ここ一週間ばかり鼻炎に悩まされていて、やはり全身の免疫力が低下しているのではないかという漠然とした不安を抱えていた。きのう広島城の青葉のなかで気心が知れた仲間と飲み、食べ、語らっているうちに鼻炎は霧散してしまったようだ。きょうはなんの症状もない。免疫力云々は杞憂だったのだろう。それ以上は詮索しないことを心に決めた。
1時間ばかりかけてエクセルで入力した名簿約100件をみずからの誤った操作で消失させてしまった。家路についてから、2か月ばかり心が散漫になっていたことに気づいてひとり苦笑する。心の整理をするために、折り目だらけの中村元訳「ブッダ 最後の旅」(岩波文庫ワイド版)を読んだ。この本をこれまでになんど読み返したことだろう。