旅路(ON A JOURNEY)

風に吹かれて此処彼処。
好奇心の赴く儘、
気の向く儘。
男はやとよ、
何処へ行く。

ジャック・デリダ

2016年04月30日 22時31分34秒 | Weblog

脱構造主義、ポストモダンの旗手のように言われるデリダ自らはそのことに否定的だ。しかも彼の著作は難解極まりない。数冊の著作を読んでも正体が掴めないというのが本音だ。今日は広島中央図書館でその『デリダ伝』(定価はなんと1万円)に加えて、おそらくは「哲学的カウンセリング」と翻訳すべきなのだろうピーター・B・ラビン著『哲学カウンセリング』(先日ヤフオクで落札できなかった)、心理学的発達の概念を明らかにするためにE・バーマン著『発達心理学の脱構築』、野菜づくりについてもっと学ぶために『有機・無農薬でできる 野菜づくり大辞典』、どうにもうまく行かないアスパラの栽培に期するところあって『レベルアップの アスパラガス栽培』の5冊を借りた。図書館に行く前に食事をした国際ホテル『芸州』近くの古本屋では國分康孝著『カウンセリング・マインド』と河合隼雄著『カウンセリングの実際』、おまけに社会経済史学会編『1930年代の日本経済』をいづれも105円で買った。

 


好みの図書館で本を手に取る

2016年04月28日 20時59分22秒 | Weblog

まさかゴールデンウィークの図書館が混むことはないだろう。明日の午前は市立の中央図書館で本を探してみることにした。先日寄った際には、壁のカラーコーディネートや採光のお陰で、開架室は落ち着いた雰囲気に覆われていた。新緑と春の光の中で寛いで本を手にすることが出来た。しかも古本屋で買う種類の本とは分野が異なる新しい本が沢山並んでいた。久しぶりに好みの図書館に出会った。明日の再会が楽しみでならない。

 

 


野菜作り

2016年04月27日 20時50分05秒 | Weblog

近いうちに図書館に寄って野菜づくりの本を借りる予定にしている。野菜はうまく育っている。ところがうまく行っていると感じ始めると危ない。明日から野菜づくりの本やネット情報に注意深く眼を走らせる。これが晩春の醍醐味だ。

巷にはゴールデンウィークのスイッチが入ったようだ。ひとも街もなにかしらのどかだ。


見渡せば・・・

2016年04月26日 19時36分00秒 | Weblog

明後日の向こう側にゴールデンウィークが横たわっている。かっては、ゴールデンウィークと聞いただけで高ぶって、いざ休みに入ろうものなら初日から無我夢中で遊び呆けていたものだ。今年は目前に堂々と寝そべっている連休に気後れがして、いまひとつ乗れない。豪華な料理を前にさっぱりしたお茶漬けが食べたくなってしまった。5月6日は休暇をとったので後半は6連休になる。今年は、連休が明けるまで畑を耕しながらのんびりと日を送る。


大道芸人「れもん」

2016年04月24日 09時14分10秒 | Weblog

先々週播いた種が芽を出して先週植えた苗は根付いたようだ。整然と区画された市民農園の一角をさらに区分けして野菜を育てている。昨年種蒔きの有効期限が過ぎたホウレンソウとシュンギクを播いてみたら、なんと、うまく発芽した。トウモロコシも間もなく芽を出すことだろう。苗から始めたプチトマト、カボチャ、キュウリも根付いたようだ。ジャガイモとニンニクの成長には勢いがある。6月になるとシュンギクとホウレンソウ、ニンニク・ジャガイモの収穫が始まる。これから梅雨明けまでは畑の酸度と肥料に気を付けながら野菜の成長を見守るばかりだ。発芽が遅いサトイモはともかくアスパラがうまく発芽するかどうかが気がかりだ。新緑に燃える白木山麓をあとにして世羅台地の「せら夢公園」まで車を走らせた。どこもかしこも中国山地は緑で燃えていた。沿線の山ツツジや八重桜も美しい。
三次東のインターから尾道方面に向かい甲奴で高速道路を降りて世羅ワイナリーがある「せら夢公園」までの道のりは好きなドライブコースのうちのひとつだ。「世羅ゆめ祭」の出し物、大道芸人「れもん」の芸は粗削りだが見ごたえがあった。連れと合意の上で1枚を帽子に入れてようやく感動の高ぶりを抑えることが出来た。参加料100円で全員景品ありのくじ引きではマリーゴールドとペチュニアほか4つのポットをいただいた。かって私には籤運というものがなかった。空くじなしにしても私の番号を呼ばれた時にはささやかな感動を覚えた。抽選結果の発表までテントで雨宿りをしながら1時間余り辛抱強く待った。300余りの籤番のうち、最後から2番目の発表だった。


蒲公英

2016年04月23日 06時21分37秒 | Weblog

市民農園の広場にタンポポが咲いている。一体、「タンポポが咲き乱れる」という表現はありうるのだろうか。積み上げた本の山に埋もれた日本国語大辞典の参照が叶わない。先週の日曜に植えた苗の生育ぶりが気にかかる。今日の天気予報は晴れのち曇りの耕作日和だ。

 


憂鬱

2016年04月22日 21時03分27秒 | Weblog

土日明けの鬱陶しい月曜が始まったかと思っていたら今日はもう土日前の花の金曜だ。追うでなく追われるでもなく過ごしてきた。私を掠めるように時間が大きな岩のように転げ落ちていく。そして、就職支援とマイカー通勤の4年が過ぎようとしている。


作付け

2016年04月16日 08時20分56秒 | Weblog

今日の予報は晴れのち雨、明日の最高気温が24度というから絶好の農耕日和だ。朝から農園で畑を耕して、種を播き苗を植える。まだ種や苗を植えていない小区画が5区画残っている。かぼちゃ・プチトマトにトウモロコシで埋めていく予定だ。
キタアカリ・ダンシャク・メイクイーンの品種を選んだジャガイモが芽を吹いた。ニンニクの成長ぶりも逞しいばかりだ。今回初めて手掛けた春スナップエンドウ10株の成長もこれからが本番だ。サトイモも間もなく芽を吹くことだろう。

 


広島市立中央図書館

2016年04月10日 18時19分23秒 | Weblog

10数年ぶりになる。今日は久しぶりに広島市中央図書館の開架室で本を手に取った。図書館だから、本は分野別にきちんと整理されているのが当然といえば当然なのだが、それにしてもわが家の書斎とはえらい違いだ。室に入るや、頭の中がビビビっと仕分けされていくような錯覚を覚えた。私の蔵書は社会科学・哲学思想関連がやけに多く、人文系が妙に少ない。このことが私の読書癖を見事に物語る。昔からそうなのだが広く浅くが苦手で、つい狭く深い読書で踏ん張ってしまう。これが良いのか悪いのか未だ本人にも判らない。好きな農業関連本もかなり開架してある。次の日曜に再訪して閲覧してみようと思う。最近気にかかっている認知心理学の講座本もあった。入り口付近にはかなりの種類の新聞や週刊誌・月刊誌を揃えた閲覧スペースまである。開架されているのは極々一部の本に違いない。図書館の蔵書をもっとうまく利用したいものだ。確か広島市立大学の図書館も市民に開放されている。市立図書館の場合、開架してある本については10冊までを1か月ほど借りることができる。読書の春が始まる。市民農園の農作業に加えて、図書館の利用という私の楽しみが増えた。