旅路(ON A JOURNEY)

風に吹かれて此処彼処。
好奇心の赴く儘、
気の向く儘。
男はやとよ、
何処へ行く。

面接のトレーニング

2016年10月31日 06時51分06秒 | Weblog

ひとにはめいめいの資質というものがある。クライエントと会話をしてみて、組織人の卵として必要かつ十分な資質をもっていることが確信できたので、面接トレーニングは30分ほどで切り上げて、情報提供に30分を充てた。トレーニング場への往復に2時間ほどかかる。情報の提供・トレーニングが1時間足らずだったので、少々効率が悪いにしても、能力があるクライエントとの対峙はこちらも勉強になる。
帰宅して着替えてから、連れと「広島フードフェスタ」に行って、出店しているほぼ全店を覗いてみた。炭火焼のビーフの匂いに胃が騒ぎ、うどんの香りにこころは酔いしれてかなり動揺するのだが、塩分摂取制限を自らに課している身としては、ここは冷静にならなければならない。5尾はいけそうな小ぶりの鮎一匹と、ソースが控えめのお好み焼き1枚で窮地を凌いだ。


食欲の秋

2016年10月29日 04時51分48秒 | Weblog

昨夜のディナーはステーキガストで228gのステーキに食らいつき、山盛りのサラダにパン、カレーライス、コーヒーゼリーとプリンを2皿平らげても腹7分半くらいの実感だった。集中して仕事をやると、こういう日がある。4、5件の懸念材料があるとはいえ大筋で順風満帆、月末になって新たな海に向けて錨をあげた。懸念の克服をエネルギーに変えながら、私の航海は続く。今日は5年目にして初めて休日に帆を張る。この指導だけは逃すことが出来ないのだ。


秋の夜長に読書を楽しむ

2016年10月27日 19時52分56秒 | Weblog

若いころスポーツをやっていた学者は、70才になっても読書欲や好奇心が旺盛で、矍鑠(かくしゃく)として研究実績を上げている、と敬愛する木田元さんが述べている。私は学者ではない。それでも、中学・高校とろくに勉強もしないでスポーツに明け暮れた身とすればかなり安堵する。20歳を超えて突如として降って湧いた読書欲が現在も衰えることがないし、持ち前の好奇心の為せる業なのだろう、歳をとるにしたがって読書傾向は、より洗練された、より深く難解な書物に向かっているように思う。本当に洗練された著作だったのか、難解だが、より深い内容だったのかどうか、これまでに読んだ本を振り返ってみるのによい季節になった。


秋の陣

2016年10月23日 21時46分59秒 | Weblog

10月から第2ラウンドが始まっている。就職活動に励むクライエントと企業の相克をボクシングに例えるのは行き過ぎにしても、就職活動が、ある種の闘いであることは確かだ。幸い10月以降も求人は多い。自らの適性を見極めたうえで、『攻めて攻めて、攻めまくれ!』というのが私の基本指針だ。数社のうち1社に絞り切れない場合には、職業や企業の研究に戻るのではなくてサイコロを振って応募先の優先順位を決めるという手もある。職業の選択に行き詰まったら、悩んでいるより跳んでみなさい。企業の本質にはそれほどの差異はないものだ。あれこれ自分で悩むよりも、まず、リングに立って企業に立ち向かえ!と、支援を続けて8年余が過ぎた。


読書の秋

2016年10月22日 19時51分56秒 | Weblog

仕事で頭を使い、農作業で汗をかくと活字が恋しくなる。半年ぶりに、セブンイレブンで『文芸春秋』を買ったら、もう止まらない。ブックオフで9冊の新書を買っていた。『物語 現代経済学』『里山資本主義』『アベノミックス大論争』『リフレはヤバい』『決断できない日本』は愛嬌で買った。経済や経営系とは距離を置いていたので知識が古臭くなってきたようだ。脳に新しい刺激と息吹を与えるのが目的だ。『日本の近代思想』『カウンセリングのすすめ方』『叱られる力 聞く力2』『健康・老化・寿命』は最近の読書傾向の延長線上にある。以上9冊で〆て970円也。本好きにはたまらない時代になったものだ。


