旅路(ON A JOURNEY)

風に吹かれて此処彼処。
好奇心の赴く儘、
気の向く儘。
男はやとよ、
何処へ行く。

表題

2016年05月23日 22時26分49秒 | Weblog

図書館に本を返した後で、いかにも日経らしい「食と健康の話はなぜ嘘が多いのか」「雇用改革の真実」(いづれも日経プレミアシリーズ)を買った。なにが日経らしいかというと「・・・の話はなぜ嘘が多いのか」とか「・・・の真実」とかいう、表題の杓子定規な言い回しがそうなのだ。ひょっとしたら著者自らがつけた表題がたまたま日経らしかったのかも知れない。それでもやはりこの表題はいかにも日経らしい。


読書狂

2016年05月21日 21時51分38秒 | Weblog

1週前の土曜日に図書館で借りた朝日新聞教育チームの『いま、先生は』を一気に読んだ。その余韻でもあるまい、今日は『若者との接し方』『教師格差』(いづれも新書 「角川ONE テーマ21」)を新たに買って読み終えた。
ブックオフでは鷲田清一著『哲学の使い方』(岩波新書)を手に取ったのが運の付きで、引き続きだらだらと中公新書『新自由主義の復権』、講談社現代新書『大学論』、光文社新書『字幕屋は銀幕の片隅で日本語が変だと叫ぶ』を買ってしまった。今日は机上に積んだままにしておくことにした。


「論語」の現代語訳

2016年05月20日 23時58分57秒 | Weblog

テキスト岩波文庫のワイド版は、1963年7月第1刷発行の新版「論語」(岩波文庫)の2001年1月改版にあたる。「改版にあたって」では「従来の簡便的確な特色を保持しながら、時代に見あってさらに正確な、そして理解しやすい訳書というのが、新版の目標である。」と注訳者自らが改版の意図を語り、凡例ではやはり注訳者自らが「この書は『論語』の原文・読み下し・現代語訳を合わせ載せたうえ、簡単な注を加えたものである」と解説する。
原文は、武内義雄博士がわが国の清原家の証本を底本とし、それを唐時代の開成石経と対校することによって岩波文庫旧版の原文を定めた。新版でも、もっとも正確な旧版の原文を採用している。読み下し文は、江戸時代中期の後藤芝山の後藤点と江戸時代初期の林羅山の道春点を主としながら、重要な異説を注として保存している。
「論語」にとどまらず、中国の古典には原文と書き下し文とをのせて、それに語釈や通釈を加えた類が極めて多い。いづれも解説とか講釈というべきもので、翻訳ではない。「補いを最小限にし、説明を注にまわして、できるだけ原文のニュアンスを損なわないように腐心して翻訳をした」のが現代語訳であると注訳者である金谷治が語っている。この2週は夜ごと岩波文庫ワイド版で『論語』を読んでいる。今週末から4度目の現代語訳精読に親しむ。


七転八倒

2016年05月11日 21時19分09秒 | Weblog

連休に入った4月の29日の夕飯に場末のとあるうどん屋で熱いうどんに揚げたてのゴボウ天をのせてかきこんだのが運の尽き、火傷に加えて扁桃腺の腫れでゴールデンウィークは朝昼晩と布団に寝っ転がって天井を見ていた。溜まった疲労と風邪のいたずらで得体の知れない眠気に襲われ続けてゴールデンウィークは生ける屍状態、「うどん屋の悲劇」から1週間後にかかりつけ医の先生に処方された薬3日分で喉の痛みは消えて、喉を氷水で潤すこと以外に為す術のない症状に漸く別れを告げることが出来た。


プリンター

2016年05月07日 20時43分19秒 | Weblog

複合印刷機『キャノン ピクサス MP500』の印字が怪しくなってきた。表面のカラー印刷に異常はないものの、印刷を始めると数ページ目まで、裏面に7~8ミリの黒い帯のようなインクが付着する。インクカートリッジの取り付け方が拙かったったからじゃないかとあれこれいじくり回しても一向に埒があかない。思い起こすとこの症状が現れ始めて半年は経つ。
ネットで調べてみたら、マシーンの老朽が原因であることが直明らかになった。8000円ほど出せば窮地はしのげるが、その先でいつお釈迦になるか判断できないから買い替えを進める声が圧倒的に高い。このMP500を買って既に10年が過ぎた。スキャンやコピー機能がついていることに感動してつい買ってしまったにせよ、本分の印刷も含めて実にこまめに働いてくれた。
修理を断念して近くの家電量販店でリーゾナブルな値段のものに買い替えることにした。コンパクトであることのみを旨としたので機種の選択に時間はかからなかった。渋い赤の複合機に決めた。もちろんカラーコピー・スキャン機能はついているし、無線LANとの接続も可能だった。操作に手間がかからないところも良い。プリンターの寿命は普通使用で4~5年なのだそうだ。セットアップを終えて使い始めるまで30分もかからなかった。10年にわたって働き続けたMP500に代わって、渋い赤色をしたプリンターが私の指示通りに動き始めた。

 


気張らない

2016年05月07日 08時17分58秒 | Weblog

せっかくの連休だというのに風邪をひいてしまった。昨日かかりつけ医の先生の医院が開いたので、薬を処方してもらったらすっかり症状は引いた。休み前に気張って仕事をするという困った性癖がある。積もった疲労を抱えて休日に入ると決まって風邪をひいている。気張らないことと疲労を抱えないこと、しばらくはこれが課題になりそうだ。