昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

釧路仁々志別川の秋鮭

2006-11-02 18:43:24 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
 例年だともう既に溯上する秋鮭の姿が見られる筈なのに、何時もの場所に立って川面を覗いているのだが、何故か今年は未だにその秋鮭の姿は見られない。 
 普通なら「仁々志別川=ニニシベツ川」の人道橋から覗くと、流れに逆らって懸命に泳ぐ姿や、生涯の最大目的でも繁殖を無事に済ませ、白き屍と化した雌鮭の哀れな姿も目にする事が出来たのだが・・・。しかしもうそろそろ初雪の時季に成ろうとしている今に至っても、今年に限って何度覗きに訪れても、ただの一匹さえも見る事は出来なかった。

 不思議に思い、流れに沿って川下を目指した。幸い風も無く珍しく暖かい日中だったので、流れや川縁の草木眺めながらブラブラと歩き続け、たったの30分ほどで河口に着くことが出来た。
 先ず視界の先には「新釧路川」が見え、その中ほどに「仁々志別川」の河口が在った。更に河口に近付いて見ると、なんと其処には魚網が川幅一杯の張られていた。密漁から資源を護るためなのかどうかは、素人にはその目的は分からないが何とも無粋な行為で、ただ見るだけ楽しみさえも奪うのかと、むしろ腹立たしい思いに駆られて戻って来た。

新釧路川に注ぐ第一の支流一級河川「仁々志別川=ににしべつ川」

此処の人道橋から覗く

新釧路川と交差する仁々志別川

更に河口に近付くと魚網が張られていたのには驚かされた


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2 コメント

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じゃこしかさん、こんばんは (polo181)
2006-11-02 21:29:05
何のために金網なんか張りめぐらすのだろう。ちょっとその目的が理解できません。小さな川でも、遡上させるべきですよね。
poloさん今晩は (じゃこしか)
2006-11-04 18:19:52
 何時もいつもコメント感謝しております。
 本流と異なり溯上する数は知れてものなのでしょうが、密漁と云うのが気になるのでしょう。
 時期になると殺傷事件も起こるほどで、先日も根室管内の河川で、監視員が襲われて重症を負ったようです。悪い奴は何処にでも居り後を絶ちません。 本当に嘆かわしい世の中ですね。

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