旅路(ON A JOURNEY)

風に吹かれて此処彼処。
好奇心の赴く儘、
気の向く儘。
男はやとよ、
何処へ行く。

2017年01月29日 17時05分08秒 | Weblog

街に出たので大手町の「ブックオフ」で新書を買った。「ワークショップ 新しい学びと創造の場」「仕事が人をつくる」「少年事件に取り組む 家裁調査官の立場から」「日本の美林」(以上岩波新書)、「『学び』で組織は成長する」「新書で大学の今日教養科目をモノにする 政治学」(以上光文社新書)、「発達障害と呼ばないで」(幻冬舎新書)、「偶然の力」(集英社新書)、「ブランドビジネス」(平凡社新書)の9冊で〆て1324円也。古本の新書は値崩れが続いている。
その昔、神田の大学生だった頃、食事代を削って週に数度、神田の古本屋街を歩いた。掘り出し本を探して本立てに飾るのが目的だった。当時、神田の学生街には、本からの情報だけで構成されたような知的な世界があった。あれから幾年月、どこに行っても、活字や映像が氾濫している。空きっ腹を抱えて神田の古本屋を歩き回った自分が不憫に思えてくることがある。


ジェンダー

2017年01月24日 06時59分05秒 | Weblog

昨日は1月9日の一大事から2週目の土日だった。体と心から疲れがようやくおちて気分が赴くまま流れるような生活が戻ってきた。ぼんやりと生活を送っていると自ずと本屋に足が向く。
先日、ある女友達からジェンダーを理解していないと指摘されたので、「そんなことないよ」と辻村みよ子著「ジェンダーと法」第二版を買い求めて確認してみた。大筋で私の理解に誤りはない。
ジェンダーとは、生物学的な性差ないし性別を意味するセックスと区別して、社会的・文化的に形成された性差ないしは性別を意味する。今日よくいわれるジェンダー・フリー、あるいはジェンダーからの解放という場合には、男女を区別する境界線としての性差自体を、社会的に構築されたジェンダーと捉えている。(「ジェンダーと法」から引用)
やや硬い本のあとには、「働き方革命」(ちくま新書)・「日本型リーダーはなぜ失敗するのか」(文春新書)・「辞書に載る言葉はどこから探してくるのか」(ディスカバー携書)・藤沢周平(集英社新書)で口直し、〆て345円也。


2017年01月20日 20時52分09秒 | Weblog

道路の凍結が心配だから今日もバス通勤になった。8時過ぎに家を出て、近くのバス停から急行に乗る。広島バスセンターで降りて紙屋町のバス停まで数分歩き、マリーナホップ行きのバスに乗リ代える。自宅から勤務先までは1時間と20分ほどかかる、なんということもない行程だ。しかし、景色が違うしプリウスで通う時の神経の高ぶりがない。帰路では居眠りをすることさえある。

帰りのバスで雪がない観音を出て、やはり雪のない紙屋町から高陽町を目指したら、薄暗くなり始めた矢口の辺りから、県道沿いに雪が白く残っている。バス停を降りたら一面の雪景色だ。雪道を少し歩いてわが家にたどり着いた.。愛車プリウスの周りは30センチほどの雪が積もったままだった。さて明日は、愛車での出勤が叶うのだろうか。白い世界の中で、アスファルトで舗装されたバス通りだけが黒く沈んでいるようだ。

 


成人の日だろうが何だろうが、休日はいい

2017年01月08日 17時33分49秒 | Weblog

正月の3が日が暮れた。1月4日から学校に出始めて今日が3日目になる。車でいうと、ただいまエンジンの始動中だ。明日から待望の3連休にはいる。休みを利用して本の整理に勢いをつけて春が来る前に不要な本を処分する。そして、夏が来る前に書斎に念願の応接セットを置く。これが今年の抱負だ。始業式は10日になる。


1月1日

2017年01月01日 23時49分09秒 | Weblog

「おどろきの中国」(講談社現代新書)、「緊迫シミュレーション 日中もし戦わば」「あの戦争になぜ負けたのか」「二十世紀 日本の戦争」(文春新書)、「ビッグデータの覇者たち」(講談社現代新書)「フェイスブックが危ない」「強欲資本主義 ウォール街の自爆」(文春新書)、「発達障害かもしれない」(光文社新書)、芦部信義著「日本国憲法 第五版」をお買入れ、〆て1080円也。宇野哲人著「論語新釈」(講談社学術文庫)の補修を済ませた。

 

「ナショナリズム」(ちくま新書)、「民主党政権 失敗の検証」「ひとはなぜ集団になると怠けるのか」「精神科医になる」(以上 中公新書)本日のお買い上げ、〆て344円也。
論語を読み進む。金谷治著「論語」(岩波文庫ワイド版)がテキストで、加地伸行著「論語」、宇野哲人著「論語新訳」(以上 講談社学術文庫)、木村英一著「論語」、貝塚茂樹著「孔子」岩波新書、「孔子」(講談社学術文庫)が参考書。論語または孔子について学ぶと、その理解は読む側の姿勢・力量に依ることが明らかになる。
昨日は首筋の痛みで医者にかかった。読書は程々にしたいのだが、それでは気持ちが晴れない。