昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

チュウリップ

2015-05-23 14:40:44 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
先日一か月毎に通ってる市立病院からの帰り、投薬を予約している薬局に
 立ち寄った時の事です。
  その薬局は日赤病院の近くなのです。日赤病院は亡妻が入院して臨終を
 迎えた病院でしたからとても辛いのでしたが、その薬局は亡妻共々に長い付合い
 でしたから、それに辛いと言いながら裏道からは、亡妻の入院していた病室が
 見られる道路なのです。
  それは確かに辛いのですが、その反面在りし日の亡妻が色々と想い出される
 処でもあったのです。
  その日も真直ぐ帰ろうか・・・色々迷った末に懐かしさが込み上げて来てその
 裏道を通ることにしました。
    
  その時眼にしたのが、その道路沿いに有る日赤病院の花壇一杯に咲いてたのが
 チュウリップでした。
  チュウリップ祭りは今年も有ったのでしょうが、その公園は家からとても遠い場所
 でしたから、それに病院の予約日とは離れた日でもあったので、諦めていたのです。
  そんな訳でそのチュウリップは、私の為に亡妻が呼んで呉れたのだととっさに悟り
 ました。 そん訳でとても満ち足りた一日となりました。
   
 








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