里の秋

2016年10月20日 22時49分36秒 | Weblog

運動不足なので明後日の農作業が待ち遠しくてならない。趣味と実益、それに運動不足の解消と一仕事3役なのも嬉しい。近くの白木山に登れば更に効果が上がることだろう。しかし、この季節には冬眠前の気が荒くなった熊が出没すると聞いているし、この数年というもの、山登りがどれほどの運動量になるのか想像ができないくらい持久力がらみの運動から遠ざかってきたので、1000m級の白木山登りにはからっきし自信がない。山麓で畑を耕す程度で十分じゃないかと思っている。


江戸時代の町人思想家

2016年10月20日 07時22分20秒 | Weblog

早朝4時に目が覚めた。新聞に目を通しても面白い記事はない。一週間ほどまえから『日本の名著 富永仲基 石田梅岩』を読んでいる。ふたりは江戸享保時代の町人学者で、私は特に富永仲基の方に注目している。昨日、一気に加藤周一による解説『江戸思想の可能性と現実』を読み終えた。今朝は、富永仲基(1715~1746)の短編「翁の文」を読んだ。仲基は日本の儒教・仏教・神道の在り方について示唆に富んだ持論を展開している。


寝転がって本を読む

2016年10月19日 04時58分07秒 | Weblog

寝前の数10分を、寝転がったまま古典を読み始めた。睡眠導入剤代わりに、岩波文庫のワイド版「論語」「大学 中庸」「ブッダ最後の旅」などを繰り返し読む。蛍光灯よりも格段に明るいLED光のおかげで目も疲れないし、仰向けの姿勢なので腕はともかく首も疲れない。読書の功徳か、日々、爽やかな朝を迎えることが出来る。


トレーニング

2016年10月16日 21時56分03秒 | Weblog

朝の9時から夕方5時に至るロールプレイングでは5回のクライエント役と5回のカウンセラー役をやった。これだけやれば、さすがに疲れる。明日はハードスケジュールだ。まるでバケツの底が抜けたように、雨が激しく降っている。これから今月に入って買い込んだ教育に関わる新書数冊に目を通す。


白木山麓

2016年10月16日 18時18分22秒 | Weblog

特別な用事がない限り土曜の午前は白木山麓で農作業と決めている。仕事が多忙な7月、8月に放置して雑草だらけになった畑を、延べ5日間かけて草を毟り、シャベルで堀り、鍬を入れ、鋤で区割りしたら、ようやく元の姿に戻った。晩春に植えて荒れ地で生育したサツマイモ、サトイモに加えてダイコン、ニンニク、ジャガイモ、タマネギ、シュンギクのおかげで緑の畑に変貌し始めた。明日の日曜は、仕事のスキルを磨くために終日の勉強会に出席する。


政治的ロマン主義

2016年10月07日 07時15分23秒 | Weblog

カール・シュミットの『政治的ロマン主義』が届いた。2度注文したがいづれも在庫切れで、3度目の注文で手に入れた。「ゆーメール」をしばらく眺めてから本を取り出すと、昔の古本屋に漂っていたなつかしい匂いがする。日に当てて匂いを薄めてから読み始めることにした。ようやく秋の気配が漂い始めた中秋に、読書の楽しみがまたひとつ増えた。


雑感

2016年10月07日 07時12分54秒 | Weblog

先週末に島根県の三瓶山で秋の気配を感じた。大型台風が広島をかすめ、ほっとしたかと思ったら、もう週末が目前に迫っている。台風の風雨で午後から学校は休校になった。生徒がいない学校で溜まった事務を片づけると、気持ちがさらに軽くなった。