることに恐怖感すら感じてしまう。創造的に考えることが苦手だ。だから多くの発明者や先駆者や作家や哲学者は殆どが内向的なひとだ。」(上記新書から引用のうえ一部改竄)

傾向

2012年07月07日 11時41分09秒 | Weblog
仕事上の職務が読書の傾向に甚大な影響を与える。喜んでいいのか悲しんでいいのか解らない。これで失敗した経験があるからだ。

前職では求職者のコンサルティングに関わったので心理学、特にカウンセリング心理学の勉強に励んだ。実務が先行していたので研究と言った方がふさわしいのかも知れない。受講中の講習を終了して試験に合格すれば、来年早々にもキャリア開発の有資格者になれる見込みだ。

現職が学校関係なので教育学に興味がわいてきた。この3日間で藤田英典著「教育改革」「学力があぶない」尾木ママ著「思春期の危機をどう見るか」(以上、岩波新書)、「孤独について」(文春文庫)、「悩みのコントロール術」(岩波アクティブ新書)を買った。

教育の現場が私の時代とは様相が異なっていることを肌で感じ始めた。教育に関する限りわれらの世代の経験則がほとんど役に立たないであろうことは想像に難くない。岩波新書の上記3冊に当たるだけで世代間の断層が明確に見えてくる。


さすらい

2012年07月03日 22時33分54秒 | Weblog
Quijote(スペイン語)

Soy de aquellos que sueñan con la libertad,
Capitán de un velero que no tiene mar.
Soy de aquellos que viven buscando un lugar.
Soy Quijote de un tiempo que no tiene edad.

Y me gustan las gentes que son de verdad.
Ser bohemio, poeta y ser golfo me va.
Soy cantor de silencios que no vive en paz,
Que presume de ser español donde va.

Y mi Dulcinea, ¿dónde estarás?,
Que tu amor no es fácil de encontrar.
Y se ve tu cara en cada mujer,
Tantas veces yo soñé que soñaba tu querer.

Soy feliz con un vino y un trozo de pan,
Y, también, como no, con caviar y champán.
Soy aquel vagabundo que no vive en paz,
Me conformo con nada, con todo y con más.

Tengo miedo del tiempo que fácil se va,
De las gentes que hablan, que opinan de más,
Y es que vengo de un mundo que está más allá,
Soy Quijote de un tiempo que no tiene edad.

Y mi Dulcinea, ¿dónde estarás?,
Que tu amor no es fácil de encontrar.
Y se ve tu cara en cada mujer,
Tantas veces yo soñé que soñaba tu querer
Tantas veces yo soñé que soñaba tu querer.





Quixote(英語)

I'm of those who dream of freedom
Captain of a sailboat without a sea.
I'm of those who live looking for some other place.
I'm Quixote of a time without age.

and I like people who are authentic.
Bening bohemian, poet and layabout is of my like.
I'm a singer of rests(silences) that does not live in peace,
that fancies himself as Spanish wherever he goes.

and, Dulcinea of mine, where are you?
Your love is no easy thing to find.
and your face can be seen in every woman
So many times I've dreamt that I was dreaming with your love.

I am happy with wine and a slice of bread.
and,as well, of course, with caviar and champagne.
I'm that tramp that does not live in peace,
I am content with nothing, with everything, and with even more.

I'm afraid of time, that so easily passes by,
Of people who talk and give their opinions in excess,
And it's that I come from a place that's far away
I'm Quixote of a time with no age

and Dulcinea of mine, where are you?
Your love is no easy thing to find.
and your face can be seen in every woman
So many times i've dreamt that I was dreaming with your love
.