一昨日はホテルグランヴィア広島の21階で紹興酒となぜか賀茂鶴をかなり飲んだ。根がお調子者であるから、麦のジュースで酔いをさますとかなんとか粋がって、結局ビールもしこたま飲んだ。淡白な料理には酒類のカロリーで対抗するしかない。空腹感を酒で満たした。テンションの高いジョークの数々は奇麗どころにも大いに受けた、と思う。もっとも奇麗どころといものは酔っ払いの扱い方をよく知っているので、遊ばれたのはこちらの方じゃなかったのかと少々不安になる。
昨日は三越裏の日本料理店でビールに始まって岩国の銘酒「五橋」、寝酒に良いという米焼酎(名は忘れたがアルコール55度で、まるで玉蜀黍酒テキーラのような味だった。)をしっかりといただいた。刺身が新鮮で、味噌をベースにした鍋もいけた。
幹事を仰せつかったものの、またもや幹事が暴走してしまった。皆さんを盛り上げることなんて性に合わない。互いにいい歳をしているのだから各々が盛り上がればそれで良いのだ。人選ミスは明らかである。最後まで料理に手を伸ばし、銘酒「五橋」の冷めた熱燗をコップでガブガブ飲んでいたのは幹事さんそのひとであった。幹事さんが店を出るときには誰もいなくなっていた、とほほ。
こういうことが二日も続いたので、おかげさまで久しぶりにアルコールが抜けてゆく際の、あの倦怠感と眠気をいやというほど味わうことができた。そういえばこの22日は「あわび」をいただいた。連れのドクターが高齢のため刺身に歯が立たない。遠慮なく2人分いただいた。情けは無用なのである。アワビのフルコースを肴にさんざん飲んだ。
一週間に3度もウンザリするような倦怠感とどうしようもない眠気を味わうことができたのは、なんといっても至福の極みである。この二日酔というありがたい苦痛があればこそ飲酒のひと時はさらに燦然と輝きを増す。心おきなく酔える。額に手を当てて倦怠感に苛まれながらブログを書いてみると、酒と美食でこころを滅ぼすことはなかったが、ついに身を滅ぼしてしまった開高健のような文章になってゆく。文豪にオーパ!である。
昨日は三越裏の日本料理店でビールに始まって岩国の銘酒「五橋」、寝酒に良いという米焼酎(名は忘れたがアルコール55度で、まるで玉蜀黍酒テキーラのような味だった。)をしっかりといただいた。刺身が新鮮で、味噌をベースにした鍋もいけた。
幹事を仰せつかったものの、またもや幹事が暴走してしまった。皆さんを盛り上げることなんて性に合わない。互いにいい歳をしているのだから各々が盛り上がればそれで良いのだ。人選ミスは明らかである。最後まで料理に手を伸ばし、銘酒「五橋」の冷めた熱燗をコップでガブガブ飲んでいたのは幹事さんそのひとであった。幹事さんが店を出るときには誰もいなくなっていた、とほほ。
こういうことが二日も続いたので、おかげさまで久しぶりにアルコールが抜けてゆく際の、あの倦怠感と眠気をいやというほど味わうことができた。そういえばこの22日は「あわび」をいただいた。連れのドクターが高齢のため刺身に歯が立たない。遠慮なく2人分いただいた。情けは無用なのである。アワビのフルコースを肴にさんざん飲んだ。
一週間に3度もウンザリするような倦怠感とどうしようもない眠気を味わうことができたのは、なんといっても至福の極みである。この二日酔というありがたい苦痛があればこそ飲酒のひと時はさらに燦然と輝きを増す。心おきなく酔える。額に手を当てて倦怠感に苛まれながらブログを書いてみると、酒と美食でこころを滅ぼすことはなかったが、ついに身を滅ぼしてしまった開高健のような文章になってゆく。文豪にオーパ!である。